街に、ルネッサンス UR都市機構

1.地区概要・経緯

地区概要

■所在地
東京都足立区千住緑町一丁目ほか

■交通
京成本線 「千住大橋」駅南西側

■従前土地利用
(株)ニッピ 本社・東京工場
(株)リーガルコーポレーション 本社・本社工場

■敷地面積
拠点地区
約12ha うちUR土地取得街区約2.5ha
(住宅系:約5.7ha、業務系:約2.7ha、商業系:約1.0ha、道路・公園等:約2.6ha)
都市計画道路
足立区画街路第11号線(延長260m×幅員18m、交通広場:約0.25ha)

■地域地区
第一種住居地域(60%/300%)
第二種住居地域(60%/300%)
近隣商業地域(80%/300%)
工業地域(60%/300%)
防火地域、第三種高度地区、日影規制、
千住大橋駅周辺地区地区計画(容積率緩和)

■主な事業内容
住宅市街地総合整備事業(拠点開発型)による公共施設整備
都市計画道路(足立区画街路第11号線)の直接施行

これまでの経緯

H14.9 足立区、(株)ニッピ、(株)リーガルコーポレーション、URによる整備計画検討会を設置
H15.8 足立区と地元自治会によるまちづくり連絡会を設置
H18.3 住宅市街地総合整備事業(拠点開発型)の国土交通大臣承認
H18.4 足立区、(株)ニッピ、(株)リーガルコーポレーション、URでまちづくりに関する基本協定締結
H18.4 UR土地取得街区の土地売買契約締結((株)ニッピ、UR)
H18.4 東京都による都市計画道路の都市計画決定
H18.11 足立区が千住大橋駅周辺地区地区まちづくり計画を策定
H19.4 東京都による用途地域の変更の都市計画決定
H19.4 足立区による「千住大橋駅周辺地区地区計画」の都市計画決定
H19.6~H20.6 UR土地取得街区の土地引渡し((株)ニッピより)
H20.4
拠点地区内道路の基盤整備工事着手
H21.2 都市計画道路の用地取得に伴うUR所有代替地(B街区)の申込開始
H22.3 C街区(住宅系)開発事業者決定、土地引渡し(有楽土地(株))
H22.6 東京都、足立区、(株)ニッピで隅田川スーパー堤防整備事業施工に関する確認書締結
H22.11 J街区((株)ニッピ新社屋)建物竣工
H23.1
地区愛称「ポンテグランデTOKYO」のプレスリリース
H23.1 「ポンテグランデTOKYO」公式HPの開設(ページ下部のリンク参照)
H24.3 C街区(オーベルグランディオ千住大橋)建物竣工・入居開始
H24.3 拠点地区内区画道路一部供用開始
H24.4
街区公園(千住大橋さくら公園)開園
H24.9 H街区(住宅系)開発事業者決定、土地引渡し(大成有楽不動産株式会社)
H24.9 拠点地区内区画道路一部供用開始
H24.11 駅前街区の土地区画整理事業施行認可
H25.6 都市計画道路(足立区画街路第11号線)一部供用開始
H25.6 拠点地区内区画道路一部供用開始
H26.2 都市計画道路(足立区画街路第11号線)供用開始
H26.4 A街区(ポンテポルタ)開業
H26.5 駅前街区の土地区画整理事業換地処分公告

[H25.6都市計画道路(足立区画街路第11号線)一部供用開始時写真]

[H26.2都市計画道路(足立区画街路第11号線)供用開始時写真]

上位計画における位置づけ

当地区においては、東京都の住宅市街地の開発整備の方針における重点地区に位置づけられ、東京の新しい都市づくりビジョン、足立区都市計画マスタープラン等の上位計画において、大規模工場跡地の土地利用転換とあわせて、多様な世帯構成・年齢層が住まえる良質な都市型住宅を供給し、賑わいあふれる住宅市街地を形成することとされています。
また、足立区が地元住民の意見を基に設定した地区の将来像「うるおい・活気・安全なまち」の実現のための良好な市街地環境の形成が求められています。

立地特性

当地区は、京成本線「千住大橋」駅に近接し、北千住駅からも徒歩圏にあります。また、日光街道・墨提通りの2本の幹線道路にも近接し、完成時は当地区と日光街道が足立区画街路11号線により結ばれ、さらに交通利便性に優れた地区となる予定です。
周辺は、東側には大川(現在の隅田川)に最初に架かったことで有名であり、松尾芭蕉『奥の細道』にも登場する千住大橋と、都内で唯一の水産物専門の中央卸売市場である足立市場が立地します。また、南側に隅田川、北側に京成本線が面し、西側は計画的に開発された住宅市街地及び工業団地が広がっています。
こういった立地特性を踏まえ、地区の愛称にイタリア語で“大きな橋”を意味する「ポンテグランデ」を取り入れ、歴史への誇りと未来への想いを込めた名のもとに、新しい都市拠点の整備を進めていきます。詳しくは下段に示す公式HPを参照してください。

400年以上の歴史を誇る千住大橋

千住大橋は国道4号線(日光街道)の隅田川に架かる昭和2年(1927)竣工の鋼製アーチ橋で、現存するブレースドリブタイドアーチとしては日本最古のものです。昭和48年(1973)には交通量の増加のため下流側に上り専用の橋が新たに架橋されて現在の姿となりました。
現在は鋼製の千住大橋も昭和2年に改修されるまでは木造で、初めて架橋されたのは文禄3年(1594)まで遡ります。隅田川に架けられた橋の中では最古で、実に400年以上の歴史を誇ります。架橋を命じたのは江戸城に入城して間もない徳川家康であり、伊達政宗が水に強くて朽ちにくいとして高野槙(コウヤマキ)を杭木材として献納したと伝えられています。当時は現在の位置から約200mほど上流側にありましたが、貞享元年(1684)の架け替えで現在の位置に移されました。
もともと千住大橋が架橋された当初は単に「大橋」と呼ばれていましたが、寛文元年(1661)に下流に大橋(両国橋)が架けられた後から「千住大橋」と呼ばれるようになりました。それでも、現在の千住大橋の名板には「大橋」と記され、威風堂々と自らの歴史を刻み続けています

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