街に、ルネッサンス UR都市機構

全国団地景観サミット2011

UR賃貸住宅「団地景観フォト&スケッチコンテスト」 結果発表

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募集テーマ 「人と人をつなぐ団地 —そこにある風景—」

UR賃貸住宅の団地は、全国に1700団地以上あります。その立地や規模、建設年代は様々ですが、それぞれの団地が、緑豊かな住環境や、団地を舞台にしたいきいきとした生活シーンなど、独自の魅力ある景観を育んでいます。

全国の美しい「団地景観」が、一同に会することを「サミット」になぞらえた「全国団地景観サミット」は、2008年の第1回開催から、今年で4回目を迎えることができました。

2011年は、「人と人をつなぐ団地-そこにある風景-」をテーマに《UR賃貸住宅 団地景観フォト&スケッチコンテスト》を開催いたしました。
今年も全国から、団地で育まれた様々なふれあいや交流、美しい季節の思い出や緑あふれる屋外空間など、団地への想いに溢れた作品とメッセージを多数お寄せいただきました。

約3ヵ月の募集期間を経て、683作品(フォト580作品/スケッチ103作品)のご応募をいただきました。
その中から、5名の有識者審査員(以下、審査員)による審査とUR職員投票によリ、フォト・スケッチそれぞれの作品を対象として、受賞作品を選出しました。
なお、審査過程では作品の応募者名を無記名とし、写真やスケッチの内容に加え、タイトルとメッセージを含めた総合的な評価をさせていただきました。

審査員

  • 千葉 学氏
    (東京大学大学院准教授 建築家)

    千葉 学氏
  • 本城 直季氏
    (写真家)

    本城 直季氏
  • 松田 妙子氏
    (NPO法人せたがや子育てネット代表理事
    NPO法人子育てひろば全国連絡協議会 理事)

    松田 妙子氏
  • さかた しげゆき氏
    (イラストレーター)

    さかた しげゆき氏
  • 池邊 このみ氏 (ランドスケーププランナー)

    池邊 このみ氏

結果発表

フォトコンテスト
フォト大賞 1作品
最優秀賞 1作品
優秀賞 1作品
スケッチコンテスト
スケッチ大賞 1作品
最優秀賞 1作品
優秀賞 3作品
全作品を対象として
審査員賞 5作品
キッズ・ジュニア賞 5作品
特別賞 34作品 (ふれあい賞6作品 ・ 季節賞6作品 ・ 団地景観賞6作品 ・メッセージ賞8作品 ・ 入選8作品 )

大賞

フォト大賞

「手伝いたいの」

撮影場所:西上尾第二(埼玉県)
田中 由香さん

パンパンに膨らんだ落ち葉の袋。この秋の収穫です。こんなところに幼児と出くわしたら、手伝いたい攻撃にあってしまうのです。しかし大きな溝を渡らないと掃除のおじさんの方へ行けません。自分の体ほどある袋を協力して運ぶ姿と、それをじっくり待ってくれるおじさん。ゆるやかな時間です。

<審査員コメント 本城直季氏>
日常のとある一瞬を切り撮った写真ですが、この団地でのコミュニティーの一幕を良く写し出したものだと思いました。子供は意外と親の知らないところで、周辺住民か、関係者とコミュニケーションをしっかり取ってたりしてますね。

スケッチ大賞

「冬の朝」

描いた場所:辻堂(神奈川県)
朝岡 満子さん

「待って」と女の子がゴミ回収車を追って来る。共稼ぎの親の手伝いでしょうか、回収のお兄さんも「アイヨ」と心よく受け取って来れました。その様を見た富士山と、松下政経塾の塔が云っている様に私には思えました。「君達偉いねぇ。その気持ちを忘れずに真っすぐ真白に育って、ドジョウみたいに泥水を飲んでも、ねじれのない日本にね。」

<審査員コメント 千葉学氏>
何とも不思議な魅力に溢れた作品です。独特の色づかい、デフォルメされた建築や車、シンボリックな富士山、その中で妙にリアルに描かれているゴミ収集の光景。これらが生み出す絶妙なバランスが逆に団地での日常の豊かさと、そこに向けられた作者の熱い想いを伝えています。

最優秀賞

フォト最優秀賞

「黎明」

撮影場所:四箇田(福岡県)
長 吉秀さん

私は、佐賀県の唐津市によく行きます。夜、福岡に帰る時、日向峠を越えて帰ります。福岡市の明りが一番最初に見えるのが四箇田団地の明りです。団地の明りが印象的なので朝焼けの中の団地を撮ってみました。

<審査員コメント 池邊このみ氏> 遠景の団地の美しさを宝物のように見せてくれた一品。これだけの遠景の作品はじめてである。応募されたもう一点の夜景の作品を含め、幽玄な世界へとみるものをいざなう。紫雲の中に白く光る住棟が浮き彫りとなり美しい。こんな景色の見える場所をみつけて下さって感謝。

スケッチ最優秀賞

「みどりあふれる我が団地」

描いた場所:小山田桜台(東京都)
正田 芳枝さん

東京足立1丁目からコンクリート自作(デ)の家を売り、こちらへ引越しました。3年と7ヶ月、気管支炎や、ぜんそくが快方。東京の都心(事務所千代田区)は空気がこわくて住めないです。

<審査員コメント 池邊このみ氏>
足立区の自作のコンクリート住宅から,緑あふれる小山田桜台に移ってきて、心身共に健康になった喜びが、あふれている作品である。美しい緑と色とりどりの花々が、作者の心身と癒し、団地の魅力として伝わってくる。作者の力景が十分発揮された風格のある作品である。

優秀賞

フォト優秀賞

「団地の盛春(せいしゅん)」

撮影場所:立川一番町東(東京都)
三原 有次さん
  • 団地広場周辺の木々が、一斉に芽吹き咲きそろった一瞬を切りとりました。

フォト優秀賞

「金木犀」

撮影場所:赤羽台(東京都)
岩田 二郎さん
  • 孫が2才の頃、この大きな金木犀の下で、どちらの方か知らない年上の女の子の兎を抱いていたのを見て兎を抱こうとした。その女の子がどうぞと云って抱かせてくれた時の孫の笑顔は忘れることがない。卯年の孫はもう25才のOL。金木犀は毎年芳しい香り。今年の金木犀は一層金色が鮮やかだ。

フォト優秀賞

「バレンタイン雪景色」

撮影場所:平城右京(奈良県)
大原 孝子さん
  • 奈良市内が珍しく雪景色になった早朝。登校したばかりの高校生の娘からtel。「下見てー」っと。玄関を出ると団地の木々は真っ白。下を見ると道路に娘からのメッセージ。轍がバレンタインにぴったりの形。厳寒の朝、心がほっこり温かくなったひととき。

スケッチ優秀賞

「子ども広場は楽しいな」

描いた場所:西大和(埼玉県)
藤波 喜競さん
  • ママたちが子どもたちを遊ばせている。安全、安心な子ども広場なのだ。みんなノビノビとしている団地内ならではの広場です。 。

スケッチ優秀賞

「老いも若きも」

描いた場所:北坂戸(埼玉県)
福井 俊二さん
  • 駅から1分、郵便局、銀行、市役所出張所、交番、スーパーと日常生活に於いてこんなに機能的な団地はありません。老いも若きも誰でもが安心して暮らせるのが嬉しい。ちょっと(いいえ、かなり)古いけど、お掃除も行き届いており、盆踊りやフリーマーケットなど、みんなが笑顔になる北坂戸団地の光景です。

スケッチ優秀賞

「楽しや、今年も団地の盆踊り」

描いた場所:小平(東京都)
大久保 三男さん
  • 恒例の小平団地夏祭り。今年ではや26回。涼しさもあって例年より人出多く、夕暮となれば圧巻の盆踊り。矢倉太鼓の響きに乗って、老いも若きも身振り、手振り、輪になって踊る。見るも楽し、踊ればなお楽し。大木に育った欅林は漆黒の背景を成し、葉間より住いの灯りを洩らし、祭提灯の明りを浮出し、幻想のひと時を醸す。

審査員賞 キッズ・ジュニア賞

審査員賞

「太鼓の特訓」

撮影場所:総持寺(大阪府)
竹内 正成さん
  • 本番の当日を待つ。8月6日の団地夏祭りと盆踊りを二日前に給水塔下での小中学生の男女ら指導者の見守る前での太鼓打ちの特訓。どの子供達も交代で大太鼓、小太鼓を力いっぱいにバチを振り汗を流し乍らの奮闘。周辺に響く太鼓の音が二日後グランドでの本番盆踊りに一打一打と近づいている。みんなよく頑張っている処を、毎年撮影する私である。

「子どもはいいねぇ」

撮影場所:光ヶ丘パークタウンゆりの木通り北(東京都)
阿部 有希さん
  • やっと降った雪が嬉しくて朝早くに家を出ました。団地の中にある病院の先生やスタッフの方たちが雪かきをしながら、「雪が降ると子どもだけは大喜びだねぇ!」と笑っていました。患者さんたちが転ばないようにと一生懸命作業している傍らで、登園前のひと時を楽しませてもらいました。

「思い出とともに-夜の団地-」

撮影場所:プロムナード荻窪(東京都)
中島 康貴さん
  • この1月に6年近くお世話になったプロムナード荻窪から引っ越します。樹齢がかなりあるヒマラヤスギと1号棟を臨める景色を、広々とした1号棟のプロムナード側から、ちょうどちぎれ雲が綺麗な晩に、お世話になったお礼と記念にと写真を撮りました。隣には原っぱ公園もあり、緑の多いすてきな団地でした。

「思いっ切り遊んで!!」

撮影場所:中山五月台(兵庫県)
山本 愛子さん
  • 宝塚のお山のてっぺんに有るこの団地。一番南に面したこの小運動場は大阪平野が一望出来、夜にはキラキラと美しい夜景が目を奪う。時折、ボール遊びに興じる少年達の声が心地良い。夏には昔懐かし“夏祭り”が賑わいをみせ大活躍。外遊びが贅沢となってしまった昨今、『思いっ切り遊んで!!』とこの壁画が言っていた。

「夏の思い出」

撮影場所:常盤平(千葉県)
前田 晋平さん
  • 歴史を感じるスターハウス、贅沢な屋外の緑の空間。 その中で虫取りを楽しむ兄弟。 UR賃貸住宅ならではの素敵な風景だと思います。 この兄弟にとって、きっと夏の素敵な思い出になったことでしょう。

キッズ・ジュニア賞

「ぼくのおきにいり」

描いた場所:光明池駅前(大阪府)
河村 勇佑さん
  • 通称チョコマン(チョコレートマンション)を、駅を挟んだ体育館の方から眺めると、順々に色づく紅葉の木々と電車とのコラボレーションが素敵です。親子でのんびり眺めると幸せな気分になれるこの光景をたくさんの笑顔と一緒に描きました。

「団地と川と船」

描いた場所:白島北町(広島県)
安間 伊吹さん
  • 僕は夜の建物を描きました。川には船が浮かんでいます。大きな川のむこうに明かりがついている建物があって、夜は電気がついてとてもきれいです。

「花と緑に囲まれた住宅」

描いた場所:白島北町(広島県)
安間 隼斗さん
  • 白島北町の住宅は、広島城からも近く、団地のまわりには緑、裏手には川も流れ自然に囲まれています。都市部にも近く交通の便も良いところです。この美しい景観がいつまでも続いてほしいです。

「夕ばえの空」

撮影場所:東綾瀬(東京都)
桜井 莉良さん
  • この団地で生まれました。梅雨の晴れ間の夕方に空が輝いていたので、窓を開けて撮りました。建替え前の思い出です。

「いつもピカピカ アーバンラフレ」

描いた場所:アーバンラフレ星ヶ丘(愛知県)
佐藤 萌和さん
  • アーバンラフレには、いつもきれいにおそうじしてくれる方達がいます。いつも笑顔で一生懸命働いているので、すごいと思います。暑い日も寒い日も雨の日も風の日も、色々な所をピカピカにして、皆の笑顔を作ってくれる人だと思います。私達を幸せにしてくれるおそうじの人を描きました。

特別賞

ふれあい賞

「夏祭り景観」

撮影場所:奈良北(神奈川県)
石川 忠男さん
  • 団地は、毎年、小田急学園奈良自治会と合同夏祭りを開催する。快晴に恵まれたときの中高層通路からの見晴らしは素晴らしい。西側に丹沢の山波が団地の棟越しに遠望できる。北側には玉川学園を擁する、その昔別荘地であった、屋根の連なりが薄暮の中に佇む。祭りはクライマックスを迎える。

「あそびの陣地」

撮影場所:ヌーヴェル赤羽台(東京都)
中田 誠さん
  • 赤羽台団地の夏まつりの午後、いつもの仲間がいつもの場所に集って、新たな『えもの』の話し合いを続けています。幼い頃、だれもが持っていた私のお気に入りの場所。

「新しい台地/初めての夏祭り」

撮影場所:ヌーヴェル赤羽台(東京都)
髙橋 好和さん
  • 新しい台地での初めての夏祭り。赤羽台団地からヌーヴェル赤羽台となった今も、変わらず元気で活気のある祭りだ。盆おどりや出店などが、このイチョウ通りの上でにぎやかに開催されている。 これからもずっと続いていって欲しい。

「そっとのぞいてみてごらん。」

撮影場所:ハートアイランド新田(東京都)
高山 清茂さん
  • 待ちに待った水辺体験デー。この日は、大人も子供も入り乱れて、一心不乱に水辺の生き物を探します。かつては、ジャングルのようだった河川敷も、とてもきれいな水辺広場になりました。

「シャボン玉飛んだ」

撮影場所:プロムナード矢部(神奈川県)
田中 和夫さん
  • 電池で動くシャボン玉を作るオモチャからどんどん出てくるシャボン玉。出しながら走りまわってシャボン玉だらけ。春風がそれを遠くへと運んでいった。子供達は追いかけたけど追いつかなかった。

「夕暮れの団地商店街」

描いた場所:新座(埼玉県)
古田 寿将さん
  • 結婚前に妻が住んでおり度々訪れました。結婚後、現在他のUR賃貸住宅に引越しましたが、今でもたまにこの団地前を通ることがあり、団地商店街の雰囲気が懐かしくなります。そこには夕飯の買出しなどで行き交う団地の人々のコミュニティがありました。

季節賞

「雪の夜」

撮影場所:にしき平和台(東京都)
井上 英司さん
  • 東京にも冬はやってくる。そして、その白い彼女は突然やってくる。翌日にはニュースになるくらいいたずらな妖精だけど、今夜は静かで美しい光景を微笑ましく見守ってあげたいものだ。

「散歩道」

撮影場所:グリーンタウン美住一番街(東京都)
武元 清親さん
  • 大きなもみじの並木と枯葉が積った歩道。都会の団地でありながら、どこかのどかな田舎の風景を連想します。

「黄金色に輝く銀杏並木」

撮影場所:小平(東京都)
村瀬 広導さん
  • 12月上旬の日曜日、高度低く差し込む太陽の光が建物越しに団地街路の銀杏並木に降り注ぐ。木々は黄金色に輝き、寒さに震える人々の心に温かさと安らぎを与えてくれる。

「春爛漫」

撮影場所:高見フローラルタウン六番街(大阪府)
福田 善行さん
  • UR22号棟の庭に桜が丸くさいていて、雨がふっている時に赤い傘をさして通る人と美しき風景にあった。

「夏雲」

撮影場所:富雄(奈良県)
大平 孝行さん
  • 富雄団地北町のバス停にいるとき、雲の形がおもしろいので、こんな写真も楽しいかと。

「一枚の絵」

描いた場所:新金岡第一(大阪府)
榎 知子さん
  • いろんな色に囲まれた秋の美しさには、毎年感動します。そんな中、ピロティを通して見る紅葉は、額に入った一枚の絵のようで、また格別です。

団地景観賞

「スターハウス三重層」

撮影場所:千里竹見台(大阪府)
西尾 博美さん
  • 重厚な建物が居並ぶ千里ニュータウン内において一際目立つ。南千里駅前に聳える高層の「スターハウス群」。今となれば伝統的建築物としての風貌が十分感じられる。是非残したい建物である。

「水の都」

撮影場所:リバーシティ21イーストタワーズ、イーストタワーズⅡ(東京都)
呉 行弼さん
  • 公園の池に映りこんだ夏の青空が、目を凝らすとモザイク様の空に変化して、一緒に映りこんだ高層団地の背景となってまるで一枚の油絵の様に見えてきました。東京は江戸、発達した水上交通が人々の暮らしと文化を支えてきました。今は佃島、まさに水の都です。

「知らなかった桜の花道」

撮影場所:大谷田一丁目(東京都))
長谷川 恵一さん
  • 葛西用水沿いの道を桜の花を眺めながら、撮影ポイントを探して偶然登った足立区大谷田銀河の塔。そこから北を臨んでファインダーを覗くと、知らなかった桜の花道が見つかりました。その桜の花道の下を通る道から日立の工場を見、大谷田団地へと変貌する様を見てきたのですが、何時の間にか素敵な道も出来ていました。

「朝の彩り」

撮影場所:鈴が峰第五、第六(広島県)
村上 俊浩さん
  • 世界遺産(厳島神社)のある宮島をバックに、朝日に映える鈴が峰団地の美しい光景にうっとり。やわらかく暖かな彩りで、冬の寒さもつい忘れてしまいます。いろいろな角度から団地の景観美を日々楽しませてもらっています。

「ミナトヨコハマの夕暮れ」

撮影場所:海岸通、シャレール海岸通(神奈川県)
荒木 広子さん
  • 手を伸ばせばとどきそうな美しいミナトヨコハマの夜景。そんな風景の中に建つ海岸通団地からバトンタッチされるシャレール海岸通。 団地に灯りがともると、暖かい家族団らんが聞えてきて、ミナトヨコハマの夕暮れの風景をこれから更に彩ります。

「5年後も現在(いま)のまま」

描いた場所:湖北台(千葉県)
広沢 武さん
  • 悪天候の日を除き、ほぼ毎朝、アンチエイジングを目指し元気に公園を3周回(約5km)しているのは、ウォーキングクラブの面々。半数は団地の住民であり、料理・旅行・グルメなどのおしゃべりをしながら、今朝も楽しく歩いています。

メッセージ賞

「大空へ」

撮影場所:幸手(埼玉県)
日野 房男さん
  • ブランコで遊ぶ子供の未来への希望につながるような大空への願いを感じました。

「幸せな二人」

撮影場所:府中グリーンハイツ(東京都)
原田 恵一さん
  • 府中グリーンハイツは京王線府中駅、JR武蔵野線北府中駅から共に徒歩十数分の大変アクセスの良い所にあり、大国魂神社や国分寺跡など緑多く歴史と文化に包まれた静かな環境の団地です。この度、この団地で生まれ育った一人のお嬢さんが遠方に嫁いで行きます。紅葉の奇麗な中庭で彼と二人、幸せのポーズを見せてくれました。

「歴史を感じるもの」

撮影場所:浜甲子園(兵庫県)
宮迫 裕介さん
  • 同じ団地でも道路を挟んだ地区は建替え中。この風景も見れなくなる日が近づいている・・・

「ママ見て~!!」

撮影場所:立川一番町東(東京都)
小池 さとみさん
  • 補助なし自転車が乗れるようになり、自転車が楽しくて楽しくてうれしくて!! 子供の自転車に付き合い、ママはカメラの練習。どっちもあきずによくくりかえした夏の日の一日。団地内は車が入ってこないので、安心して遊べるいい場所です。

「優しさ行き交う散歩道」

撮影場所:五輪(北海道)
山内 佳子さん
  • この通りは五輪団地の脇にある「ナナカマド通り」と呼ばれる通りです。 いつ来ても、様々な人たちが暖かい物語を運びながら通っていく様に感じます。 私はこの通りが大好きです。

「団地のやさしさ」

撮影場所:武蔵野緑町パークタウン(東京都)
青木 智子さん
  • 盛夏に引越してきて間もなくこの場所を見つけました。 なんてやさしい団地なんでしょう! 夏草のそよぎの中にこのブランコで遊んだ子どもたちの笑顔と歓声が甦ってきました。 現在は社会のあらゆる分野で日本を支える存在でしょう。やさしさがほのぼのとつたわってくる小さいけれどいい風景です。

「一流ジョッキーになりたくて」

撮影場所:飯島(神奈川県)
前田 美幸さん
  • 一流ジョッキーになりたくて、飯島団地のとある公園にやってきた。華麗に馬にまたがろうとしたが、馬の頭突きにあい撃沈。思わず頭をかかえてしまう一歳半の我が娘。

「新長田風景」

描いた場所:新長田駅前(兵庫県)
浜岡 健一郎さん
  • 阪神淡路大震災後に復興のシンボルとして建設された鉄人28号。JR新長田駅、大丸百貨店、長田商店街に囲まれたUR新長田団地を鉄人広場から個性ある新長田風景としてスケッチをしました。

入選

「稔りの秋」

撮影場所:えびな(神奈川県)
平野 昌子さん
  • 団地「えびな」は、厚木駅前にありながら、前には、美しい田んぼが広がっています。この写真は、その田んぼで行われた「かかし祭り」での一コマです。かかし祭りでは、地域の人たちが工夫に工夫を重ねたかかしがずらりと並び、今では秋の風物詩となっています。立地条件の良さに加え四季の変化も味わえる魅力的な団地です。

「花と遊ぶ」

撮影場所:男山(京都府)
山崎 雅克さん
  • 団地下の芝生で良く遊ぶ姉妹が、クローバのレンゲの花を抜いて来て珍しそうに姉に渡そうとして、仲良く遊んでいる所です。この芝生広場は危なくないので安心して遊ばせる場所だそうです。

「幸せなひととき」

撮影場所:浦安ニューシティ美浜西エステート(千葉県)
多和 裕二さん
  • 秋晴れの休日。愛ちゃんは、大好きなお爺ちゃんとおばあちゃんとお散歩です。お手手つないで嬉しさ120%の女の子が印象的でした。この光景を拝見しまして、ママ・パパの愛情にも包まれて健やかに育っている様子もうかがえ、元気で明るい子に成長することを祈らせて頂いた次第です。

「歴史ある風景」

撮影場所:富田(大阪府)
湯浅 真樹子さん
  • 建った当初は建物より小さかった樹木も、40年経った今では5階建ての建物を越す大きさにまで成長しました。そこに住んでいる人々と一緒に樹木も育ってきたのです。見上げた樹木はその風格から歴史を感じさせます

「窓辺からの夕暮れ」

撮影場所:ライフタウン国領(東京都)
岸 克さん
  • よく晴れた日の夕方には、リビングから団地越しにきれいな夕焼けと富士山のシルエットを望むことが出来ます。近傍に眺望を遮る建築物がなく、郊外の高層棟ならではの風景です。

「藤娘」

撮影場所:中山五月台(兵庫県)
山本 愛子さん
  • 今年も見事に藤の花が咲いた。 その美しさに誘われて藤棚のベンチに腰を下ろしてみる。 只今、子育て奮闘中の遠隔に住う我が娘。 藤の花にその娘(こ)への想いを重ね合せる…何処からともなく優しい風が吹いて来て、藤の甘い香がこの身を包み込んだ。

「夢のある給水塔」

撮影場所:岩倉(愛知県)
丹羽 明仁さん
  • 夢のある絵が描かれている団地の給水塔。以前は、無味乾燥なただのコンクリートの塔でしたが、一般公募による絵が描かれてからは、地域のシンボル的な存在となっています。

「“ラッキー!”」

描いた場所:梨香台(千葉県)
梨香台(千葉県)
  • 我家のベランダ正面の棟、最上階階段の踊り場に人がいる、時に数人。皆が見る方をのぞきこむがわからない。同じ棟の人が、“見た?今朝の富士山。年明けてからずっとすごいねぇ!”エーッ!スカイツリーと富士山、澄み渡る景観。その姿に会えた時は“ラッキー!”と心が叫ぶ。梨香台団地の素晴しい特権。
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