街に、ルネッサンス UR都市機構

街みちネット 第14回見学・交流会「地域資源掘りおこしワークショップ」

これまでの活動の紹介

活動議事録

地域資源掘りおこしワークショップ

ワークショップの様子
各班の「地域資源を掘りおこし活かすための3カ条」
1班の3カ条
  1. 共(協)に働く
  2. 緩く優しく
  3. 楽しく特徴を活かす
1班の3カ条
2班の3カ条
  1. 社会課題はたくさんあるけど、まずやる人が楽しく活動すること
  2. 新しくいろんな人が出合い、関われる機会、場をつくる
     ⇒人や場がつながる
  3. 自分が楽しいと思うことがそのまま地域の仕事になる
     ⇒生きるように働く
2班の3カ条
3班の3カ条
  1. 安全・安心に“自由”を見守る環境をつくるべし
  2. 知らない人同士をいかにつなぎ、みんなで見守る仕組み、拠点をつくるべし
  3. 多様な世代、多様な趣味を持った人たちが自然とつながれる様になるべし
3班の3カ条
4班の3カ条
  1. ヒトとモノをマッチング・マネジメントする何でも相談所をつくる
  2. 地域の課題を見える化する
  3. 行政にたよらず、自分たちでできることを行う
4班の3カ条
5班の3カ条
  1. “楽しい”を共有する
  2. “つなぐ人”と“つなぐ仕組み”
  3. 発信する力 しつづける力

ワークショップの講評

浅海課長
  • 五つの班の発表をうかがいました。どうもありがとうございます。繰り返し出てきた言葉もあったと思います。「楽しい」というのが三つの班の発表の中で聞かれました。それから「つなぐ」という言葉、「マッチング」という言葉を使ったり、つながる場だったり、仕組みだったり、相談所というような言葉がありましたけれども、四つの班からありましたね。それから「発信する」というのは課題の見える化とも共通するのかなというところがありました。そのほか、共に、ゆるく、自由に、多様性を認め合うとか、生きるように働く、そういうような社会ができないか。自分から動くことが大切、根本は人が中心になったまちづくりというのが重要ではないかということだったと思います。  それでは、皆さんに一言ずつコメントをいただきたいと思っています。きょうの感想も含めて。
参加者(ゼネコン)
  • きょうは1日、午後ですけれども、なかなか仕事に日々追われている毎日の中、純粋にまちづくりに対して皆さんがどう考えていらっしゃって、どういうふうに取り組もうと思っていらっしゃるのか、あるいはきょうの事例見学会でも直接勉強することができて、とてもうれしく思いました。その中で、やはり人は何かを続けるには楽しいと感じることが必要ということを多くの方が思っていらっしゃるというのを感じたし、それから発信するということが必要で、困っている人が勇気を振り絞って声を出して、それをまとめてくれる場所があるというところが必要なんだと感じました。ありがとうございました。
参加者(コンサルタント)
  • きょうは1日、午後ですけれども、なかなか仕事に日々追われている毎日の中、純粋にまちづくりに対して皆さんがどう考えていらっしゃって、どう普段は仕事でファシリテーターをやっていますけれども、今日は逆に気楽に話を聞くほうでした。見学は、地域の人を取り込んだ、福祉とは言わない、そういう取り組みを見せていただいて、とてもいい見学をさせていただきました。ありがとうございました。以上です。
参加者(行政)
  • きょうは1日、午後ですけれども、なかなか仕事に日々追われている毎日の中、純粋にまちづくりに対して皆さんがどう考えていらっしゃって、どう行政の立場ということで、いろいろ勉強させていただきました。どちらかというと、行政の仕事というと、制度をつくって、補助金を持ってきて終わりというようなものが、残念ながら、大半を占めているんですけれども、そうではなくて、いま不燃化特区としてやっているんですけれども、それももちろん大事なんですが、やはりまちは人づくりでもあり、それを継続していかなければいけないなということを改めて思いました。本当にこれから、不燃領域率とか、細街路は本当に悪いのかなとか、そういったようなこともまちの人と話し合えていければなというふうに思いました。以上です。
アンディート 安藤氏
  • 私の場合は思いついたことから取り組み、モデル事業でPRしてもらったというので、発信するということの大事さもわかったなというところがあります。ふだん、住宅としてリノベーションをすることがあるんですが、何人かで終わってしまうんですね。でも、今回のすごいのは、皆さんと会えたということです。団地のお祭りがあって、去年、僕は団地のお祭りも知らなかったんですけど今年行ったら、ここで高齢者のワークショップをやったことがあったので、みんな知っていてうちの子どものところにワーッと来てくれるんです。そういうことが実は何より価値だということを身をもって体験しました。そういう取り組みが 900人に1人なら、こういういうことはどこでも起こるんじゃないかなと思います。あとは、浅海さんが明日からやらなければいけないことがよくわかったかなと。どうしたらよくなるということがよくわかったかと思います。
NPOら・ら・ら 石川氏
  • いつもどちらかというと、外向きに何かを発信するとか、外とつながることがむずかしい団体だったんですけれども、きょうはいろんな方に見ていただくことができたので、またちょっと違うつながりができたんだなという気がしています。これを活かせるようにするのは私たちのこれからなのかなということもひしひしと感じているので、見ていただけなかった方もそうなんですけれども、これから何かを持ってきていただけるような場になっていけたらなと思っています。ありがとうございました。
きぬたまあそび村 上原氏
  • 私たちの場合は、河川敷という公共の場を市民がいろんな意味で行政から任せていただくような形をとることができたことが、大きな発展の一歩だったと思います。行政の方もたくさんいらっしゃるので、ぜひその辺は言いたいなと思っております。四角四面なことで言うと、なかなか一歩進めないことを本当に理解してくださって、本当の意味での協働という形と場づくりというのを実現できたということが一番大きかったと思います。それがあったからこそ、やはりあそこの場をきちんと市民として継続して維持していかなければいけないということから、すぐ近くに拠点になる家を持って、そこで地域の人たちできちんと回していくというような組織としてもつなげて大きくしていきたいと思います。それから地域の中で働き場所を設けることで、地域の中に人の循環というものが続くということを念頭に置いてまちづくりをしていきます。とにかくみんな楽しみながらやっているということが一番大きいので、やはりそういう機会を与えてくださった国と世田谷区の行政の方、トラストまちづくりの方にお礼を言いたいと思います。これからもよろしくお願いいたします。
玉川まちづくりハウス 林氏
  • ご苦労さまでした。上原さんのところの河川敷の活動とか、現場に行かないとわからないすばらしさとか、大変さ、それがありました。ら・ら・らの話も、あの取組みは福祉というか、教育というか、人間というか、そういうものがすごいというのを、サポートしている人たちを含めてわかるようなケースでした。あの劇団と若者たちの微妙なつながり方というか、支え合いがあって、お互いにそこから自分たちのものを生み出しているというか、学んでいるというか、そういうまちづくりの中のとても大切なものを見ることができました。安藤さんの話を聞いていると、安藤さん自身がいろんな意味で周りを啓発すると同時に自分を啓発している、そういうふうになっていますよね。
  • だから、まちづくりというのは技術的なこともあるのかもしれないけれども、結局、人間そのもののことだし、暮らしそのもののことだし、あまり縦割りで切り分けられている世界より、もっと深い広がりの中でみんな一生懸命考えたり、悩んだりしているんじゃないかなというのが僕はすごく感じているんですね。結局、その辺の深いことを日常的にみんな気づいて、どうしようかなと悩んだり、解決したりするような、そういう現場にわれわれはいるんだなと思うんです。そういうすばらしい世界で何か発見したり、自分の何かにしたり、人に喜んでもらったり、それが楽しいことというのにつながっている。そういうなかなか大変なことをみんなでやっているんだなというのを思いました。どうもご苦労さまでした。
浅海課長
  • ぜひこの3カ条は皆さんで共有化していただけるといいと思います。 では、これにてゲームセットにしたいと思います。きょうはどうもありがとうございました。

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