街に、ルネッサンス UR都市機構

街みちネット 第12回見学・交流会 質疑応答・意見交換

これまでの活動の紹介

活動議事録

質疑応答

質問1
  • 道路の6~8mへの(拡幅)整備をされる際に、元々は(幅員が)4m弱だったりすると思いますが、2項後退分については、買収はどのようにされているのか、教えてください。
墨田区
  • 計画している道路につきましては、(2項)後退分全て買収、公道にする部分は全て買収しております。
質問2
  • 地区を歩いてみて老朽・空家化しているような木造住宅も見られたんですが、RC造で3~5階建てでまとめて作るようなものは難しいけれども、個別に対応すれば対策ができるように思うのですが、墨田区さんでは6,7月に空家条例を制定されるかと、で空家問題がある中で大きな建物にできない個別の空家住宅を事業化するような試みというのは考えられているのでしょうか。
墨田区
  • 先ほどご説明しました「まちづくりコンシェルジュ」が、空家や未接道敷地や未接道の老朽住宅を歩いて探しまして、共同化できるところであれば共同化、できないところであれば戸建ができるように接道を考えてあげたりを考えているところです。
質問3
  • たまたま一軒だけ長屋で木で補強してあるようなのを見たんですが、ああいうようなところは取組みをしようとしているのでしょうか。
墨田区
  • 二通りございまして、空家は空家で、家主を探してどのように対応していくかを条例化してやろうとしておりますが、それとは別に、家主がいらっしゃるところであったり老朽住宅が密接しているところとかについては、建替えをできるだけできるように、不燃化の助成金等を使いまして、アピールしてやっていきたいと思います。
質問4
  • 不燃建築物の建替え助成ですが、木造住宅を除いているところですが、木造でも準耐火建築物はありますが、木造を除いた積極的な理由というのは有りますでしょうか。
墨田区
  • 墨田区は昭和54年から不燃化助成を実施しておりまして、全区的に木造を除く建物に対して助成金を出しているという元々の考え方もございまして、あと密集地域の不燃化特区で、新たな防火地域で、準耐火以上のさらにもう一歩(踏み込んだ不燃化対策を)やっていただく方について助成金を出していこう、という考え方で進めております。
質問5
  • 街中にきめ細かくコミュニティ住宅があるのが印象的で、我々もこうできたらいいなぁと思うのですが、建設後のコミュニティ住宅の管理方法とか、所管、位置づけについてお伺いしたいのと、ご説明のなかで建替えのときの仮移転にもコミュニティ住宅に入っていただいているというお話があったんですが、仮移転用に割り当ててある住戸数がどのくらいあるのか教えていただきたいと思います。
墨田区
  • まずコミ住の管理方法なんですけれども、管理主体は都市整備課の方でして、まちづくり公社さんという区の3セクがあるんですがソフトの維持管理と、JKKさんにハードの維持管理をお願いしているところでございます。あと、建替え用の仮住居ですが12戸確保しておりまして、文花というところにある住宅を提供しております。
質問6
  • 歩いてみて、住んでいる方が高齢者の方が多いのかなとお見受けしましたが、ハード面での整備と併せて、空家対策なんかもあると思いますが、若い世代に流入してもらおうということは同時に考えてたりするのでしょうか。
墨田区
  • 京島2・3丁目のエリアは確かに高齢化率が高いですが、特区の左:1丁目の方、開発の進んでいる方は今若い世代が結構入っておりまして、その影響で2・3丁目の方にも若い世代が入りつつあります。
質問7
  • 積極的に若い人や外国人向けの住宅を、2・3丁目の古い家を改装して、若者向けのシェアハウスなんかをだれかが企画してつくったりすると、若い世代が効果的に入ってくるのですが、そういうしかけはしていないのですか。
墨田区
  • 今はまだ耐火促進の方が先でそちらのほうを推進していますが、将来的には人の中の活性化というのも必要になってきますので、もちろんそうしたことも考えていかなければと思います。
質問8
  • 防災街区整備事業の、保留床の売れ行きや、入居される方の階層(若い方が多いなど)がもし分かりましたらお願いします。
UR都市機構
  • 保留床は27戸ありますが、現在数戸残っているようです。小さなタイプや割と大きなタイプもあり、一概に要因は分かりせんが、価格等も問題もあるのかと思われます。階層は割と若い年代の30~40代の方がメインとなっているようです。
質問9
  • 近隣から入られていますか。
UR都市機構
  • 申し訳ありませんが、そこまでは分かりません。
質問10
  • 防災街区(整備事業)のなかに避難路、避難路協定というお話があったと思いますが、その協定の中身というか内容を教えていただけませんでしょうか。
墨田区
  • 防災街区のエリアの隣の敷地の方と協定を結んだんですが、安全条例上(幅員)90cmを確保するとか扉を設けるとか看板をつけるとか、そのような整備をさせていただいております。協定の中身につきましては告示しております。
質問11
  • 基本的に、防街の方というよりも、周りの方がそこを使うというイメージですか。
墨田区
  • 周りの方が逃げられるようにというイメージです。
まとめ
NPO玉川まちづくりハウス:林氏
  • 日頃は別に会長とか関係なく議論しながら、こんなことはできないかなぁという話をURの担当の方にお願いをしたりしてこういう場所で色々話を伺えたりするということなので、あまりまとめてということではないんですが、今回はもともと住民の方のいろんな話を聞きたいなぁ、という話もあって議論をしていたんですが、まぁ色々と努力をされたんだけれども中々難しかったというふうに伺っていて、どういうタイミングでどういう風にしたら、地域の住民の方々、住民といっても地主さんから借家人まで様々だし、お年寄りから若い人まで様々だから、そう簡単ではない訳だけども、そういう(住民の話が聞ける)ことができるといいなぁ、というのは率直なところです。でもこんなに大人数が一度にドッと押しかけるとそれはまた迷惑になるかもしれないし、と。ちょっとまた違うスタイルを考えた方がいいかなぁと。
  • まぁ今日ザッと見せていただいたので、個人的には今度はブラブラ一人でやってくるかなぁ、とかいう位の感じで、その下見をしているような気持ちでもあったのですけれども、まぁ一人でといっても全然知らないところを一人でといってもだめなので、今日はたまたま一緒に歩いてたURの方を捉まえて、色々話を聞きながら、幸い以前関わっておられて、今は宮城県の方の震災の仕事に行っておられてたまたま今日こちらに来られて。昔の話をよく知っておられたんですね。まぁなんかその辺の(昔の話も聞ける)組み立てをやって、そういう機会ができると本当はいいのかな、というふうに思いました。
  • それと、日頃の不勉強で、事業の話も、例えば防街についても精通している訳でもなかったものですから、今日お集まりの皆さんは役所で担当しようとされている方が大部分でしょうから参考になるところも沢山あったかと思いますが。そういうつもりだと一生懸命勉強して来ないといかんなぁ、という感想です。
  • むしろ皆様から(街みちネットの見学会等について)色々なご意見・感想を沢山いただいて、どこに、どういう風な問題や、どういう取り組み方があるか、という発見があるといいな、と思います。
  • どうもありがとうございました。

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