街に、ルネッサンス UR都市機構

事業概要

アジアの玄関口「博多」の新たなランドマークとなる都市開発プロジェクト

 「アーベイン博多駅前ファースト」はUR都市機構の団地再生事業(建替)により建設された賃貸住宅です。建替事業の対象となった博多駅前四丁目第二市街地住宅は1970(昭和45)年、博多駅前二丁目市街地住宅は1971(昭和46)年に管理を開始しました。それから約50年の月日が経過し、建物の老朽化が進み居住水準が変化していく中で、それぞれの敷地が必ずしも立地に見合った有効利用がなされていないことなどから、時代のニーズに対応した地区への更新が必要となり、地権者の皆様と共に事業手法を検討しました。

 当事業においては、博多駅前四丁目第二市街地住宅に隣接する福岡市所有地をUR都市機構が借地し、博多駅周辺の交通結節機能を強化するためのバスターミナル施設を整備するとともに、UR賃貸住宅を新規に整備し、前述の2つの市街地住宅をそれぞれの地権者に返還することで、博多駅前周辺のUR賃貸住宅のストック再生・再編を進めました。

 賃貸住宅についてはUR都市機構が1989(平成元)年より展開してきた「アーベイン」ブランドのフラッグシップとして、博多という場所にふさわしい洗練された都市の居住環境を整備すべく計画を策定しました。またバスターミナル施設については、バスの待機場所が不足し、高速バス等の乗降に路上を使用せざるを得ないといった交通政策上の課題を福岡市が抱えていたため、その解決に寄与する施設として整備しています。今後、隣接する民間ビルの建替えに合わせて、官民連携により歩行者デッキが整備され、民間ビルを経由してJR博多駅までアクセス可能な歩行者経路が完成する予定です。これにより博多駅前の回遊性がより一層向上することが期待されます。

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鳥瞰イメージ図
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配置計画イメージ図
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断面構成イメージ図

物件概要

名称
アーベイン博多駅前ファースト
所在地
福岡市博多区博多駅前四丁目14番23-△△△△号 ※△△△は住戸番号
交通
地下鉄博多駅徒歩約3分
総戸数
216戸
構造・規模
鉄筋コンクリート造14階建
住宅専有部分面積
31.68平方メートル~137.52平方メートル
駐車場・バイク置場・自転車置場
有(お問い合わせください)
エレベーター
住宅用各階停止13人乗り 南棟2基設置
管理開始日
2018(平成30)年8月16日
貸主
独立行政法人都市再生機構
設計
株式会社日本設計、株式会社URリンケージ
施工
前田建設工業株式会社

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