街に、ルネッサンス UR都市機構

結果発表2019

たくさんのご応募ありがとうございました。
応募作品数451作品(フォト422作品/スケッチ29作品)の応募作品の中から厳正な審査の上、
復興の歩み大賞1作品 復興の歩み賞6作品 キッズ・ジュニア賞2作品 入賞14作品が決定いたしました。
後日、応募者の皆様に作品集の送付を予定しております。

審査員

  • 池邊 このみ 氏
    (ランドスケーププランナー)

  • 大西 みつぐ 氏
    (写真家)

  • なかだ えり 氏
    (イラストレーター)

  • 西田 司 氏
    (建築家)

復興の歩み大賞

「応援旗にメッセージ」

描いた場所:岩手県釜石市
小野寺 浩 さん

ラグビーワールドカップ応援イベントのトークショーに訪れたお笑いコンビの「サンドウィッチマン」さんが応援旗にメッセージを書いた後に来場者の方も書いていました。その中で女の子を真ん中にお兄ちゃんとお父さんが何かを言いながら書いていたのが、ほのぼのとした幸せを見た一場面でした。

<審査員コメント なかだ えり氏>
審査員の満場一致で決まった“圧巻”の作品です!「ほのぼのとした一場面」とのことですが、見る側は迫力を感じます。アイデア豊かな構図に丁寧な筆致、文字の書き込みには多くの人の気持ちまで集約しているようです。直接ラグビーを描かずして、会場や日本全体の盛り上がり、そして東北復興を応援する思い入れが伝わってきます。

復興の歩み賞

大西 みつぐ選

「大漁 パパの約束」

撮影場所:福島県いわき市
門林 泰志郎 さん
  • 今年も復興のパワーを届ける為、小名浜港サンマ船が出漁。全国に届け~。
  • <審査員コメント 大西 みつぐ氏>
    「行ってきます!」、「早く帰ってきてね!」明るい会話が聞こえてくるような出漁風景。当たり前の日常は美しく、またかけがえのないものであることを語っています。左右等分の構成も自然で、手前から奥へと視線が穏やかにつながります。カメラはこうして私たちの日常の彩りも豊かに記録してくれるものだと改めて感じます。

池邊 このみ選

「真っ直ぐ祈りに向かって」

撮影場所:岩手県陸前高田市
萩野谷 陽子 さん
  • 嵩上げの大工事も終盤となり、現地には商業施設や住宅も建ち並び、徐々に街が戻ってきている。そんな中、祈りの施設もOPENして多くの方が訪れていた。将来また来るかもしれない津波に備えて築いた防潮堤までの一直線の道。水盤を超えて樹木が並んでおり、しばらく歩いてから階段を上りきれば海が見える。象徴的なシーンで何を思うか?今は穏やかな水面に、どうか悲劇を繰り返さないでと祈るばかりだった。
  • <審査員コメント 池邊 このみ氏>
    陸前高田市に今年完成した震災復興祈念公園の作家の意図の一つを巧く構図に取り入れた秀逸な作品。水面に映る林立の陰も効果的である。防潮堤の向こうには、アイヌ語で『美しい浜』をあらわす『ピッロタ』から来たと言われる美しい広田湾が広がっている。祈念公園ではあるものの、地域の方々に愛される地域資産となること祈りたい。

なかだ えり選

「がんばれ-!!」

描いた場所:宮城県名取市
宮野 文太 さん
  • おとうさんのともだちが、なくなったぼうふうりんをもとどうりにするために、まつのあかちゃんをうえて、すいろをつくっているところです。しょうらい、このまつのあかちゃんがおおきなまつのきになって、みんなのいのちをまもるようにねがっています。ながさきからもおうえんしています。がんばれ-!
  • <審査員コメント なかだ えり氏>
    多くの応募作品から各地、それぞれの復興を教えてもらいましたが、名取の植樹のこともこの絵を通して知りました。近隣の松ぼっくりから苗を育て植えたものだそうです。作者は7歳のお子さんですが、苗を「あかちゃん」と言っているのがかわいらしい! 防風林となるまで長く応援し、良い年月を積み重ねていけることを願っています。

西田 司選

「閉じゆく仮設商店街も復興の形」

描いた場所:宮城県石巻市
北野 慶 さん
  • 石巻を訪れた時、閉鎖が決まっている復興商店街のお店のおばさんと立ち話をしました。辺りは商店街というよりキャンプとお祭りのような場所で、皆が持ち寄ったもので作られた空間が印象的でした。震災直後には人で溢れかえっていた客席を眺めながら、役目を終えた復興商店街についてちょっと寂しそうに語ってくれました。
  • <審査員コメント 西田 司氏>
    閉鎖が決まっている復興商店街の風景。寂しそうだけど、どこか居心地も良さそうな構図で描かれており、復興の時期に多くの人が来ていた場所が、次のステージを迎えたことを表現している。時間軸をテーマにした絵としての完成度も高く、見た人が復興の時間に思いを馳せつつ、街の次の展開へも期待を抱かせる作品。

UR理事長選

「喜びの海水浴(越喜来浪板海水浴場)」

撮影場所:岩手県大船渡市
鈴木 緑 さん
  • 3年前大船渡の姉の家を訪れた際、どこの海水浴場も閉鎖されたまま。それどころか、恐ろしい津波の爪あとを感じさせる海岸を目の当たりにし、どれほどの威力だったのか改めて思い知らされました。今年、中学生になった娘と高学年になった息子を連れ家族で再び訪れたら、大船渡市内では3箇所の海水浴場がオープンしていました。規模は小さかったけれど、海で泳ぐカップル、海岸でスイカ割している家族や、散歩を楽しむ母子を見て、その平和な光景に涙が出ました。
  • <UR都市機構の理事長が選定した作品です。>

UR都市機構選

「向こうへ」

描いた場所:宮城県本吉郡南三陸町
小野 詞誉 さん
  • 今年の初日の出を見に、朝4時頃サンオーレ袖浜へ向かいました。少しして、昇ってきた陽が一気に町を照らしました。その瞬間が壮大で美しく、この景色を忘れたくなくて、この絵を描きました。陽に照らされて輝く海が一本の道のように見えて、また今年もこの町と共に復興へと歩んでいきたいと、景色を見ながら思いました。
  • <UR都市機構の職員投票により最多得票を獲得した作品です。>

キッズ・ジュニア賞

「三陸鉄道」

描いた場所:岩手県
秋山 将之介 さん 10歳
  • ぼくは、電車が好きなので、いつか三陸鉄道に乗ってみたいと思っています。

「つむがれていく伝統」

撮影場所:岩手県久慈市
船山 凛 さん 17歳
  • 母校の伝統的なおどりを後輩や身内がひきついでいくことへの喜びを感じ、この写真を撮りました。

入賞

「日本一の朝市」

撮影場所:青森県八戸市
市川 清一 さん
  • 館鼻岸壁は東日本大震災の津波によって被災しました。その時は大型の船が何隻も打ち上げられました。そこから急ピッチで復旧を遂げ今では全長800m、店舗は300以上もある日本一の館鼻岸壁朝市が毎週、日曜日、夜明けと同時に開催され毎週数万人の人出で賑わっています。まさに日本一の朝市です。

「祈りの折り鶴」

撮影場所:宮城県仙台市
小野 理恵 さん
  • 仙台七夕にて。児童生徒らが東日本大震災からの復興を願って作った折り鶴を見て、涙がこぼれた。様々な想いが星に届きますように。

「リアスに灯り戻る」

撮影場所:宮城県本吉郡南三陸町
雁部 正男 さん
  • 南三陸町の田束山より気仙沼市方面を撮影しました。震災直後半島が真暗でした。今生活も戻り蛍光灯からLEDに変り集落も明るくなったようだ。

「ああ、平和だなぁ」

撮影場所:福島県西白河郡矢吹町
三瓶 和樹 さん
  • 2歳の娘にお婆ちゃんが、震災の事を話していました。
    うんうんと聞いていた様子でしたが、産まれたばかりの卵に触った瞬間、そのあたたかさに驚き、震災の話は何処かに飛んで行ってしまったようでした。その後、確かめるように何度も触っていた時の一枚です。
    お婆ちゃんの震災の話で色々と思い出していましたが、二人のやりとりを見て「ああ平和だなぁ」としみじみ思いました。

「全線開通おめでとう」

描いた場所:岩手県宮古市、釜石市
野口 智子 さん
  • 全線開通でにぎわう三鉄内をスケッチ。テーブルを挟み偶然居合わせた2人+2人。旅行中の父と娘、地元のご夫婦。「どちらから?」会話がはずむ。外を見ながら語るおじいさんの声が静かに聞こえてくる。「笑顔をつなぐ、ずっと・・・。」笑顔・希望・夢・・・。いろいろずっとつないでいってほしい。

「歓喜の日」

撮影場所:岩手県下閉伊郡山田町
南 輝明 さん
  • 震災の津波により流されてしまった織笠駅。新たな場所に移転し、8年ぶりに列車がやってきました。季節外れの雪が舞う中、列車が到着するのを町の皆さんと一緒に開通祝う旗を持って出迎えました。今秋の台風で再び不通になってしまいましたが、復旧した暁にはまた家族でお伺いしたいと思っています。

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