街に、ルネッサンス UR都市機構

結果発表2019(入賞作品の一覧)

入賞

「日本一の朝市」

撮影場所:青森県八戸市
市川 清一 さん
  • 館鼻岸壁は東日本大震災の津波によって被災しました。その時は大型の船が何隻も打ち上げられました。そこから急ピッチで復旧を遂げ今では全長800m、店舗は300以上もある日本一の館鼻岸壁朝市が毎週、日曜日、夜明けと同時に開催され毎週数万人の人出で賑わっています。まさに日本一の朝市です。

「祈りの折り鶴」

撮影場所:宮城県仙台市
小野 理恵 さん
  • 仙台七夕にて。児童生徒らが東日本大震災からの復興を願って作った折り鶴を見て、涙がこぼれた。様々な想いが星に届きますように。

「リアスに灯り戻る」

撮影場所:宮城県本吉郡南三陸町
雁部 正男 さん
  • 南三陸町の田束山より気仙沼市方面を撮影しました。震災直後半島が真暗でした。今生活も戻り蛍光灯からLEDに変り集落も明るくなったようだ。

「ああ、平和だなぁ」

撮影場所:福島県西白河郡矢吹町
三瓶 和樹 さん
  • 2歳の娘にお婆ちゃんが、震災の事を話していました。
    うんうんと聞いていた様子でしたが、産まれたばかりの卵に触った瞬間、そのあたたかさに驚き、震災の話は何処かに飛んで行ってしまったようでした。その後、確かめるように何度も触っていた時の一枚です。
    お婆ちゃんの震災の話で色々と思い出していましたが、二人のやりとりを見て「ああ平和だなぁ」としみじみ思いました。

「全線開通おめでとう」

描いた場所:岩手県宮古市、釜石市
野口 智子 さん
  • 全線開通でにぎわう三鉄内をスケッチ。テーブルを挟み偶然居合わせた2人+2人。旅行中の父と娘、地元のご夫婦。「どちらから?」会話がはずむ。外を見ながら語るおじいさんの声が静かに聞こえてくる。「笑顔をつなぐ、ずっと・・・。」笑顔・希望・夢・・・。いろいろずっとつないでいってほしい。

「歓喜の日」

撮影場所:岩手県下閉伊郡山田町
南 輝明 さん
  • 震災の津波により流されてしまった織笠駅。新たな場所に移転し、8年ぶりに列車がやってきました。季節外れの雪が舞う中、列車が到着するのを町の皆さんと一緒に開通祝う旗を持って出迎えました。今秋の台風で再び不通になってしまいましたが、復旧した暁にはまた家族でお伺いしたいと思っています。

「復興住宅」

撮影場所:岩手県下閉伊郡山田町
有田 勉 さん
  • 今日は秋晴で住宅の人達は草むしりで全員外に出て、秋の日ざしをあびていた。仮設住宅とはくらべものにならなく最高の住み心地だそうです。私も4階に上げてもらったが素晴らしい眺めです。

「ヨシ原と共に」

撮影場所:宮城県石巻市
三浦 明彦 さん
  • 北上川ヨシ原は、東日本大震災の津波と地盤沈下により規模が半減したが、時の経過とともに地盤が隆起、そこに流域の人達の管理が入り、ここ2・3年で大きく回復した。このヨシは、茅葺き屋根の貴重な資料ということだけでなく、生態系の回復・維持、水の浄化作用にも貢献している。景観としても素晴らしく、地域の財産だ。

「ぼくの三鉄」

撮影場所:岩手県宮古市
白間 正人 さん
  • 8年前の津波で沿岸地域は被災にあい津軽石駅もかなりの被害をうけました。3月24日JRから三陸鉄道に変わり開業しました。7歳の少年は地元で走る汽車は見たことはありません。この子は家で試験運転を見てスケッチし、家族で津軽石駅の開業イベントに参加し、上りの1番の汽車がホームに入り自分が書いた車両と見比べていました。

「悠久の桜」

撮影場所:宮城県柴田郡大河原町
秋山 幸樹 さん
  • あの震災の時を忘れず、この平和な時間がずっと続きますよう願いを込めて。

「一瞬の切り取り」

撮影場所:岩手県陸前高田市
泉 まどか さん
  • 「いわてTSUNAMIメモリアル」にて撮影した1枚です。海を望む高台から陸地側を写しました。視界を遮るものがない静かで自然が活き活きとした町。私の瞳には瞬間的に、過去が風化してしまいそうなくらい穏やかな風景に写りました。

「ありがとうの大漁旗とともに」

描いた場所:岩手県釜石市
木野田 博彦 さん
  • 今年一番の明るい話題はラグビーWカップ。中でも釜石復興スタジアムでのフィジー、ウルグアイ戦は接戦の好試合であり、釜石の東北の人たちの温かいおもてなし、ありがとうの大漁旗には大感激しました。ここまでよくがんばって復興してきた東北の人たちに、こちらの方からありがとうの気持ちを届けたく思い応募しました。

「漁港の潮干狩り」

撮影場所:岩手県久慈市
カマタニ ヒサト さん
  • 旧暦3月3日は大潮の大干潮。この日北三陸海岸では昔から潮干狩りが口開け(解禁)され、フノリ、イワノリ、マツモ等旬の海藻摘み。復旧した漁港の斜路も格好の漁場。

「伝統の味を守る」

撮影場所:宮城県石巻市
藤島 純七 さん
  • 仙台雑煮の材料として使われる「焼きハゼ」。東日本大震災で被災した漁師夫婦が2011年末に石巻長面浦で、製造を再開、伝統の味を守っている。

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