結果発表(入賞作品の一覧)
入賞
「健やかな成長を願って」

高橋 達也 さん
- 東日本大震災で犠牲になった子供たちの鎮魂の為に全国から寄せられた青い鯉のぼりが、今年も東松島市大曲地区に揚げられました。五月晴れの空に元気に泳ぐ青い鯉のぼりの下で我が子を見つめる若い母親の姿に子を思う深い愛情を感じました。
「黄金の国いわて」

三浦 直諒 さん
- 少しずつですが日常を取り戻しているような気がしました。負けてたまるか。
「サンマ漁に向う」

永盛 明夫 さん
- 震災の困難を乗り越え作られた大型漁船がサンマ漁の解禁に向け北の海に向う。岸壁には家族・関係者だけでなく多くの住民も集まり豊漁と操業の安全を願いテープを握る。吉兆の前ぶれであるかのようにテープは勢いよく舞う。
「5万本の向日葵畑を駆け抜ける」

金田 拓也 さん
- 地域復興のために子供達が植えたと言われる5万本の向日葵畑。見渡す限りの向日葵畑、素晴らしかったです!
「見守り龍」

青柳 麻理子 さん
- 東日本大震災の月命日。海岸では、火を焚き空と海をみつめているご夫婦に遭遇しました。ただひたすら波の音と火の粉が上がる音。積み重ねてきた7年四ヶ月。この龍は、この場所で見守り続けてきたのだろう。そしてこれからも見守ってくれるのだろう。
「南三陸町手筒花火」

遠藤 正弘 さん
- 南三陸町では晩夏の風物詩「かかり火祭り」が開催され、夕方から新しくなったサンオーレ袖浜から堤防のある荒島にかけて置かれた35基かかり火に点火されて光が大津波で犠牲者の鎮魂しながら幻想的になりました。2011年から愛知県新城市から派遣職員がこの四年前が名物にある三河手筒花火が披露されるようになり今では無くてならない鎮魂の風物詩になりました。
「みんなの おうえん」

宮野 文太 さん
- おとうさんが、ぼうふうりんになるまつのあかちゃんをまもるために草取りをしました。まつの木のあかちゃんは、大きくなってつなみから人の命を守るそうです。早く大きなまつの木になってくださいね。おとうさん、かっこいい。おとうさん、うれしそう。おとうさんがいろいろおしえてくれる。おとうさん、だいすき。
「宮古夏祭り花火大会」

菊池 靖 さん
- 宮古夏祭り花火大会を撮影しました。震災から7年、被災地の願いを花火に込めて。
「避難指示解除2年目の桜見物」

坂本 禮三 さん
- 7年前東電の爆発事故による避難指示区域に指定され、立ち入りできなかった桜の名所富岡町夜ノ森地区。一部ではあるが昨年の4月に避難指示が解除され、全長約2kmにわたる桜並木のうち約300mの区間が立ち入りできるようになった。解除後の2年目の今年は大勢の観光客やカメラマンが訪れていた。
「復興の展望」

遠藤 清作 さん
- 穏やかな晴天の日、塩谷崎灯台より復興の防波堤嵩上げ工事や高台の住宅整備状況を展望しました。美しいエメラルドグリーンの海原を見つめていると、震災前の美しい海岸を彷彿いたしました。
「ハートをつなぐ」

西山 栄 さん
- いわき市の海びらきの日、フラダンスを披露してくれた高校生達が海に向かってハートの輪をつくってくれました。何かさわやかで、すがすがしい気持ちになりました。
「オレゴンの奇跡」

市川 清一 さん
- 東日本大震災の津波で青森県八戸市の厳島神社の鳥居がアメリカオレゴンの海岸まで流されました。その後、持ち主が奇跡的に見つかり返還され建て直されました。新しい鳥居をきっかけに八戸市とオレゴン州の絆が深まることを祈っています。
「一緒におがろう(大きくなろう)よ」

猪又 実 さん
- 生まれて初めての海が南三陸でした。親子で初めて、広いお風呂、温泉にも入りました。窓の外には養殖筏が並んだ海が見えます。カモメも飛んでいます。だけど、街はまだ盛り土のままです。この子の見つめる先は未来、共に大きく成長出来るよう、願っています。
「鎮魂の灯流れる復興の町」

水野 貞一 さん
- 震災後も変わらぬ伝統行事「灯ろう流し」。東日本大震災犠牲者の冥福と復興を祈って静かに手を合わせました。
「心うきうき」

鹿島 和生 さん
- 祭りの開始までの待ち時間、祭りの楽しさを今か今かとうきうきした気持ちを抑えきれずに踊る子供達。