コンフォール茅ヶ崎浜見平(神奈川県茅ヶ崎市)
プロジェクトデータ
- 所在地:
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神奈川県茅ヶ崎市
- 建替え前:
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管理戸数:3,347戸※建替え対象外除く
管理開始:1964(昭和39)年
- 建替え後:
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管理戸数:1,680戸(予定)※建替え対象外除く
管理開始:2011(平成23)年
- 事業手法:
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建替え事業
団地概要
JR茅ヶ崎駅からバスで約10分に位置する浜見平団地は、旧日本住宅公団(現UR都市機構)により1964(昭和39)年に建設された総戸数3,407戸からなる大団地でした。ビーチ、スポーツ公園、キャンプ場が徒歩圏内にあり、子育てにも適した環境を有する浜見平団地が、居住の水準の向上と周辺との一体的なまちづくりを目指し、UR都市機構における建替え事業によって新しく生まれ変わった姿が「コンフォール茅ヶ崎浜見平」です。
事業概要
【建替え事業の着手】
浜見平団地(3,347戸)は、茅ヶ崎市における初めての大規模団地であり、1964(昭和39)年から管理開始しました。その後約40年を経て、2005(平成17)年より団地の建替え事業に着手しています。UR都市機構と茅ヶ崎市は、建替えを契機に浜見平地区を茅ヶ崎市南西部の生活・防災拠点、景観拠点とし、地域特性を踏まえたコンパクトで持続可能な地域社会・地域活動が実現されることを目指し、ハード整備に加えて地域活動を支えるソフト施策も含め、連携してまちづくりを進めています。
公益施設・商業施設
建替えによって生まれた整備敷地を利用して、地域の利便性向上に資する市役所出張所や図書室、体育室、地域包括支援センターなどが入る茅ヶ崎市南西部複合施設「ハマミーナ」、スーパーマーケットや飲食店等が入り地域に賑わいをもたらす商業施設「ブランチ茅ヶ崎」、「ブランチ茅ヶ崎2」、「ブランチ茅ヶ崎3」が大和リース株式会社により整備されました。また整備にあたっては、大和リース株式会社より地域住民の自発的な活動を支援する組織の立ち上げについて提案があり、この提案を踏まえて「特定非営利活動法人まちづくりスポット茅ヶ崎」が組織され、2015(平成27)年より商業施設を拠点とし、地域に根差した活動が始まっております。
防災の取り組み
まちづくりにおいては、団地の建替えに併せて、地域の安全性向上や憩いの場として防災機能を有する公園等をUR都市機構にて整備しています。
団地中心部に位置する「しろやま公園」には発災時用に、飲料水兼用耐震性貯水槽、防災トイレ、かまどベンチ、防災倉庫、井戸などが整備されており、「ハマミーナ」は市の早期避難所に指定されています。また、UR賃貸住宅や商業施設は津波一時退避場所として茅ヶ崎市と協定を結んでいます。