豊成団地で「防災講座」を開催しました

2024年02月06日

１月20日（土）豊成団地（名古屋市中川区）で「防災講座」を開催しました。
このイベントは、URと防災サークル「まな防」で企画・運営を行ったイベントです。
「チーム・トイレの自由」代表の長谷川先生をお呼びして「災害時のトイレに足してほしいこと」をお話しいただきました。災害時、断水等で困ってしまうトイレについて「水気を吸わせる」体験ワークショップを挟みながら楽しく学ぶことができました。
団地の近くにある中川消防署日置出張所の岡部様には災害に「備える」ことの重要性から、家具転倒防止器具の取り付けボランティアについてのご説明をしていただきました。
また、ＪＳさんのご協力でかまどベンチの組み立て実演と、非常食の試食会を行いました。
URは防災についての啓発を行い、みなさまが安心して暮らせる団地を目指します。

「災害時のトイレに足してほしいこと」についてのお話を頂きました。いつも通りにトイレに行けない時、まず何を「思いつくか」を軸として分かりやすく楽しく学ぶことが出来ました。
グループごとに、新聞紙や猫砂、尿取りパットと吸水性樹脂（凝固剤）で「水気を吸わせる」体験をしました。ごみに出せるようにするには？という視点で水気を吸わせます。
「地震に備えて」というトピックで、１月１日に起こった能登半島地震のことも交えながらお話いただきました。
豊成団地に３台設置されている「かまどベンチ」の組み立ての実演。あいにくの雨で火をつけることはできませんでしたが子どもたちも興味津々です。
JSさんに用意いただいた保存食の「アルファ化米」を保存時と食べられるようにした状態を実際に見比べてみました。想像以上に膨らむお米にみなさんびっくりしていました。