虹のまちにわフェス第3弾

秋晴れの中、東急田園都市線「たまプラーザ駅」または「あざみ野駅」からバスで10分ほどの『UR虹ヶ丘団地』。まちの魅力を再発見し、誰もが暮らしやすく住み続けられるまちづくりを進めていくため、中央広場や緑道などを活用してスタートしたイベントの「虹のまちにわフェス」。その第3弾が2024年11月9日(土)に開催されました。
11時から15時まで中央広場にて、「URふるさと応援プロジェクト(※)」の一環で、URが東日本大震災の震災復興で関わった岩手県・宮城県・福島県の特産品を集めた「東北復興マルシェ」を出店しました。
(※)全国の自治体とUR団地やURがまちづくり支援を行う地区に暮らす人々をつなぎ、その地域の活性化と団地やまちの魅力向上を目指すプロジェクト
その他虹ヶ丘・すすき野お散歩シールラリーやワークショップなど盛りだくさんのイベントの様子をレポートします。

「虹のまちにわフェス」では、行政を始め、地域のさまざまな団体や企業などの協力のもと、多彩なコンテンツが実施されました。虹ヶ丘団の中央広場には、イベントの開始前からファミリーなど多くの方々で賑わいました。
虹ヶ丘団地と東北地方をつなぐマルシェ

中央広場の一画では、「URふるさと応援プロジェクト」の看板を掲げ「UR東北復興マルシェ」が出店されました。このマルシェでは、岩手・宮城・福島県内の観光情報などのご紹介のほか、地元で人気の商品(牛タンや海の幸の加工品、地元のお米を使ったスナック、三陸鉄道の商品など)の販売が行われました。

今回のUR東北復興マルシェに、岩手県陸前高田市“ひころいちファーム”から代表の村上さん(写真左)にご参加いただきました。グルテンフリーのお米スナック「pori free(ポリフリー)」の「野菜ブイヨン味」、「のり塩味」、「えびせん味」、「赤しそ梅味」、「オニオン味」、「ニラ南蛮味」の6つの商品をご紹介・販売いただきました。こちらの商品は、スーパーやネットショップなどでも販売されているそうです。
「ひころいちファーム」は、リアス式海岸の太平洋が見える農場で育てたお米と野菜を用いて「pori free(ポリフリー)」を作り、お米や野菜などの魅力をお届けできるよう活動されているそうです。




岩手県のコーナーでは、開業40周年を迎えた宮古市“三陸鉄道株式会社”が三鉄龍泉洞の水や様々な三陸鉄道のオリジナルグッズを販売。そして、地元の老舗が作る醤油の味わいがクセになる一品・釜石市“藤勇醸造株式会社”の「釜石ラーメン」、久慈市“平庭山荘”の「白樺ドロップス」「飲む白樺樹液」や貴重な非加熱はちみつ「平庭高原はちみつ」、セットで50%割引のお得な「焼鮭ほぐし」と「トラウトサーモン大吟醸酒粕濱焼き」などの商品が並びました。
宮城県のコーナーでは、塩竈市から“武⽥の笹かまぼこ”の大人気テレビ番組で取り上げられた「canささ・笹かまアヒージョ」、“三晃食品株式会社”の「あなご蒲焼」、“間宮商店”の金目鯛・銀鮭・カマスが入った「うみ茶漬け」、“燻製工房おが太郎”の「燻製ミックスナッツ」、“五光食品株式会社”の「牛たんカレー」とビールのおともに最適な「炙りかき」「燻製かき」「おつまみ牛たん」、女川町から“株式会社鮮冷”の「タイ風グリーン鯖カレー」「スパイシー牡蠣カレー」「バターチキン風帆立カレー」「タイ風グリーン帆立カレー」の4種類のカレーとごはんやお酒のお供にぴったりの「ごろっと旨辣 焼鯖」などの商品が販売されました。
同じく宮城県のコーナーでは、石巻市から “株式会社木の屋石巻水産”の「牛たん缶」「鯨のすじ煮」「いか入り玉こん」、“石巻うまいもの株式会社”の「石巻金華明太子のクリームパスタソース」、“湊水産”の燻製されたおつまみ「スモークたらこ」「スモーク明太子」、“富士國物産株式会社”の三陸の美味しいわかめの商品「ささっと海苔ごはん」「焼きのりとろろ」「金華カットわかめ」、“マルナカ遠藤水産”の「ふのり」「とろろ昆布」「わかめ」など5品、気仙沼市から“三陸フィッシュペースト株式会社“のコンニャク由来の生明太子風ペースト入りかまぼこ「たらきち」とパッケージもかわいくて常温で持ち運びできる人気の「旅するかまぼこ」など宮城県のたくさんの商品が販売されました。
福島県のコーナーでは、創業明治33年の喜多方市“山中煎餅本店”の一枚一枚職人の手で焼き上げた「伝統来たまりせんべい」「こたまりせんべい」など6品、喜多方市“APJ株式会社”からは、会津の地酒との相性も良い会津産落花生を使った「アイズピーナつまみ」の「トリュフ」「チリ&レモン」「海苔わさび」、双葉町“浅野撚糸”の吸収力抜群で軽く乾きやすいタオル商品「ダキシメテフタバ」が並びました。
東北地方の魅力が凝縮した各ブースには、始まりから終了まで多くの方々に足を運んでいただき様々な商品をご購入いただきました。
賑わう「虹ヶ丘・すすき野 お散歩シールラリー」や「Play Park」、ワークショップ「教えて!“ソトで○○したい”」
「UR東北復興マルシェ」の他、中央広場では、UR都市機構の有志などが焼き芋やポップコーンの配布、地元農産物販売、クラフトビールの販売やキッチンカーも並び、子どもから大人まで多くの方々にご参加いただきました。

▲アンケートにご協力いただき美味しい焼き芋をプレゼント!

▲3枚以上シールを集めると素敵な景品と交換!「虹ヶ丘・すすき野 お散歩シールラリー」
▲2024年7月に市制100周年を迎えた川崎市の記念事業による早野産ヤマモモ使用のクラフトビールの販売

▲URリノベ住戸見学会とポップコーンの無料配布

▲クロッフル、焼売、やきそばなどのキッチンカーで舌鼓
▲URによる「Play Park」と「ワークショップ『教えて!“ソトで○○したい”』」

▲川崎市麻生区の新鮮でお買得な地元農産物直売
▲多摩生活環境事務所から「分別釣りゲーム」にはスケルトンゴミ収集車とかわさき3R推進キャラクター「かわるん」も登場

▲虹ヶ丘こども文化センター「こども店長のゲームコーナー」のブースでは、輪投げとストラックアウトにお子さんが夢中!

▲川崎市多摩地区を中心に活動するアーティスト集団“TAMA VOICES”による作ると遊ぶを組み合わせた「踊る探検隊vol.2」では、手作りした衣装や楽器を手に、中央広場からすすき野二丁目北公園までの緑道を音楽に合わせてダンスのパフォーマンスを披露しました。

▲UR有志の参加により、お子さんたちに「お祭りメイク」を楽しんでいただきました

▲川崎市とURによる虹ヶ丘3丁目緑道内での憩いの空間「みちあそび」には、コーヒーやパンを頬張るファミリーなどが集まりほっと一息ついていました
▲パナソニックホールディングス株式会社による「ソラカラ便」自動配送ロボット実証実験のブースでは、体験注文会もあり空中から降りてくる荷物に多くの方々が興味津津でした。
▲地域のみなさんが主体となった古本市、今回の第3弾でも開催されました。
▲虹ヶ丘こども文化センターにおいて同時開催された「鉄道模型とジオラマの世界」には、鉄道好きの方やお子さん連れで賑わい実際に動くリアルな鉄道模型や貴重なコレクションに見入っていました。
▲ネクサスチャレンジパーク早野で同時開催された「Hello neighbors!」は、多くのワークショップや飲食ブース、青空図書館などで楽しむ方で賑わいました。
▲すすき野二丁目北公園では、青葉区の東急SレイエスFCによるキックターゲットやストラックアウト、キックパターゴルフなどスポーツアトラクションで元気に体を動かすファミリーで賑わいました
「第3弾 虹のまちにわフェス」は無事終了。今後もご期待ください!!
秋晴れの心地よい気候の中、「虹のまちにわフェス」は活況のうちに終了し、「UR東北復興マルシェ」も多くの方々のご来場をいただき、東北の魅力を堪能していただきました。ご来場いただいた皆様ありがとうございました。
今後も「URふるさと応援プロジェクト」として、地域の魅力づくりや、まちとまち、ひととひとを繋ぐ取り組みを行っていきます。今後もさまざまな場所でプロジェクトを企画してまいりますので、ご期待ください。
フォトギャラリー

虹が丘営業所バス停前

焼き芋焼けたかな?

野菜がお得!

虹ヶ丘3丁目緑道のいちょう

試食いかがですか?

虹ヶ丘団地2街区

鉄道模型とジオラマの世界

虹ヶ丘歩道橋

カラフルな団地案内板

アートのような外壁

紅葉した生活道路の街路樹

虹が丘小学校バス停

虹ヶ丘団地中央広場

UR東北復興マルシェ