街に、ルネッサンス UR都市機構

レジリエンスセッション震災と未来のこうべ博

2025年4月26日(土)、27日(日)の2日間に渡り、神戸市による「レジリエンスセッション震災と未来のこうべ博」が開催されました。阪神・淡路大震災から30年という節目に、大人も子どもも楽しく防災に触れるイベントとして神戸市が主催し、140の企業・団体の出展参加がありました。神戸市とともに復興やまちづくりに取り組んできたUR都市機構とそのグループ会社も参加し、UR都市機構の防災・復興の取組紹介、災害時に役立つ体験コーナーやワークショップの実施、防災備品の展示に加え 「URふるさと応援プロジェクト」として震災復興を経験されてきた熊本県、福島県、宮城県の物産展ブースの出展をしました。今回、そのイベントの様子をお伝えします。

メインステージでも様々なイベントが実施されました

UR都市機構の震災・復興の取組紹介コーナー

イベントには神戸市の久元市長もお越しになり、UR都市機構西日本支社の高原支社長がUR都市機構のブースをご案内されました

今回、UR都市機構とグループ会社が出展したのは、みなとのもり公園(神戸震災復興記念公園)の会場です。JR「三ノ宮」駅と阪急「三宮」駅から南へ約 800 mに位置しており、震災の経験と教訓を後世の人々に継承するため、神戸のまちが復興から発展へと前進する姿を木々の成長とともに見つめていくことを基本理念に、平成22年1月にUR都市機構が神戸市からの受託を受け、震災復興記念公園として整備した公園です。「みなとのもり公園」は阪神・淡路大震災のシンボルであり、市民活動の場であるとともに災害に備える防災公園としても機能する、神戸市民の大切な場所となっております。

晴天に恵まれた開催日。多くの方が来場されました

会場にはおいしそうなキッチンカーもたくさん

公園内にある非常時にはかまどになるベンチ

シンボルとなっている震災発生時間で止まった神戸港駅の時計

UR都市機構の体験ブース

UR都市機構では、災害時に使用する「応急テント」を設営し、中に設置された段ボールベッドを体験するブース、道具を使った火起こし体験、水がなくてもできる歯磨き体験という3つの体験コーナーを用意しました。それぞれをスタンプラリー形式で体験することで、さらに「焼きマシュマロ」体験ができ、たくさんの親子連れが体験にチャレンジしてくれました。
火起こし体験ブースでは、炎が出るたびに歓声や拍手が起こり、大変盛り上がっていました。

災害時に使用できる応急テント。
この中に段ボールベッドを2台設置しました

はじめての火起こし体験にチャレンジ!
見守るパパ・ママさんも真剣です

歯磨きシートを使って、水を使わない歯磨き体験。
シートを人差し指に巻いて、キュッキュッ。上手にできたかな

段ボールベッドの寝心地はどうかな?
ベッドは重さ150キロまで耐えられるそうです

「ファイヤースターター」というマグネシウムの棒をこすって
火を起こすよ。子どもでも5分もかからずできました

3つの体験を終えたら、かまどベンチの炭で焼きマシュマロをしよう。
じっくり火を通して焼き色をつけるとおいしい

日本総合住生活(株)のブース

日本総合住生活(株)は非常用持出品を展示し、防災用品カタログの無料配布を行いました。こういった非常時のセットはマンションの管理組合さんなどで備えてもらったりしているという事例のご紹介もありました。また、新聞紙を利用したスリッパ作り体験も実施し、災害への備えについて学べるブースとなっていました。

展示された非常用品。備えて安心

新聞紙でスリッパを作ってみよう。
慣れれば1つ5分で作れるようになるそうです

防災用品を購入できるカタログも配布されました

さっそく作ったスリッパを履いてみたよ。 サイズはぴったり!?

(株)URコミュニティ

(株)URコミュニティのブースでは災害時の充電体験コーナーを実施しました。充電済みの電気自動車があれば1台で4人家族の生活3日分の電気をまかなうことができるそうです。この日は実際に日産リーフの電気自動車を用いて送風機を稼働させたり、携帯電話の充電を体験することができました。

いざという時に充電機能も備えた電気自動車が登場

送風機から涼しい風が出てるね

エンジンルームから給電の機械を通して送風機を動かします

お子様へはネームリフレクター(反射板)をプレゼント

熊本県

熊本県のブースでは、種類豊富な特産品が並びます。その場ですぐ飲める量り売りのジュースやお酒にも多くの方が足を止めていました。みなさまご存知!くまモンのパッケージの商品はお子様にも大人気。熊本県大阪事務所の清田さんは「関西で熊本の商品を販売できる、知ってもらえるのが何より嬉しい!」とお話されていました。

熊本県大阪事務所清田さんと販売スタッフのみなさま

真っ赤なミニトマトとノーワックスのレモン

その場でチューハイやマンゴージュースなどを楽しむ姿も

EXPOバージョンのパッケージ商品も大人気

熊本県公式観光HP「もっと、も—っと!くまもっと」 サイトはこちら↓

熊本城や阿蘇山といった人気観光地はもちろん、八代市や菊陽町といった話題のエリアにもぜひ訪れてみてください♪ 馬刺し、球磨焼酎、檸檬、トマト等のグルメもぜひご賞味を!

福島県

福島県のブースでは、ふくしま満天堂審査会でグランプリを受賞した「かけるあおさ」や郷土料理の「いかにんじん」果汁100%ジュース「桃の恵み」などのご当地自慢の特産品が並びます。福島県大阪事務所の佐賀さんは「鈴木酒造さんは津波で被災され、現在は避難先だった山形県と福島県の二拠点で製造を再開されています。47都道府県のお米が全て使用された「絆舞」を販売する曙酒造さんは福島県の方にも人気があります。コンセプトを持ったラインナップを用意しました。」と日本酒の魅力をたっぷり語ってくださいました。

宇宙を旅した酵母で作ったお酒も!
福島県大阪事務所のサテライトショップへも足を運んでみてくださいね

通常の3倍の太さがあるもちもち麺「なみえ焼きそば」

福島県公式観光HP「ふくしまの旅」サイトはこちら↓

会津若松市の「若松城」や茅葺屋根の民家が続く「大内宿」といった観光スポットはもちろん、地酒や喜多方ラーメンなどのグルメも堪能できる福島へ、ぜひ遊びに来てください!

宮城県

宮城県ブースでは食材王国の名にふさわしく、海の幸あり山の幸ありの豊富な商品が並びます。宮城県大阪事務所の奥山さんと田村さん「燻りシリーズの“牡蠣”“ほや”“つぶ”はお酒にもぴったりですよ。」と華やかなはっぴ姿でPRしてくれました。会場には仙台・宮城のゆるキャラ「むすび丸」も登場。福島県の「キビタン」と共に並ぶと、お子様が駆け寄る姿も見られました。

伊達家の家紋でもある、すずめモチーフのかわいいお饅頭

おつまみ牛たんに白石うーめん、海の幸を使ったカレーも

宮城県公式観光HP「宮城まるごと探訪」サイトはこちら↓

日本三景のひとつ「松島」や、牛タン、ずんだ餅といったグルメ情報も満載です♪ぜひ、宮城に遊びに来てください!

最後は、熊本県のくまモン、福島県のキビタン、宮城県のむすび丸が揃って記念撮影も実施しました。
震災の経験のある熊本県、福島県、宮城県の大阪事務所の皆さまや、大人気のゆるキャラたちもも、同じく震災を乗り越えてきた神戸市さんを応援するために各地から駆けつけてくれました。感謝しかありません。

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