大道芸フェス（多摩センターパルテノン大通り）

令和5年11月11日（土）、多摩ニュータウンの３会場（多摩センター、グリナード永山、Ｊ Smile 多摩八角堂）で開催された「大道芸フェス」（主催：多摩センターイルミネーション実行委員会）。フェスの主役である大道芸人の皆さんが多彩なパフォーマンスを披露するほか、各会場では様々な催しものの開催や、イベントブース、キッチンカーが出店し、イベントを盛り上げました。
　このレポートでは、多摩ニュータウンのターミナルである「京王多摩センター駅」「小田急多摩センター駅」から南に伸びる歩行者専用道路、パルテノン大通り周辺で開催された多摩センター会場での様子について、当日イベントブースとして出店した「URふるさと応援プロジェクト」の様子を中心にお届けします。

「URふるさと応援プロジェクト」が多摩センターと長野、三陸をつなぎます！

全国のまちと団地をつなぎ、地域の活性化と団地の魅力向上を同時に目指す「URふるさと応援プロジェクト」、この多摩センターパルテノン大通りでは前年の夏祭りイベント以来の開催です。当日は前年出店実績のある「三陸復興マルシェ」に加え、「長野県上田市」「長野県小諸市」の３ブースが出店しました。

「長野県上田市」ブース

長野県上田市は、長野県東部に位置し、菅平高原や美ヶ原高原に囲まれる人口約15万人の都市。信州最古の温泉といわれる別所温泉や、戦国武将・真田氏発祥の郷として知られています。URふるさと応援プロジェクトには東京都練馬区、千葉県浦安市でのイベント出店に続いて3度目の参加です。

当日は「JA信州うえだ」が出店し、長野を代表する秋の味覚であるりんごを販売。“シナノ”と名がつく長野県の代表品種、真っ赤な「シナノスイート」と黄色の「シナノゴールド」が用意され、味や触感の違いについての解説を受けながらの試食販売は大好評でした。さらには、りんごを使ったバターやジュースといった、りんごづくしの各商品に加え、地元のお米や野菜も並び、人気を集めていました。

「長野県小諸市」ブース

長野県小諸市は、長野県東部に位置し、北側には浅間山や高峰山などの浅間連峰が連なる人口約4万人の都市。小諸城の城下町、北国街道の宿場町として往時のまちなみが知られています。URふるさと応援プロジェクトには初めての参加です。

当日は「小諸市地域おこし協力隊」が出店し、当ブースでもりんごをはじめとした地域の産品を販売。小諸のりんごは、日頃は一般に出回ることがないという品種を含んだ「めずらしい林檎食べ比べ特別セット」と題して「ぐんま名月」「あさまクチーナ」「こうみつ」「スリムレッド」を4個セットで限定販売。品種の特徴を伝えるかわいいイラストチラシ付きで楽しませてくれました。地元・小諸のおばあちゃん手作り特産品として、特製のお漬物や焼肉のたれにもお目にかかれました。

「三陸復興マルシェ」ブース

岩手県、宮城県の各商店から、東京ではなかなか手に入らない、海の幸、山の幸や、地元銘菓を取り揃えて販売しました。
日本一の白樺美林として名高い平庭高原の白樺樹液を使った100％ドリンクの「清水商店」、東日本大震災から奇跡的に助かったもろみから仕込んだ醤油や味噌の「八木澤商店」、石巻の鯖だしで煮込んだ石巻おでんの「山形屋商店」、三陸沖で水揚げされたお魚の煮付けの「山徳平塚水産」といった各商店の定番商品がラインナップ。
「きらら女川」のさくっとやわらかい触感がくせになるおからかりんとう、「富士國物産」の海苔やわかめを使ったご飯のおとも、「満福農園」の無農薬トマトでつくったケチャップやジュース、「湊水産」の三陸・金華山沖の魚介をふんだんに使った贅沢なお茶漬け、「木の屋石巻水産」の牛たん煮込みの缶詰といった、食卓にプラスして嬉しい商品も満載で、イベント開始から多くの人で賑わっていました。