「キモチ、あつまるプロジェクト2024」
UR都市機構は、福島県浜通りの原子力災害被災地域で学生が復興に携わる方々と出会い、フィールドワーク等を行うスタディツアーを『キモチ、あつまるプロジェクト2024』と題して昨年度に引き続き実施しました。
UR都市機構は復興拠点整備等のハード整備だけではなく、交流人口・関係人口の創出・拡大や中心部の賑わい・交流づくりに向けて、地域プレイヤーの発掘・連携、関係者を巻き込みながらの実証活動を軸に、ソフト支援にも取り組んでいます。
本企画は、その一環として行ったもので、これからの未来を歩む世代が被災地域のことを知り、復興に関心を持ち、行動してもらうきっかけづくりとなることを目指します。
『キモチ、あつまるプロジェクト2024』概要
- 日程
- 2024 年8月28 日(水)~8月31 日(土)(3泊4日)
- 参加者数
- 23名
- 行程、実施内容
- 1日目:「東日本大震災・原子力災害伝承館」、「中間貯蔵施設」、『震災遺構「浪江町立請戸小学校」』を訪問。夜には花とお酒による復興の取り組みを若手事業者から学ぶ。
- 2日目:大熊町、双葉町、浪江町におけるURの復興まちづくり支援地区を訪問。夜は双葉町産業交流センターの屋外スペースで行われた「ふたば飲み×ふたばの声」に参加。
- 3日目:キウイフルーツ栽培の再生やサムライガーリックの生産に取り組む若手生産者・新規就農起業家を訪問したほか、新しく立地進出した撚糸工場を見学。
- 4日目:これまでの時間を振り返ってのワークショップ。
ツアーの様子




「キモチ、あつまるプロジェクト2024」紹介動画
ツアーの詳細
ツアーの詳細は以下の特集記事でご覧いただけます。
参加者からの声(抜粋)
- 「震災復興の『今』は、実際に見ないとわからない。私は復興が思っていたより進んでいないと思いましたが、進んでいると感じた人もいたようです。そのギャップも興味深かったです。」
- 「札幌出身で、北海道胆振東部地震で被災したこともあって共通点もあったし、視野が広がりました。」
- 「最初は地域を興味の対象として見ていましたが、さまざまな人と出会ったことで、今は『ここで活動をしたい』と思うようになっています。」
- 「まちでは新しいプロジェクトが始まっており、移住者も増えていることを知って、福島へのイメージが変わりました。」



その他
URが行う原子力災害被災地域における復興まちづくり支援の詳細については、東北震災復興支援本部のウェブサイトでもご案内しています。
「キモチ、あつまるプロジェクト」の情報は随時でSNSでも発信しています。