女川町営運動公園住宅[災害公営住宅]
概要
宮城県女川湾を望む高台の地歴を継承した災害公営住宅です。平坦な土地が少ない中、早期に住宅を整備するため、高台にある陸上競技場を解体して平坦な土地を確保しました。陸上競技場の面影を残したつくりが特徴です。
所在地:宮城県牡鹿郡女川町
photo:沖裕之(Blue Hours)
2014年度グッドデザイン・復興デザイン賞
受賞年度:H26 主催者:公益財団法人日本デザイン振興会
受賞物件名:災害復興公営住宅[女川町営運動公園住宅]
共同受賞者:株式会社山設計工房 竹中工務店・仙建工業建設工事共同事業体
評価項目:しくみ・デザイン
復興公営住宅の中では、群を抜いて早期に整備し、接地階のランドスケープと配棟計画がうまく関連してデザインされ、漁業者の生活スタイルに配慮した外部空間、住民同士の日常的な交流空間にも工夫し、きめ細かい高齢者への配慮がされていること、また、短工期で完成させるための工夫として採用されたPC構法も、この規模の低層集合住宅にあっては斬新な試みと評価されました。
第48回SDA賞入選
受賞年度:H26 主催者:公益社団法人日本サインデザイン協会
受賞物件名:女川町営 運動公園住宅
共同受賞者:氏デザイン(株)
評価項目:デザイン
来訪者が識別しやすいようテーマカラーを棟別に採用し、色による誘導が可能となるようなサイン計画が評価されました。