街に、ルネッサンス UR都市機構

日比谷線新駅整備事業・虎ノ門ヒルズステーションタワー

概要

品川駅北周辺地区では、鉄道車両基地の存在により港区内の東西移動が制約されてきました。また、標高が低く下水道施設の脆弱さから、豪雨時には冠水による生活道路の通行止めが頻発していました。
UR都市機構は、こうした地域の課題解決に向け、土地区画整理事業の一環として、東西を結ぶ地区幹線道路の整備を推進。鉄道営業線直下での難工事となる下水道幹線の移設や、既存インフラ空間を活用した仮設歩行者通路の整備など、複数の工事を同時並行で進めながら、関係者との合意形成を図ってきました。
所在地:東京都港区

日比谷線新駅整備事業・虎ノ門ヒルズステーションタワー

令和5年度全建賞

受賞年度:2023 

主催者:一般社団法人 全日本建設技術協会

受賞物件名:日比谷線新駅整備事業・虎ノ門ヒルズステーションタワー

【講評】
本プロジェクトは、再開発ビルと一体となった駅広場の整備 を通じ、都市と駅の融合を実現した点が高く評価されます。地下鉄日比谷線の営業線下かつ国道1号直下 という厳しい条件下で、段階的に施工しながら駅機能を維持した点は、優れた技術力の証です。また、再開発ビルを含む多くの関係者との調整を経て、駅とまちが一体化した拠点インフラを構築 した点も、都市の利便性向上に貢献する先進的な事例といえるでしょう。

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