街に、ルネッサンス UR都市機構

花畑ささえあいプロジェクト

概要

地域の活動や助け合いを気軽に行える関係をつくることを目的として、「花畑ささえあいプロジェクト」を立ち上げ、地域住民、文教大学生、周辺事業者等と協力して、令和5年7月に地区防災計画を策定しました。今後、防災という共通の課題を軸に交流機会を創出し、持続可能なゆるやかな連携体制を構築して、平時でのつながりも強化していきます。
所在地:東京都足立区

花畑ささえあいプロジェクト

JCAABE建築まちづくりデザイン・コンクール2024
日常(いま)と非常時(もしも)をつなぐデザイン
一般部門「三井所清典賞」

受賞年度:2024 

主催者:一般社団法人日本建築まちづくり適正支援機構

受賞物件名:花畑団地

【講評】
東京都足立区にある「花畑団地」は、昭和39年に管理開始した団地です。高齢化の進む団地の抱える3つの課題を解決すべく、誰もが関心を持つ「防災」をきっかけに地域でゆるやかにつながり、共に助け合う関係を構築する、「花畑ささえあいプロジェクト」を令和4年度にスタートさせました。
 団地住民を中心に大学生や地域事業者とともに、地区防災計画を作成するなかで、「日常のつながりがないと、いざという時に助け合うことは出来ない!」との声もあがり、災害時に備える取り組みと平時からのつながりづくりを進める「花畑ささえあいプロジェクト協議会」を設立しました。
 プロジェクトメンバーで、安否確認訓練や地域をつなぐイベントを協働することで、これまで花畑団地にほとんど訪れたことのなかった学生や地域の方と多世代間の交流が生まれ、地域のつながりが広がっています。
平時からつながっていないと、災害時などいざというときに助け合うことはできません。日頃からお互いを知り、良好な関係を丁寧に構築していくことが重要となります。

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