街に、ルネッサンス UR都市機構

バスターミナル東京八重洲第1期エリアの整備~国内最大級の高速バスターミナル~

概要

東京駅周辺では、約1,200便/日が発着する高速乗合バス等の停留所が周辺の道路上に散在し、鉄道との乗換えが不便であること、車両や歩行者の通行が妨げられていること等の課題があったため、同時期に計画された3地区の再開発事業の地下に一体的なバスターミナルを整備し、路上から発着する高速乗合バス等の集約を実施。
令和4年9月、3地区のうち第1期エリアのバスターミナルが開業し、全体約1,200 便/日のうち、約550 便/日が本バスターミナルへ移行。現在、新規乗入便約50 便/日と合わせて約600 便/日の高速乗合バス等が発着。なお、3地区全体が完成すると約1,500便/日以上が発着する国内最大級の高速バスターミナルとなる予定。

令和4年度全建賞

受賞年度:2022 主催者:一般社団法人 全日本建設技術協会
受賞物件名:八重洲二丁目北地区

【講評】
バスターミナル東京八重洲第1期エリアにおけるバス停集約化の取組。行政による調整制度がない課題に対して、多岐にわたる関係者が参加する会議体を組織し、整備方針、運用ルールの理解により、関係者の利害が一致した答えを得ることができた点や、地上道路の空間リソースを恒常的に使ってしまう路上バス停を、複数のブロックの再開発を総合的に調整して実施している点が評価された。

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