街に、ルネッサンス UR都市機構

洋光台中央における広場の大規模改修

2019年12月UP

洋光台中央

About

洋光台中央は、横浜市磯子区に位置し、最寄駅のJR根岸線「洋光台」駅から徒歩1分の駅前に建つ団地です。
敷地内は、スーパー、飲食店など、バラエティ豊かな商店でにぎわっています。また、建築家・隈研吾氏が手掛けた敷地内の広場は、地域のコミュニケーションスペースとして利用されています。

管理開始:昭和46年 住戸数:1,264戸

配置図

Concept

URでは平成27年3月から団地を核としたまち全体の活性化を図り、社会の豊かな未来像を提案していくモデルプロジェクトとして、建築家の隈研吾氏とクリエーティブディレクターの佐藤可士和氏迎えて入れて「団地の未来プロジェクト」をスタートしました。

その取組の一環として、地元の方々からの意見や有識者のアドバイスを踏まえ、駅前の洋光台中央団地の広場について、団地の「人」を発掘し繋ぎ合わせる「コミュニティの場」、「駅前の賑わいづくり」、「洋光台ならではの景観、雰囲気」、「住付店舗の分離と再利用」といったコンセプトで、新たなまちの玄関となるように、大規模なリノベーションを実施しました。

デザイン監修:隈研吾建築都市設計事務所、(株)みのべ建築設計事務所

Coordinate

1. コミュニティの活性化

・改修前の店舗付住宅(1階が店舗、2階は1階と階段で接続した住戸)の住施分離工事を行い、2階は店舗に用途変更し、また、2階テナントに直接アプローチできるように2階デッキを増築しました。

コミュニティの活性化

・CCラボ:地域コミュニティ活動の拠点として、賃貸施設2区画を提供し、地域活性化の担い手を育成します。
・クラフトマルシェ:2階部分の店舗には「クラフトマルシェゾーン」として、工芸作家の方々の出店を図っています。

初出店の「ぶち木工」さん。工房兼SHOPになっています。

2. 広場空間のデザイン

住棟に囲まれた「暗い、硬質的」になりがちな広場空間を、やわらかな庇、サイン、色彩などでデザインすることにより、人の集まりやすい「明るい、ぬくもりのある」空間に改修しました。

Access

案内図

住所:神奈川県横浜市磯子区洋光台3-13 ほか
交通:JR根岸線「洋光台」駅 徒歩1分

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