街に、ルネッサンス UR都市機構

LED

LEDとは直訳すると「光を発生する半導体(ダイオード)」で、電気を流すと発光する半導体の一種です。1996年に現在のLEDを光源とした照明器具(以下「LED照明」)の原型となる白色LEDが誕生後、年々発光効率が向上しており、蛍光灯に続く第4世代の明かりとして期待され、開発・導入が進んでいます。

LEDの主な特徴としては、
1. 長寿命
2. 高効率(少ないエネルギー使用量)
3. 省資源(長寿命、コンパクト)
4. 虫が寄り難い(紫外線が出ない)
5. 現時点では、他の器具(電球、蛍光灯に比して)より高価
等が上げられます。

UR賃貸住宅の共用部より排出されるCO2は、UR都市機構が事業の中で直接排出するCO2の約半分を占めています。その中でも共用廊下やエントランスなどの共用部の照明設備は多くの割合を占めており大きな課題となっていますが、長寿命・高効率の特徴をもつLED照明はこの課題を解消する有効な手段のひとつであると考えられます。

UR都市機構では共用部からのCO2を積極的に削減する先進的な取り組みとして、金町第一団地の建替後住棟の共用廊下部分において、LED照明を全面的に採用しました。この住棟ではLED照明の導入により、従来の一般的な蛍光灯と比較し同等の明るさを保ちながら、消費電力を約40%削減することができました。この集合住宅の共用廊下部分にLED照明を導入した取り組みは、国内でも先進的な事例となっています※。
※(社)日本照明器具工業会による。

シャレール西ヶ原(写真)シャレール西ヶ原
金町第一団地(写真)金町第一団地
金町第一団地(写真)金町第一団地

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