街に、ルネッサンス UR都市機構

品川駅周辺地区

2025年07月15日

品川駅周辺地区の航空写真

国際交流拠点・品川にふさわしい複合市街地の形成
Project Data
所在地
東京都港区
区域面積
約15.5ha(品川駅北周辺地区)
約2.9ha(品川駅街区地区)
約11.9ha(品川駅西口)
事業手法
土地区画整理事業
施行者
独立行政法人都市再生機構

プロジェクト概要

  • 羽田空港の国際化・リニア中央新幹線の開業など広域交通整備が進展し、東京中心部の地域構造の変化が進む品川。
  • 「品川駅・田町駅周辺まちづくりガイドライン2020」でも、品川駅北周辺地区を含む4地区が段階的な計画の実現のための優先整備地区に設定されました。こうしたニーズに応えるため、大規模な土地利用転換や広域的な交通結節点の形成等により、「これからの日本の成長をけん引する国際交流拠点・品川」の形成を目指します。
  • UR都市機構は土地区画整理事業を施行を通じて都市基盤を整備するとともに、プロジェクト全体のコーディネートを行います。
これからの日本の成長を牽引する国際交流拠点・品川の将来像

品川駅周辺の優先整備地区

品川駅周辺の優先整備地区のイメージ図面、優先整備地区として、品川駅北周辺地区、品川駅西口地区、芝浦水再生センター地区、品川駅街区地区がある。<出典:品川駅・田町駅周辺まちづくりガイドライン2020(東京都)>
  • 品川駅・田町駅周辺まちづくりガイドライン2014からガイドライン2020へ改定が行われました。
  • 特定都市再生緊急整備地域に位置づけられ、国際競争力の強化が求められている「品川駅・田町駅周辺地域」において、UR都市機構は田町駅東口北地区や品川駅北周辺地区、品川駅街区地区、品川駅西口の土地区画整理事業の施行等を通じて、まちづくりを推進しています。

都市計画の概要

品川駅周辺地区における都市計画の概要イメージ図面。JR品川車両基地跡地における国際交流拠点形成と品川駅周辺地区における段階的なまちづくりを推進するため、道路、公園等の都市基盤を先行整備し、国際都市に相応しい街区を形成する。

UR都市機構の役割

まちづくりのコーディネート

初期段階からまちづくりの検討に携わり、地域全体の総合的なコーディネートを推進するとともに、各地区の事業化を検討

土地区画整理事業の施行
<品川駅北周辺地区>
  • 都市計画道路(補助線街路第332号線、補助線街路第334号線)や地区幹線道路(第二東西連絡道路)等を整備
  • 高輪ゲートウェイ駅周辺は国際競争力強化に資する業務・商業機能等、地区北側には都心居住を支える都市型集合住宅等を誘導
<品川駅街区地区>
  • 京浜急行電鉄品川駅の地平化等による利便性の高い駅への再編並びに複合的機能の集積を目的として、敷地を整序
  • 放射第19号線(国道15号)の一部の整備及び環状第4号線の延伸に必要となる用地を確保
  • 歩行者ネットワークの強化のため、自由通路の空間確保・整備
<品川駅西口>
  • 品川駅に近接する立地特性を生かした国際交流拠点の形成を目指し、都市基盤施設を整備し、敷地を整序
  • 公共施設として、道路及び公園の整備を行うとともに、国道15号上空デッキ整備費の一部を負担
  • 地区内の交通を円滑に処理する地下車路や広域的なネットワークの形成に寄与する歩行者通路のほか、 品川駅の交通結節機能の一翼を担う駅前広場整備を推進

品川駅周辺土地区画整理事業の諸元

項目 品川駅北周辺地区土地区画整理事業 品川駅街区地区土地区画整理事業 品川駅西口土地区画整理事業

面積等

約15.5ヘクタール

約2.9ヘクタール

約11.9ヘクタール

施行者

独立行政法人都市再生機構

独立行政法人都市再生機構

独立行政法人都市再生機構

事業費

約721億円

約208億円

約630億円

事業期間

平成28年度から令和15年度(清算期間含む)

平成31年度から令和19年度(清算期間含む)

令和5年度から令和32年度(清算期間含む)

事業の従前従後イメージ

平成31年4月に撮影した品川駅周辺地区の従前の現況写真。(画像をポップアップウィンドウで拡大表示します)
拡大
従前:航空写真(平成31年4月撮影)
品川駅周辺地区の従後の土地利用計画図。URは、品川駅北周辺地区において、道路整備とともに、業務・商業機能、都市型集合住宅の誘導を推進しています。品川駅街区地区では、京浜急行品川駅の地平化に伴う駅再編のための敷地整序等を推進しています。(画像をポップアップウィンドウで拡大表示します)
拡大
従後:土地利用計画図

品川駅えきまちガイドライン及び創造編2023

「品川駅・田町駅周辺まちづくりガイドライン2020」に定められている国際交流拠点・品川の実現に向けて、品川駅を中心に駅と街が一体的となった空間・景観形成を誘導することを目的とし、上位計画として東京都により、品川駅えきまちガイドラインが策定されました。
また、えきまちガイドラインを具体化するため、行政と事業者等が連携して実現していく内容について創造編 2023が取りまとめられています。

品川駅北周辺地区まちづくりガイドライン2021

品川駅周辺地区地区計画に「まちづくりガイドライン等を作成し、個性をいかした魅力ある都市空間を形成する」と定められていることを踏まえ、品川駅・田町駅周辺地域の個別地区である品川駅北周辺地区において、まちづくりの一層の具体化のため、開発事業者を委員とした委員会により、品川駅北周辺地区まちづくりガイドラインが策定されました。
2021年には高輪築堤の出土を踏まえ、改定が行われています。

品川駅西口地区まちづくり指針

「品川駅・田町駅周辺まちづくりガイドライン2020」に定められている、まちづくりの方向性の具体化に向けて、周辺基盤の動向や「SDGs」等の世界的な潮流を踏まえつつ、品川駅西口地区において、まちづくりの方向性を先行的に深度化すべく、品川駅西口地区まちづくり指針が策定されました。

URは、ガイドライン等を踏まえ、引き続き関係者とともに、まちづくりの推進を図ります。

この事例の詳細について

この事例を実現した事業手法について

その他の事業の紹介

UR都市機構が取り組む都市再生事例をご紹介します。

都市再生事業についてのお問い合わせ窓口

本地区についてのご質問等は、「東日本都市再生本部」へお問い合わせください。

プロジェクトのあゆみ

平成24年(2012年)1月
特定都市再生緊急整備地域(品川駅・田町駅周辺 約184ha)に指定
平成26年(2014年)9月
東京都が「品川駅・田町駅周辺まちづくりガイドライン2014」を策定
平成28年(2016年)4月
国際戦略特別区域 区域計画の認定
平成28年(2016年)7月
品川駅北周辺地区土地区画整理事業 事業計画認可
平成29年(2017年)3月
「品川駅北周辺まちづくりガイドライン」の策定
平成31年(2019年)4月
品川駅街区地区土地区画整理事業 事業計画認可
令和2年(2020年)3月
東京都が「品川駅・田町駅周辺まちづくりガイドライン2020」に改定
令和2年(2020年)3月
JR高輪ゲートウェイ駅の暫定開業 「コ」の字型道路開通 
※品川駅北周辺地区土地区画整理事業で整備される道路のうち、国道15号(第一京浜)からJR高輪ゲートウェイ駅へアクセスするための、「コ」の字型道路です。
令和元年11月まで山手線と京浜東北線が走っていた場所に、令和2年3月15日の駅開業を目前に控えた、令和2年3月12日に開通しました。
令和3年(2021年)3月
「品川駅 えきまちガイドライン」の策定
令和3年(2021年)9月
「品川駅北周辺まちづくりガイドライン」が「品川駅北周辺まちづくりガイドライン2021」に改定
令和4年(2022年)2月 
「品川駅西口地区まちづくり指針(高輪三丁目地区)」の策定
令和5年(2023年)6月
品川駅西口土地区画整理事業 事業計画認可
令和5年(2023年)7月
「品川駅 えきまちガイドライン創造編2023」の策定
令和6~7年(2024~25年)
品川駅北周辺地区 4街区開業(2025年3月27日)
品川駅北周辺地区 1~3街区開業(2025年度末)
令和10~11年(2028~29年)
品川駅北周辺地区土地区画整理事業の換地処分(予定)
令和11~12年(2029~30年)
品川駅西口地区 A地区開業(予定)
令和12~13年(2030~31年)
品川駅街区地区 北棟開業(予定)
令和14~15年(2032~2033年)
品川駅街区地区土地区画整理事業の換地処分(予定)
令和18~19年(2036~37年)
品川駅街区地区 南棟開業(予定)
令和27~28年(2045~46年)
品川駅西口土地区画整理事業の換地処分(予定)

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