街に、ルネッサンス UR都市機構

「平成26年度全建賞」を3部門で受賞

2015年06月26日

6月26日(金)、宮城県多賀城市の「桜木地区災害公営住宅(市営桜木住宅)」、東京都千代田区の「大手町土地区画整理事業による大手町川端緑道の整備」、埼玉県越谷市の 越谷レイクタウン土地区画整理事業地内の「一級河川元(もと)荒川(あらかわ)大相模(おおさがみ)調節池整備事業」が「平成26年度全建賞」を受賞しました。
全建賞は、一般社団法人全日本建設技術協会が設置し、「建設技術の活用」や「公共事業の進め方や運用の工夫等」により、特出した成果が得られた事業や施策に贈られるもので、昭和28年に創設された伝統ある賞です。平成26年度全建賞は、全国より329事業の応募があり、筑波大学大学院システム情報工学研究科教授の石田東生教授を委員長とする同賞審査委員会で審査され、77事業が選ばれました。

【桜木地区災害公営住宅の評価】
災害公営住宅の整備と合わせて、福祉・子育て支援施設を併設。2階レベルをデッキで連結し、集会所・コミュニティースペースを設けるなど、居住者のみならず地域住民が交流できる場を確保し、ソフト面でも交流を促す取り組みを行っている点や、津波避難ビルとしても機能させるための階段の設置や、防災倉庫の設置などの取り組みも評価されました。

  • 写真:住宅の外観市営桜木住宅の外観。災害公営住宅160戸、保育所、高齢者生活相談所、集会所、みんなのリビングなどを整備。津波浸水区域に整備されたため、1階部分を非住居としている

  • 写真:表彰式全建賞の表彰式会場にて

【大手町川端緑道の評価】
緑道の整備により、かつてはビルの「裏空間」であった日本橋川沿いに、緑道と民有地を一体的に整備し「表空間」となる歩道を生み出し、官民が連携して企画・整備・維持管理を実施している点が評価されました。
さらに、親水空間を取り巻く「環境 」をキーワードに整備した緑道の照明設備は、一般社団法人照明学会による「平成26年照明普及賞」も受賞しています。

  • 写真:表空間快適な表空間となった日本橋川沿い

  • 写真:観測木気象庁の旧観測木を現況保存

  • 写真:緑道と民有地緑道と民有地とが一体的に整備された空間

  • 写真:照明照明普及賞を受賞した景観照明(撮影:岩井達弥光景デザイン)

【一級河川元荒川大相模調節池整備事業の評価】
越谷レイクタウンにおける、URが行うまちづくりと一体となって水辺空間と共生する良質な住宅や商業施設等の立地が促進され、調節池周辺の浸水被害の防止に大きく寄与したことが評価されました。

  • 写真:表彰式表彰式の様子

  • 写真:レイクタウン越谷レイクタウン

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