福生団地で日本赤十字社による防災セミナーを開催しました
2025年01月24日
1月20日(月)、福生団地(東京都福生市)で日本赤十字社、福生団地自治会の協力のもと、URコミュニティと共催で防災セミナーを開催しました。
このイベントは、令和元年に発生した台風19号の際、隣接する多摩川が決壊寸前となって避難指示が出た経験から、水害への意識が高い福生団地にお住まいの方に向けて、昨年度に引き続きの開催となりました。当日は16名が参加し、日本赤十字社講師による災害エスノグラフィー※と実技講習を受講しました。
災害エスノグラフィーでは、大雨災害の体験談を読み、グループ内で災害発生直後の行動や避難所生活について意見交換し、災害を追体験しました。実技講習では、新聞紙スリッパ作りやエコノミークラス症候群予防体操を体験し、避難所生活に役立つ知識を学びました。
参加者からは災害時の備えなどについての質問も多くあげられ、防災意識の高さを感じられました。
今後もURは団地と地域の皆さまの暮らしに役立つイベントを実施していく予定です。
※災害エスノグラフィー・・・大規模災害被災者の体験談を通じて、災害を追体験し、具体的な被災イメージを理解することを目的とした講義プログラム
-
グループで出た意見を付箋に書きだし、内容ごとにまとめました。
-
避難所生活で重要だと思ったことなどの意見を各グループで発表しました。
-
新聞紙でスリッパを作りました。
-
スリッパを履いた参加者からは足が温かくなったとの声も聞かれました。
-
当イベントのチラシ