都市再生の取組み
新清洲駅北地区
地区概要
清須市の都市拠点として位置づけられている名鉄新清洲駅の北側周辺において、名鉄本線の高架化事業と調整しつつ、土地区画整理事業により、駅前広場などの基盤整備工事等を行い、良好な市街地の形成を図ります。
項目 | 内容 |
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地区名 | 新清洲駅北地区 |
事業名称 | 名古屋都市計画事業新清洲駅北土地区画整理事業 |
施行者 | 清須市(都市再生機構が事業受託) |
地区面積 | 約5.2ha |
上位計画 | 清須市第2次総合計画(平成28年12月)、清須市都市計画マスタープラン(平成31年3月) |


事業経緯
年月 | 事業経緯 |
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平成25年3月 | 都市計画決定(土地区画整理事業、都市計画道路) |
平成25年4月 | 業務の委託に関する覚書(市・UR) |
平成27年1月 | 事業計画決定 |
平成27年4月 | 事業委託に関する基本協定の締結(市・UR) |
平成28年11月 | 仮換地指定 |
平成30年4月 | 都市計画決定(用途地域、地区計画、防火及び準防火地域) |
平成30年9月 | 工事着工 |
令和元年9月 | 第1回使用収益開始 |
令和2年3月 | 事業計画変更決定 |
令和7年度(予定) | 地区概成(仮線以外の部分) |
令和27年度(予定) | 事業完了(清算期間含む) |
計画概要
本地区は、駅へのアクセス道路や生活道路の幅員が狭く、公園等の公共施設も不十分であり、駅周辺地域としてふさわしい土地利用がされていません。土地区画整理事業により、駅前広場、都市計画道路、区画道路、街区公園、公共下水道、調整池等の整備を進めていきます。



関連リンク
納屋橋西地区
地区概要
名古屋駅、伏見駅の徒歩圏、栄にも至近な納屋橋地区において、URが市街地再開発事業を実施したものです。
市街地活性化と防災対策を目指して、高層階に賃貸住宅等、低層階には、商業業務・生活支援施設を整備し、都心の賑わいづくりと居住者の利便性の向上を図りました。
項目 | 内容 |
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地区名 | 納屋橋西 |
事業名称 | 市街地再開発事業(納屋橋西第一種市街地再開発事業) |
施行者 | 独立行政法人都市再生機構 |
地区面積 | 約0.7ha |
上位計画 | 都市再生緊急整備地域、名古屋市総合計画等 |


事業経緯
年月 | 事業経緯 |
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昭和62年3月 | 名古屋市から事業協力要請 |
昭和63年4月 | 地区採択 |
平成13年2月 | 都市計画決定 |
平成15年3月 | 事業計画認可 |
平成15年11月 | 特定業務代行者の決定 |
平成15年12月 | 権利変換計画認可 |
平成16年3月 | 工事着手 |
平成16年5月 | 起工式 |
平成17年8月 | 生活支援施設賃借人の決定 |
平成17年10月 | 公募保留床(商業床)の譲渡契約締結 |
平成18年10月 | 管理組合設立 |
平成18年11月 | 工事完了公告、入居開始、竣工式 |
計画概要
土地の合理的かつ健全な高度利用と都市機能の更新を図るため、市街地再開発事業により、沿道商業の活性化と景観整備につながる商業・業務施設の整備と、都心居住推進に資する良質な都市型住宅の供給を図りました。
- 利便性が高く、安全で快適な都市型住宅の供給
- 沿道の賑わいづくりと利便性の向上を図る商業店舗の整備
- メインストリート「広小路通」にふさわしい沿道景観整備
- 屋上緑化等、都市環境に配慮した整備

「アクアタウン納屋橋」
- 【従前】
細分化された小街区に、小規模な木造家屋や商店、青空駐車場が混在。都心部にあって、土地の高度利用や安全性に課題がありました。 - 【従後】
住宅、生活支援施設、立体駐車場、商業・業務施設が設置されました。
千種アーススクエア
地区概要
当地区は、サッポロビール名古屋工場の跡地として、名古屋中心部に位置する大規模で希少な敷地とし注目を集めました。都市再生に向け、都市再生緊急整備地域に指定された当地区において、UR都市機構が土地の利用計画等の開発条件の整理、道路・公園等の基盤整備を行い、民間事業者が各街区に建物を建設するという方式にして街づくりを進めました。
項目 | 内容 |
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地区名 | 千種アーススクエア |
事業名称 | 居住環境整備事業(住宅市街地整備総合支援事業) |
施行者 | 独立行政法人都市再生機構 |
地区面積 | 約8.4ha |
上位計画 | 都市再生緊急整備地域、名古屋新世紀計画2010等 |


事業経緯
年月 | 事業経緯 |
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平成12年3月 | URがサッポロビール株式会社より用地取得 |
平成14年10月 | 都市再生緊急整備地域に指定 |
平成15年2月 | A-1街区事業者(イオン)、A-2街区(メガロス)決定 |
平成15年9月 | B街区分譲住宅事業者募集 |
平成15年11月 | B街区事業者(大京)決定 基盤整備工事着手 |
平成16年3月 | C-1街区賃貸住宅事業者募集 |
平成16年5月 | D-2街区医療・高齢者施設等事業者募集 |
平成16年6月 | 基盤整備工事完了 |
平成16年7月 | C-1街区賃貸住宅事業者(東建)決定 |
平成16年8月 | D-2街区医療・高齢者施設等事業者(医療法人純正会)決定 |
平成16年10月 | 地区名称決定 |
平成17年2月 | D-1街区起業家育成施設事業者(中小企業基盤整備機構)決定 |
平成17年3月 | C-2街区賃貸住宅事業者募集 |
平成17年5月 | まち開きセレモニー |
平成17年8月 | C-2街区賃貸住宅事業者(大和ハウス)決定 |
計画概要
- 賑わい
当地区における居住者及び来場者により、賑わいを創出することはもとより、賑わい等を外部に表出することにより、都市の活力の演出に取り組むこととする。 - 健康
都市生活者に対し、良好な生活環境の形成とともに健全な都市生活が図れるよう「健康」について幅広く取り組むこととする。 - 環境
環境に取り組む先進的、先導的まちづくり事例となるよう、整備計画及び管理運営計画にも踏み込んだ環境形成計画に取り組むこととする。


【従前】サッポロビール名古屋工場の跡地が存在しています。
【従後】商業施設、分譲住宅、賃貸住宅、スポーツ施設、高齢者施設、起業家育成施設が設置されました。
刈谷駅南地区
地区概要
駅前ならではの利便性を活かし、文化の拠点、都市型住宅、大型ショッピング施設、大型駐車場等の複合的な都市型機能を持った刈谷の新しい駅前タウンの誕生を目指しました。
また開発にあたって、刈谷市との協力体制のもと、民間事業者の活力を積極的に導入するための特定建築者制度の活用等を行い市街地再開発事業を推進しました。
項目 | 内容 |
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地区名 | 刈谷駅南地区 |
事業名称 | 市街地再開発事業(衣浦東部都市計画刈谷駅南地区第一種市街地再開発事業) |
施行者 | 独立行政法人都市再生機構 |
地区面積 | 約5.7ha |
上位計画 | 第6次刈谷市総合計画、刈谷市都市計画マスタープラン 刈谷駅周辺地区市街地総合再生基本計画、刈谷市中心市街地活性化基本計画 |


事業経緯
年月 | 事業経緯 |
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平成15年4月 | 都市計画決定 |
平成17年11月 | 事業計画認可 |
平成18年3月 | 事業計画変更認可 |
平成18年9月 | 権利変換計画認可 |
平成18年10月 | 権利変換期日 |
平成19年1月 | 工事着工 |
平成20年8月 | 事業計画変更認可 |
平成20年10月 | 権利変換計画変更 |
平成20年11月 | 商業施設竣工・工事完了公告・引渡し |
平成21年3月 | 住宅施設竣工・工事完了公告・引渡し・入居開始 |
平成21年10月 | 公益施設、公益駐車場竣工・工事完了公告・引渡し |
平成22年1月 | 事業完了・清算 |
計画概要
地区の開発にあたっては、刈谷市の新しい玄関口にふさわしく、
(1)人が集う憩う豊かな駅前空間
(2)賑わいや語らいを生む駅前空間をめざす
(3)駅前ならではの利便性を活かした都市型住宅
などのコンセプトを軸として計画がすすめられました。
開発にあたっては、刈谷市との役割分担による開発の推進、民間事業者の活力を積極的に導入するための特定建築者制度の活用を図りました。

【従前】刈谷市が周辺の民有地を借地し地区の大半である3.6ヘクタールを運動広場、その他住宅・店舗・共同住宅等が存在していました。
【従後】商業施設、公益駐車場、公益施設、住宅施設が設置されました。
尾張西部都市拠点地区
地区概要
本地区は、尾張西部地域における商業、業務、情報等、高次な都市活動の場と良好な居住空間を備えた魅力ある新しい都市拠点の形成のため、本事業により道路、公園等の都市基盤整備と宅地の整備を行うことにより都市機能の更新を行いました。
項目 | 内容 |
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地区名 | 尾張西部都市拠点地区 |
事業名称 | 尾張西部都市拠点地区土地区画整理事業 |
施行者 | 独立行政法人都市再生機構 |
地区面積 | 地区面積43.5ha(国鉄稲沢操車場跡地28.1ha及び工業地、住宅地、農地) |
上位計画 | 新しい政策の指針(愛知県)、第5次稲沢市総合計画(稲沢市) |


事業経緯
年月 | 事業経緯 |
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昭和61年11月 | 国鉄稲沢操車場が機能停止 |
昭和62年4月 | 稲沢操車場跡地が国鉄清算事業団に継承 |
平成7年3月 | 都市計画決定(市街化編入、土地区画整理、道路) |
平成7年6月 | 愛知県・稲沢市からの要請 |
平成9年11月 | 事業計画認可 |
平成11年8月 | 都市計画決定(用途地域・地区計画) |
平成12年4月 | 東西自由通路供用開始 |
平成15年3月 | 第1回使用収益開始 |
平成15年4月 | 下津線・駅前広場供用開始 |
平成15年10月 | 第1回一般宅地分譲 |
平成15年11月 | 事業計画変更認可(第1回) |
平成19年9月 | 計画住宅用地入居開始 |
平成21年3月 | 大型商業施設オープン |
平成21年8月 | 事業計画変更認可(第2回) |
平成22年2月 | 換地処分公告 |
平成24年3月 | 稲沢西春線 供用開始 |
計画概要
次複合都市の形成を図るため、商業・業務施設及び住宅等を複合的に配置することを土地利用の基本とし、これに適合するよう道路、公園等を配置しています。
また、いつでも気軽に健康づくりができるウォーキングコース 「稲沢フィットネス・ロード」には、コース案内、歩幅を確認できるサイン、ストレッチングができる器具などが設置されています。


【従前】国鉄稲沢操車場跡地
【従後】商業施設、集合住宅、多目的広場等
枇杷島駅東地区
地区概要
本地区は、名古屋駅からわずか4分という立地条件に恵まれながら、鉄道により地域が分断され、都市基盤も未整備で、駅前にふさわしい土地利用が図られていない状況でした。さらに、平成12年9月の東海豪雨により地域全体が大きな被害を受け、防災性の向上と地域活性化がまちづくりの緊急課題となりました。
そのような中、UR都市機構は、土地区画整理事業により市の玄関口としての魅力的な拠点形成、駅周辺の利便性の向上と交流の促進、水害に強い安全で安心な都市環境の整備に取組み、「まちの顔づくり」を推進しました。
項目 | 内容 |
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地区名 | 枇杷島駅東地区 |
事業名称 | 枇杷島駅東土地区画整理事業 |
施行者 | 独立行政法人都市再生機構 |
地区面積 | 地区面積2.8ha |
上位計画 | 愛知県地方計画「新世紀への飛躍~愛知2010計画」、清須市総合計画 |


事業経緯
年月 | 事業経緯 |
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平成12年9月 | 東海豪雨による新川の決壊 |
平成12年10月 | 庄内川・新川河川激甚災害対策特別緊急事業の採択 |
平成15年3月 | 都市計画決定(土地区画整理事業、枇杷島駅前通線) 愛知県・旧西枇杷島町から事業要請 |
平成15年8月 | 事業計画認可 |
平成17年7月 | 西枇杷島町・清洲町・新川町が合併し、清須市誕生 |
平成18年9月 | 事業計画変更認可 |
平成19年3月 | 換地処分公告 |
平成20年3月 | 商業施設オープン |
平成22年1月 | 業務施設オープン |
平成24年8月 | 集合住宅入居開始 |
計画概要
市が整備する自由通路・橋上駅舎と併せて、土地区画整理事業による駅前広場・駅前通線・区画道路、河川事業による雨水貯留槽、公共下水道等を重層的に整備することにより、まちの顔にふさわしい拠点づくりを進めました。



【従前】セメント工場跡地
【従後】商業施設、業務施設、集合住宅等
名西二丁目地区
地区概要
当地区は、名古屋市西区南部に位置し、名古屋駅から北に約2km、国道22号に沿った利便性のよい、希少な大規模工場跡地です。
大規模工場跡地から複合開発市街地に土地利用転換を図るべく、「名西二丁目地区計画」(平成16年11月15日名古屋市第544号告示)が定められ、公共団体との役割分担のもと、道路・公園等の整備を行い、民間事業者を誘致しました。その結果、大規模商業施設や共同住宅が立地し、環境・生活利便性に優れた快適な街づくりが実現しました。
項目 | 内容 |
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地区名 | 名古屋市西区名西二丁目 |
事業名称 | 土地有効利用事業 |
施行者 | 独立行政法人都市再生機構 |
地区面積 | 約5.4ha |
上位計画 | 重点供給地域、名西二丁目地区地区計画 |


事業経緯
年月 | 事業経緯 |
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平成14年3月 | 土地取得 |
平成16年8月 | 西街区譲渡(商業施設) |
平成17年11月 | 東街区北ブロック譲渡(分譲住宅) |
平成18年1月 | 道路用地移管 |
平成22年2月 | 公園用地移管 |
平成22年7月 | 東街区南ブロックA区画譲渡(分譲住宅) |
平成24年12月 | 東街区南ブロックB2区画譲渡(分譲住宅) |
平成25年5月 | 東街区南ブロックB1区画譲渡(高齢者福祉施設) |
計画概要
都市居住環境改善の重点地域として、高質な居住環境を実現し、都心居住の推進を図ることから、住宅(東街区)及び商業施設(西街区)の誘致や、区画道路及び公園の整備等をすることにより、総合的な街づくりを推進しました。




【従前】株式会社東芝愛知工場名古屋分工場が立地されていましたが、移転により閉鎖され、大規模工場跡地が残されていた状態でした。
【従後】区画道路により整形された宅地に、商業・住宅・公園が存在する総合的な街づくりが実現されています。
鈴鹿市南玉垣・白子地区
地区概要
当地区は、名古屋から約50km離れた近鉄名古屋線「白子」駅から北に約2km、緊急輸送道路である国道23号線沿いに位置しており、周辺地域は、閉鎖された企業研修所により地域が分断され、災害時の避難地が不足しているなどの政策課題がありました。
このような政策課題の解決を目指し、UR都市機構では、大規模な低未利用地であるNTT西日本鈴鹿研修センター跡地を再整備し、基盤整備により健康・福祉拠点や良好な住宅地の形成を図るとともに、防災公園整備により地域防災性を向上させる街づくりを一体的に行いました。
項目 | 内容 |
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地区名 | 鈴鹿市南玉垣・白子地区 |
事業名称 | 防災公園街区整備事業 防災公園部分:都市公園事業(直接施行) 市街地部分:南玉垣・白子土地区画整理事業(個人施行同意型) |
施行者 | 独立行政法人都市再生機構 |
地区面積 | 約24.9ha (防災公園部分:約7.3ha、市街地部分:約17.6ha) |
上位計画 | みえメディカルバレー構想(三重県) NTT西日本鈴鹿研修センター跡地土地利用転換計画(土地利用転換計画策定協議会) |


事業経緯
年月 | 事業経緯 |
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平成22年3月 | 〔防災公園・区画整理〕鈴鹿市からURに防災公園街区整備事業の事業要請 |
平成22年7月 | 〔防災公園・区画整理〕鈴鹿市とURの間で基本協定締結 |
平成22年12月 | 〔防災公園〕都市計画決定 |
平成23年3月 | 〔防災公園〕NTT西日本鈴鹿研修センター跡地(約7.3ha)を取得 |
平成23年5月 | 〔防災公園〕都市計画事業承認 |
平成23年10月 | 〔区画整理〕施行認可 |
平成26年3月 | 〔区画整理〕換地処分公告 |
平成26年7月 | 〔区画整理〕終了認可 |
平成27年2月 | 〔防災公園〕工事完了・鈴鹿市へ引渡・開園 |
計画概要
鈴鹿市等が策定したNTT西日本鈴鹿研修センター跡地の土地利用変換計画に基づき、防災公園街区整備事業を活用し、別途誘致された鈴鹿市医療科学大学と併せて健康・福祉拠点の形成に寄与するため、土地区画整理事業による区画道路及び街区公園の整備を行うとともに、平時は幅広い市民の憩いの場となり、災害時は避難地と救援・復旧活動の拠点となる防災公園の整備を行いました。
整備に当たっては、従前の戦争遺産をモニュメントとして残したり、桜などの既存樹木を保存、既存建物を備蓄倉庫として活用するなど、歴史の継承と環境へ配慮した整備を行いました。


防災公園「桜の森公園」




土地区画整理事業

【従前】NTT西日本鈴鹿研修センター跡地(平成13年閉鎖)
【従後】防災公園、大学並びに住宅地等
※本ページに記載されている内容は、平成27年4月時点の情報です。