まちの改善に向けたプレイスメイキング検討会
2019年03月01日
1 検討会設置の趣旨・目的
現在、我が国の公的空間においては、良質な空間に人々が集まり、地域の経済活動等が活性化した事例もある一方で、公的空間を整備したものの利用者が少なく、まちや地域社会の活性化につながらない例も見受けられる。都心部での開発において生み出される公的空間は、一開発に留まらずエリアの価値向上につながることが求められており、開発に先立った公的空間のあり方の議論が重要性を増している。また、人口減少が進む地方都市の旧市街地や、高齢化が急速に進む大都市部の郊外駅前等においては、高度成長期のような十分な開発圧力が見られないことが想定される。特にそうした地域では、人が主体となった持続性・実効性のある活性化を実現するため、従来の事業手法のみではなく、「プレイスメイキング」を含めた公的空間等の形成・再生の方法論の確立とともに、それを活用した複数の事業を実施し関係づけることで、まち全体の活性化につなげていくことが重要となってくる。当検討会は、これからの我が国において有効な、プレイスメイキング等公的空間の形成・再生手法について、諸外国事例等を踏まえた議論の上、手法論の検討、とりまとめを行い、その成果について、UR都市機構が関与するまちづくり等において活用するとともに、広く社会にも知見を共有することを目的として設置する。
2 構成員
座長 渡 和由 筑波大学芸術系 准教授
委員 中島 直人 東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻 准教授
波潟 郁代 株式会社JTB総合研究所 執行役員企画調査部長
温井 達也 株式会社プレイスメイキング研究所 代表取締役
本木 陽一 一般社団法人場所文化フォーラム 専務理事
中山 靖史 UR都市機構東日本都市再生本部 事業企画部長
事務局 UR都市機構東日本都市再生本部事業企画部
UR都市機構まちの空間形成・イノベーションWT
オブザーバー 国土交通省都市局まちづくり推進課官民連携推進室
一般財団法人日本不動産研究所
株式会社みずほ銀行
株式会社常陽銀行
3 開催スケジュール
平成30年3月~平成30年度末まで 全7回
4 会議情報等の公表について
会議は非公開で行うが、検討会の設置について事前に公表するとともに、会議資料、議事概要、とりまとめ結果等についても、 UR都市機構のウェブサイト等で公表することを予定。
開催状況
第7回まちの改善に向けたプレイスメイキング検討会 日時:平成 31 年 3月5日(火)
■配布資料
第6回まちの改善に向けたプレイスメイキング検討会 日時:平成 31 年 1月22日(火)
■配布資料
第5回まちの改善に向けたプレイスメイキング検討会 日時:平成 30 年 11月20日(火)
■配布資料
第4回まちの改善に向けたプレイスメイキング検討会 日時:平成 30 年 9月25日(火)
■配布資料
第3回まちの改善に向けたプレイスメイキング検討会 日時:平成 30 年 9月11日(火)
■配布資料
第2回まちの改善に向けたプレイスメイキング検討会 日時:平成 30 年 5月11日(金)
■配布資料
第1回まちの改善に向けたプレイスメイキング検討会 日時:平成 30 年 3月 6日(火)
■配布資料