街に、ルネッサンス UR都市機構

結果発表2023

くらしがある、笑顔がある。 UR都市機構フォトコンテスト2023 結果発表

たくさんのご応募ありがとうございました。
応募作品計1,003作品(復興:519作品、団地:484作品)の中から厳正な審査の上、
大賞2作品・優秀賞6作品・キッズジュニア賞2作品・入賞作品14作品が決定いたしました。

審査員

  • 池邊 このみ氏
    (ランドスケープ プランナー)

    池邊 このみ氏
  • 大西 みつぐ氏
    (写真家)

    大西 みつぐ氏
  • 西田 司氏
    (建築家)

    西田 司氏
  • みぞみぞ氏
    (写真家・インフルエンサー)

    みぞみぞ氏

大賞

復興

「暮れないの日常」

暮れないの日常撮影場所:福島県いわき市
名前:吉田 政孝 さん

この海岸も被害に遭い復旧工事が終わり綺麗に。散歩・サーファー・釣り等、人々が楽しむ海岸に戻りました。日暮れ前の散歩する姿、震災前の当たり前の風景に嬉しくもあり、感慨深い気持ちになりました。

<審査員コメント みぞみぞ氏>
撮影したシーン・構図・色の表現など、写真の構成要素がいずれも高クオリティな素晴らしい写真です。特に夕日を受けながら進む波の表現に非常に高い技術を感じます。被災地でもまたこのような景色が見られるという感慨深さが審査員にも伝わってきました。

団地

「春の日差し」

春の日差し撮影場所:大谷田一丁目
名前:加藤 達真 さん

いつもみんなが遊ぶ中庭の原っぱ。今日もいい日差しです。大好きなお菓子の生地から服を手作りしておめかしして。結婚式を挙げない私たちにとってこれが結婚写真です。

<審査員コメント 大西みつぐ氏>
いつの時代であっても、自宅や近隣で記念写真を写すという行いは続いています。若いお二人の一見奇妙なポーズは、これから新しい暮らしが始まっていく喜びから生まれていそうです。「狭いながらも楽しい我が家」はすでに昔の話。毎日をゆったりとクリエイティブに過ごしていこう!という若い世代の率直な気持ちが、明るくコミカルに表現された作品です。

優秀賞

【復興】

「ハレの日」

ハレの日撮影場所:岩手県一関市
名前:AY勾火玄 さん
  • 孫が小学校入学時にランドセルをばあちゃんからプレゼントされた。無事6年卒業しました。
  • <審査員コメント 大西みつぐ氏>
    震災の年には2歳だった女の子も中学入学を迎えました。ランドセルは小学校入学時の祖母からの贈り物。素朴で明るい情景に復興の「時間」を物語る材料がたくさん盛り込まれています。適切なカメラアングルとシャッターチャンスできれいにまとめられました。一枚の写真に表現される私たちの暮らしのリズムは、かくも美しい!

【団地】

「今日からよろしくお願いします!」

今日からよろしくお願いします!撮影場所:藤山台
名前:satomi さん
  • UR団地へ引っ越して初日、空っぽの戸棚に何を入れようかわくわくしながら撮った1枚です。キッチンはお気に入りスポットのひとつで、壁のタイルや収納棚の質感が少しレトロで好きです。
  • <審査員コメント みぞみぞ氏>
    少し前までの団地のイメージとして、古い・汚いというものがありましたが、昨今の昭和レトロブームもあって、若い世代からはネガティブな印象が払拭されたように思います。撮影者の方にとって、団地に住むというのはわくわくする素敵な事なんだというのが伝わる一枚でした。

【復興】

「Go Straight」

Go Straight撮影場所:宮城県石巻市
名前:原本 柊さん
  • 東日本大震災からの復興のシンボルとして再建された石巻魚市場。朝凪の頃、ひんやりと静謐な海とその奥で水平線まで続く世界最長の魚市場はまるで、無秩序な自然と共にこの地で生きてきた人々の息づかいが聞こえてくるようだった。
  • <審査員コメント 西田司氏>
    復興のシンボルであり、世界最長の魚市場である石巻魚市場の巨大さ(長さ)を水面ごしの美しい横長の奥行きで表現した写真。消え入りそうなくらい長い魚市場の存在感が雑多でにぎにぎしい市場ではなく、静かなトーンで海と空のあいだに佇むように切りとられることで、独特な存在感をもった写真になっており素晴らしい。建築の新しい一面を見せられた印象であった。

【団地】

「みんなで雨宿り」

みんなで雨宿り撮影場所:神代
名前:codanwalker さん
  • 子どもたちが帰ってこないので、心配して下に降りてみたらみんなで雨宿りしていました。団地の子どもたちはとっても仲良し。「そろそろご飯の時間だよ〜」と声をかけたら、みんなお家に帰っていきました。
  • <審査員コメント 池邊このみ氏>
    雨が降ってなかなか帰宅しない子供を心配したら、団地の入口でかわいい女子会が行われていたという微笑ましい作品です。団地ならではの空間と、コロナが終ってきて、集まってマスク無しで話せるという開放された雰囲気も伝わってくる点が評価されました。The団地ともいうべき一品です。

【復興】

「伝え続ける とみおか」

伝え続ける とみおか撮影場所:福島県双葉郡富岡町
名前:青木 香乃 さん
  • 双葉郡富岡町の子安橋から見る2023年の初日の出を拝む母の背中。まだまだ復興途中の町ですが、止まっていた時間は動き出し町を包み込む太陽を、笑顔で眩しがる顔も増えました!富岡町で311の語り人活動をしている母を引き続き応援していきます!
  • <審査員コメント 池邊このみ氏>
    とみおかの語り人活動をしているというお母様を近景にいれた海の美しい初日の出の風景を捉えた富岡への想いの詰まった意味深い作品です。初日の出を眺める母娘が富岡の昔とこれからに願いを込めている様子が感じられる点を高く評価しました。伝え続けるとみおかを継承して下さい。

【団地】

「心地よい寒さと映え装置」

心地よい寒さと映え装置撮影場所:神代
名前:団地めぐり好き さん
  • 大好きな神代団地でクリスマスマーケットが開催されるということで、子供を連れて行ってきました。美味しいソーセージを食べてると大量のシャボン玉を発生させるオルゴール(?)が。あっという間に吸い寄せられていきました。こういう笑顔が団地には溢れてますよね。
  • <審査員コメント 西田司氏 >
    団地のハレの日の一枚。クリスマスマーケットのシャボン玉の中を歩く子どもの笑顔に対して、背景の団地の商店街のレトロな印象が良いコントラストになっている。団地が子ども達の記憶の風景になっている感じが伝わってきて、団地の祝祭的な使われ方を写真が切りとっている価値を評価したい。

キッズ・ジュニア賞

【復興】

「あの日の思い出」

あの日の思い出撮影場所:宮城県石巻市
名前:あいちゃん さん
  • ふと空を見上げると、綺麗な夕焼けになっていた。

【団地】

「「高」蔵寺から見えたのは…」

「高」蔵寺から見えたのは…撮影場所:藤山台
名前:安武 正博 さん
  • 高台に位置する高蔵寺から見えるのは三大都市の一つの名古屋だった。

入賞

【復興】

「太陽がいっぱい」

太陽がいっぱい撮影場所:岩手県遠野市
名前:高橋 強 さん
  • 復興の象徴として運行したSL銀河、運行終了が決まりました。最後の夏の写真になります。復興の象徴を最も表した作品だと思ってます。

【団地】

「かえりみち」

かえりみち撮影場所:神代
名前:codanwalker さん
  • 夕陽が綺麗な団地の帰り道。明日も晴れるといいね!
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