福島県相馬郡新地町 愛宕東災害町営住宅
Concept
既存集落と丘の上を結ぶ桜並木の坂道がある新しい住まい
- 北側の玄関先、階段付近には住民の交流を促すポケットコーナー(“えのめえ”コーナー)を設けます。※“えのめえ”=「家の前」は、屋敷の中の通路のことで、昼でも夜でも構わず通り抜けが出来たこの地域特有のコミュニティー醸成の仕掛けです。
- 既存集落と丘の上の中学校を結ぶ動線を整備し、災害発生時の避難経路を確保しました。団地内に公園と集会所を設け、消防団倉庫など既存施設と連携して地域の防災拠点を形成しました。
- 周辺にも多く見られる勾配屋根や町花さくらにより、地域資源を活かし、地域景観と調和する景観を形成しました。