アーバンラフレ虹ヶ丘西におけるバリューアップ改修
2019年8月UP
移ろいを楽しむ、
洗練されたレジデンスへ

About
- アーバンラフレ虹ヶ丘西は、名古屋市東部の都心とも言われる星ヶ丘エリアに立地しています。団地周辺は緑豊かで閑静な住環境で、地下鉄「星ヶ丘駅」から徒歩9分、地下鉄で「栄駅」へ約14分、「名古屋駅」へも約19分と、通勤にもお出かけにも便利な立地です。周辺には「星ヶ丘テラス」、デパートなどショッピングのエリアが充実し、動植物園や図書館も徒歩圏内、大学も近くにあり、とても人気のエリアです。
管理開始:平成8~15年 住戸数:429戸

Concept
- 「ハイグレードな住環境を求める名古屋市外からの転居者及び、安心の子育て環境を望む家族世帯」をターゲットとし、周辺のアーバンラフレ星ヶ丘に続いてグレードアップを行いながら、団地の特徴をデザインして差別化を図りました。
- 団地全体をトータルコーディネート
- 団地の核となる動線を「移ろいの道」として再整備
- 変化に富む立地を緩やかにつなぐ色彩計画
- 樹齢100年を超すヤマザクラの保全措置、アイコン化
- 景観に配慮した照明デザイン
Coordinate
1.団地全体をトータルコーディネート
- 企画住戸を含めた住戸内改修から、住棟共用部改修、 屋外改修 へとグレードアップエリアを連続させています。
- 住棟エントランス内と屋外エントランスアプローチ部分までを同素材のタイル仕上げとして、エントランス内外の一体感を創出し、植栽も同時に更新することで、調和のとれた空間としています。
- エントランス、東テラス、西テラスといった集中的な改修のほか、グレード感やパターンの切り替えにあたっては、色彩計画や照明計画とも調和のとれた演出を実施しています。団地全体を総合的に改修することで、より一層の一体感が生まれています。

2.団地の核となる動線を「移ろいの道」として再整備
- 団地中央の通路を「移ろいの道」とし、西端を西テラス(商業・文教エリアに隣接した駅からの玄関口)、東端を東テラス(スーパー・学校等、日常生活の出入り口)とし、舗装と照明を改修しました。
- 傾斜敷地を夜間でも通行しやすいように、安全で明快な通路となるよう再整備しました。ライティングが、帰宅者や来訪者を心地よく出迎えます。

3.変化に富む立地を緩やかにつなぐ色彩計画
- 従前は、団地の名前のとおり虹色の色彩でしたが、高級感のある商業エリアから落ち着いた住宅街へと周辺が移りゆく様子に合わせて、周辺環境との調和を図るシンプルな配色を用い、団地全体で緩やかなグラデーションを描きました。

4.樹齢100年を超すヤマザクラの保全措置、アイコン化
- 団地建設前から植えられていた樹齢100年を超えるヤマザクラの巨木について、樹勢の衰えが観測されたため、改修に併せて樹木医による診断を実施し、樹勢回復措置を行いました。
- 団地のシンボルであるヤマザクラをモチーフにしたロゴを作成して団地のアイコンとすることで居住者の方が親しみをもてるようにしました。また、鑑賞スペースの整備、案内看板の設置とともに法面美化や夜間ライトアップを行いました。

5.景観に配慮した照明デザイン
- 共用灯と屋外灯のLED化を同時に実施することで、団地全体の色温度や明るさ感をそろえ、最適な照明計画を実現しました。また、意匠照明による照度を勘案した照明計画により、帰宅者を温かく迎え入れる、美しく心地の良い夜景を演出しています。

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