街に、ルネッサンス UR都市機構

本郷真砂アーバンハイツにおけるバリューアップ改修

2021年4月UP

文化のまち本郷にふさわしい
ノスタルジックモダンデザインへ

本郷真砂アーバンハイツ

About

  • 本郷真砂アーバンハイツは、文京区の東大近く、高級エリアに立地しており、法華宗「本妙寺」の境内に向かって下る坂であったことから名付けられた「本妙寺坂」の中腹にあります。最寄り駅である東京メトロ丸ノ内線・都営大江戸線「本郷三丁目駅」までは徒歩4分と、駅近ながら落ち着いた住環境が広がります。周辺は、家族サービスやショッピングを楽しめる環境が充実しています。複数の駅が徒歩圏内のため、駅周辺にはスーパーなどが点在しており、食料品や日用品の調達に便利です。

    管理開始:昭和61年     住戸数:130戸
全体配置図

Concept

文化のまち本郷にふさわしい 落ち着きある佇まいの創出と暮らしの質の向上へ

  1. 安心・安全に配慮し、“選ばれる物件” へ
  2. 文化のまち本郷にふさわしい ノスタルジックモダンデザイン
  3. 管理サービス事務所・集会室の設置
  4. リフレッシュした住棟デザイン

Coordinate

1.安心・安全に配慮し“選ばれる物件”へ

  • 団地全体をオートロック化し、既存オートドアを鋼製扉(木調)オートロックドアに改修しました。分譲のような高級感を創出しました。
  • オートロックに伴い、メールコーナー・宅配ボックスを入口正面左側に設置しました。入口手前の駐輪場も整理しました。
エントランスホール 配置図
エントランス Before After
  • オートロック化に伴い、全戸モニター付インターホンを設置しました。
  • 玄関扉交換に伴い、玄関錠をダブルロック化しました。
  • 玄関扉は1Fエントランスオートドアと同様の木調とし、高級感を演出しました。取っ手やインターホンカバーなど、要所にマットブラックを差し込み、全体を引き締める工夫をしました。
玄関扉 Before After
  • エントランスのバリアフリー化
    改修前のメインエントランスは、樹木がうっそうと茂り視認性が悪く、階段でのアプローチで使いにくい状態でした。
    改修ではメインエントランス全体を緩やかなスロープ形状とし、樹木を整理することで、お住いの方にとって歩きやすい動線としました。
エントランスまでの動線 Before After
  • お住いの方や近隣の方に ストレスを感じさせない照明へ
    屋内では、まぶしさを感じにくいグレアレス照明を設置しました。
    屋外では、樹木、壁や床を照らす光が、近隣の建物や通行の方々、車を運転の方々に向かないよう調整しました。
照明

2.文化のまち本郷にふさわしい ノスタルジックモダンデザイン

改修コンセプト デザインコンセプト
  • 既存の特徴を生かしつつ、改修部分は全体のまとまりや連続性を意識し、経年の趣と新しい改修によって 古さを感じられながらも落ち着きあるモダンデザインとしました。
デザインイメージ
  • ノスタルジックモダン”を“繊細なパターンの組み合わせ”と定義し、団地全体に落とし込みました。サインは“文化のまち”から“ペン先”をイメージしています。
サインデザイン
  • 既存外壁タイルの質感・色調を生かす外壁色彩計画です。
  • 明度対比を抑え、穏やかで落ち着きのある印象にしました。
  • コーナーバルコニーにはピンネット工法でアクセントカラーを配色しました。
コーナーバルコニー Before After
  • エレベーターシャフト部は、対象装飾仕上げ塗材を複数パターンに組み合わせ装飾しました。光の角度により見え方がわずかに変化します。
EVシャフト Before After

3.管理サービス事務所・集会室の設置

  • 日々のお問合せ窓口となる管理サービス事務所を新設しました。
  • 併せて集会室を設置しました。壁面には大判の調湿タイルを配置し、大きなクッション、ラグ、座卓等でゆったり安らげる空間としています。
管理サービス事務所・集会所 Before After
  • メインエントランス前のケヤキの周囲にはベンチを設置しました。お住いの方だけではなく、近隣の方々にとっても交流の場となるよう、ひとやすみ空間を配置しました。
メインエントランス前 Before After

4.リフレッシュした住棟デザイン

  • 屋外エントランスのキャノピーは撤去・新設し、天井に光を反射させ入り口空間を照らします。
  • 屋内メインエントランスの長廊下は、ダウンライトでリズムを演出しました。
メインエントランス Before After
  • サブアプローチをルーバーで美化しました。ルーバーを2本ずつ設置することで複雑な影となり、竹林を思わせます。
  • サブエントランスの駐輪スペースを整理しました。ルーバーを連続して設置し、サブ動線とサブエントランスをつなぐ迎え入れる空間を演出しました。
サブエントランス Before After
  • メインエントランス正面は、アクセントウォールを設置しました。自立式の有穴セラミックスクリーンにより、ゆるやかに空間を分節しました。
  • エントランスホール内部は、床・壁はすべて大判タイルを使用しました。寒水石配合のベンチを設置し、高級感を創出しました。
  • サブエントランス正面のアクセントウォールは、壁接着式の有穴セラミックスクリーンを使用し、メインエントランス側とは違った見え方を演出しました。
  • エレベーターホールではバラバラだったチラシを掲示板に集約し、エレベーターにもシートを貼り美化しました。
メインエントランス・サブエントランス・EVホール Before After
  • 共用廊下は、少し黄味がかったモノトーンの塗装色でまとめ、エレベーターシャフトは、多意匠装飾仕上塗材を複数パターンに組み合わせ装飾しました。アクセントカラーはエレベーターシャフトと雨樋受に配色し全体に遊びをもたせました。
EVシャフト Before After
  • メインエントランス前の樹木を整理しました。ケヤキを1本だけ残し引き立たせるように照明とベンチを設置しました。
メインエントランス Before After
建設当初からある礎石 Before After

Access

案内図

関連リンク

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