街に、ルネッサンス UR都市機構

特定建設資材のリサイクル

産業廃棄物全体の20%程度を占める建設産業は、先導的にリサイクル推進に取り組むことが不可欠な状態です。UR都市機構では、廃棄物の処理、処分に関する社会的な環境および事業を円滑に進めるため、次のような対策を講じています。

団地内リサイクルシステム

団地内リサイクルシステムとは、建物の除却に伴い発生したコンクリート塊を現地で再生し、道路路盤材等に利用することによって、団地外への搬出量を最小限に抑える、環境にやさしい省資源型システムです。

  • 除却工事に伴って発生するコンクリート塊は、可能な限り当該団地で現地再生し、再利用を図る。
  • 現地再生が出来ない場合はコンクリート塊を、再資源化施設(中間処理施設)に搬出する。
  • 発生するアスファルト舗装塊は再資源化施設に搬出する。
団地内リサイクルシステム (イラスト)
拡大

再生資材の積極的な利用

UR都市機構では、UR賃貸住宅の建設工事において再生資材を積極的に利用しています。

  • 再生砕石の利用
    UR都市機構では、UR賃貸住宅内の道路路盤材や擁壁等構造物基礎材、浸透桝や浸透トレンチの充填材にコンクリートを再資源化した再生砕石を利用しています。
  • アスファルト舗装塊の再利用への対応
    UR都市機構では、UR賃貸住宅内の舗装に使用するアスファルト混合物は原則再生材としています。
再生資材の積極的な利用 (イラスト)
拡大

平成12年5月に制定された「建設工事リサイクル法」で、特定建設資材として再資源化が義務づけられたコンクリート、アスファルトコンクリート、木材については平成5年度以降、ほぼ再資源化率100%のリサイクルを達成しています。

関連書籍・関連リンク

関連リンク

メニューを閉じる

メニューを閉じる

ページの先頭へ