UR都市機構

集合住宅歴史展示棟

集合住宅歴史館

80年以上にわたって蓄積され受け継がれた近代集合住宅の歴史と技術がここに

日本におけるRC集合住宅の歴史も80年を超え、これまで親しまれてきた建物も解体建替が行われる状況です。集合住宅歴史展示棟では、昭和30年代の「公団住宅」のほか、建築史的に価値の高い同潤会アパートの住戸等を移築復元し、集合住宅技術の変遷をたどる展示を行っています。

展示移築建築物:蓮根団地・晴海高層アパート・多摩平団地・代官山アパート

戦前の集合住宅 同潤会代官山アパート(昭和2年竣工)

昭和30年代の中層集合住宅・蓮根団地/2DK(55型) (昭和32年竣工)

日本住宅公団発足当時の代表的な住宅です。戦後の集合住宅の原型となったダイニングキッチンと二寝室をもつ住戸タイプは“2DK”と呼ばれ、公団住宅(当時)の代名詞になりました。ここでは、昭和32年に建設された板橋区の蓮根団地の住戸を復元展示しています。戦後住宅の重要なテーマであった“食寝分離”のプランです。

昭和30年代の高層集合住宅・晴海高層アパート/非廊下階住戸・廊下階住戸 (昭和33年竣工)

近代建築の巨匠ル・コルビュジェの元で学んだ前川國男氏設計による晴海高層アパート(昭和33年竣工)は、日本住宅公団(当時)初期の高層住宅で、3層6住戸分を一単位として住戸規模の可変性を持たせた架構方式(メガストラクチャー)の採用や、スキップ形式のアクセス、従来の寸法にとらわれない畳など、戦後日本の合理性への追求が見られます。

昭和30年代の低層集合住宅・多摩平団地/テラスハウス (昭和33年竣工)

テラスハウスは、各住戸が専用庭を持つ長屋建ての低層集合住宅です。機構では昭和30年代に、主に郊外の団地で大量に建設され、庭を介した独特の住まい方やコミュニティを育みました。構造上簡易なことからブロック造を始め、RC造の壁式やラーメン構造、プレキャスト工法(PC)のさきがけとなるTilt-Up工法などの模索が行われました。ここでは、日野市の多摩平団地のテラスハウス(3K/ブロック造2階建て/昭和33年竣工)を復元展示しています。


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