第36回見学・交流会のご案内
遊休不動産を活用したネットワークやコミュニティ創出の取組み
(中央区/日本橋横山町・馬喰町問屋街地区)
この度、第36回目となる見学・交流会を開催することとなりましたので、ご案内いたします。
今回ご紹介する日本橋横山町・馬喰町問屋街地区は、江戸時代から続く問屋街としての特色や文化の継承が課題となっていました。
2000年代初頭よりまちづくりの推進組織が立ち上がり、地域独自のビジョンづくりやエリアマネジメントが展開され、新しい局面を迎えています。
また、遊休不動産を活用しエリアを盛り上げる事業者にまちづくりに参画してもらい、小規模なビルを活用した小さな事業(リノベーション等)の連鎖的な推進により、持続可能なまちの再生が推進されています。
当地区は、空きビル(空き家)問題、耐震性に乏しく災害に弱い、地域の高齢化など密集市街地と共通する点が多く、エリアの個性を活かした「地区の魅力・価値の増進」や関係人口の増加、新規プレイヤー同士・問屋街関係者との連携による「ネットワークやコミュニティの創出」の取組みは、密集市街地改善における取組みの一助となると考えられます。
当日は、問屋街再生まちづくり事業やそれぞれの取り組み内容をUR都市機構より紹介のうえ、日本橋問屋街の将来ビジョンの策定に携わった「㈱POD」顧問 橘昌邦さま、まちとプレイヤーとのネットワークづくりに尽力されている「冨川浩史建築設計事務所」代表 冨川浩史さま、それぞれに取組みをご紹介いただき、参加者による意見交換と現地見学を実施します。
地区の概要・経緯
日本橋横山町・馬喰町問屋街地区は、江戸時代から続く問屋の流れを継承し、戦後、繊維問屋街として発展してきましたが、産業構造の転換や時代の変遷による商環境の変化により、中央区における繊維・衣服卸売業の年間販売額は12年間で約1/3に減少しています。
また、問屋経営者の世代交代や建物の老朽化等も影響し、民間事業者によるマンションやホテルへの建替えが進行しており、当地区としての特色や文化(伝統的な商い)の継承が課題となっていました。
これらの問屋業を取り巻く環境の変化、不動産市況の変化に対し、地元を中心に「中期的に目指すべき街の姿は何か」を考え、地域独自の街づくりビジョンが策定されました。
また、その実現に向けた街の活性化を担う組織として、街づくり株式会社が設立され、中央区やURとともに、まちの将来像実現のため、取組みをスタートさせたところです。
なお、当地区周辺においては、2000年初頭、小規模ビルをアーティストやクリエイターの活動拠点として利用を図る『Central East Tokyo(CET)』が行われ、クリエイティブなエリアとしての認知に繋がりました。
当地区のまちづくりは、遊休不動産を活用しエリアを盛り上げる事業者を募集し、まちづくりに参画してもらう「さんかくプログラム」といった取組みや、STURT(スタート)というまちづくりチームの組成や地域の交流会等の開催によりまちやプレイヤーとのネットワークづくりに取組んでいること、エリア再生の起点と考える遊休不動産のリノベーション等を通じて利活用モデルを地元に提示する等、地元と連携した大規模開発によらない段階的な再編により継続的にまちを更新していることが特徴的です。
ポイント
・URによる問屋街再生まちづくり事業
・まちやプレイヤーとのネットワークやコミュニティの創出の取組み
昭和37年頃の横山町大通りの様子
現在の横山町大通りの様子
横山馬喰交流会
ソラビル
TOI BLDG開催概要
| 日時 | 令和8年1月27日(火)13:30受付開始、14:00開会 ※終了予定 オンライン参加15:45、現地会場参加17:00頃 |
| 開催方法 | 現地開催 + オンライン(Zoom)配信 |
| 現地会場 | salone uno (サローネ ウーノ 横山町) (東京都中央区日本橋横山町5-8 横山町奉仕会館4F) ・JR総武線 馬喰町駅3番出口 徒歩2分 ・都営地下鉄浅草線 東日本橋駅B4出口 徒歩2分 ・都営地下鉄新宿線 馬喰横山駅A1出口 徒歩1分 ・JR総武線 浅草橋駅 東口 徒歩9分 ・東京メトロ日比谷線 小伝馬町駅 徒歩8分 |
| 内容(予定) | ■講演 ・問屋街再生まちづくり事業について【UR都市機構】 ・日本橋問屋街の将来ビジョン【(株)POD 橘 顧問】 ・まちやプレイヤーとのネットワークづくり【冨川浩史建築設計事務所 冨川代表】 ■意見交換 ■現地見学 ※終了後、希望者による懇親会を予定 |
| 参加費 | 無料 ※懇親会参加の場合は1,500円 |

