第35回見学・交流会のご案内
持続可能なコミュニティ形成の取組み(北区 ヌーヴェル赤羽台)
~様々な世代がゆるやかに出会える機会を日常的に生み出す~
この度、第35回目となる見学・交流会を開催することとなりましたので、ご案内いたします。
今回ご紹介する『ヌーヴェル赤羽台(旧赤羽台団地)』では、令和4年3月よりコミュニティ形成とその拠点づくりの検討を進め、昨年5月にはコミュニティ拠点『Hintmation (ヒントメーション)』をオープンし、赤羽台エリアのコミュニティ形成に注力しています。
まちの通常時におけるコミュニティの形成と育成は、発災時には強力な資源となります。
Hintmationでのコミュニティ形成のための働きかけや取組み内容、活動開始から約1年半の運営から得た知見等は、密集市街地改善における取組みの一助となると考えられますので、ぜひご参加いただけますと幸いです。
当日は、UR都市機構およびURコミュニティより、ヌーヴェル赤羽台における団地再生事業や、Hintmationの取組みについてご紹介し、参加者による意見交換と現地見学を実施します。また併せて、都市の暮らしの歴史を学び、未来を志向する情報発信施設『URまちとくらしのミュージアム』の見学を予定しております。
地区の概要・経緯
赤羽駅徒歩10分の高台にある『ヌーヴェル赤羽台』は、昭和37年より入居が開始された歴史あるUR団地ですが、住棟の老朽化が進んだため、平成12年以降順次建替えが行われ、平成18年より建替後住宅 ヌーヴェル赤羽台の管理を開始しました。
近年のヌーヴェル赤羽台周辺は、幅広い年代の居住者や学生など、多様な方々が行き交うエリアとなりましたが、コロナ禍の影響もあり世代間の交流や地域活動の機会が減少しています。
これらの課題を受け、令和4年3月よりUR・東洋大学・URコミュニティ・日本総合住生活の4者間で、コミュニティ形成とその拠点づくりの検討を進めてきました。
1年目はトライアルイベントを、2年目はアクティビティ調査や拠点の運営に関する検討を行い、昨年5月にコミュニティ拠点『Hintmation』をオープンし、拠点活動を通じた実証実験を実施しています。
団地や地域にお住まいの皆さまが気軽に立ち寄れる日常スポットとなることを目指し、ヌーヴェル赤羽台をフィールドとした地域活動のサポートや、様々なコミュニティイベント情報を発信するとともに、近隣の大学も参画し、学生発案のデザインワークショップなどを開催して、赤羽台エリアの“ゆるやかに人と人がつながる暮らし”のハブとして展開しています。
ポイント
・URによる赤羽台団地の団地再生事業(建替え、再編事業)
・「Hintmation」の活動(地域活動のサポート、様々なコミュニティイベント情報の発信等)
・「Hintmation」の運営




開催概要
日時 | 令和7年9月30日(火)12:30受付開始、13:00開会 ※終了予定 オンライン参加14:40、現地会場参加17:00頃 |
開催方法 | 現地開催 + オンライン(Zoom)配信 |
現地会場 | 赤羽台団地12号棟1階集会室8(東京都北区赤羽台1丁目3-12) JR「赤羽」駅徒歩10分 |
内容(予定) | ■講演 ・ヌーヴェル赤羽台への再生とコミュニティ活動の取組みについて(UR都市機構) ・「Hintmation」の運営について(URコミュニティ) ■意見交換 ■現地見学、URまちとくらしのミュージアム見学 ※終了後、希望者による懇親会を予定 |
参加費 | 無料 ※懇親会参加の場合は1,500円 |
お申込み
(申込期限:2025年9月16日(火))
- ※見学人数の定員に限りがあるため、現地会場での参加は先着順での受付とさせていただきます。
- ※現地会場の定員に達した場合は、オンラインでの参加とさせていただきます。
- ※開催当日、参加者のご所属及びお名前を記載した名簿及び名札入れ(名刺をご持参ください)を配付させていただきますので、予めご了承願います。