「2019年度都市景観大賞」優秀賞を2事業で受賞
2019年06月10日
5月27日(月)、URの2つの事業が「2019年度都市景観大賞」の都市空間部門優秀賞と景観まちづくり活動・教育部門優秀賞を受賞しました。
都市景観大賞(「都市景観の日」実行委員会主催)は、良好な景観形成の普及啓発活動の一環として、平成3年から毎年度実施されています。
都市空間部門優秀賞
江古田三丁目地区(江古田の杜プロジェクト)
江古田三丁目地区(東京都中野区)では、URが積水ハウスや総合東京病院と協働し、「多世代により育まれる持続可能な地域をつくる」というコンセプトでまちづくりを行いました。
URが策定した「まちづくりガイドライン」により、北側に位置する江古田の森公園と連続した地区全体に緑あふれる統一的なまちなみを実現している点、エリアマネジメント組織によってコミュニティー活性化のためのさまざまな取り組みが進められている点などが高く評価されました。
景観まちづくり活動・教育部門優秀賞
プレーパークこうりがおか(地域、UR、行政の連携による斜面林活用)
香里団地E地区(大阪府枚方市)の緑地では、NPO団体、枚方市、URなどが整備し、子どもたちの冒険心や自主性、社会性を育むプレーパーク(冒険遊び場)活動を行いながら、緑地の環境保全や野外教育の担い手となれる人材育成も実施してきました。
これまで利用されてこなかった緑地を活用し、さまざまな団体が連携して実行委員会組織を結成することで、里山の保全とプレーパークを両立させた点が、新しいプログラムとして高く評価されました。
(同緑地はURから枚方市へ今年3月に移管しました)