街に、ルネッサンス UR都市機構

九州女子大学×UR連携プロジェクト

■九州女子大学×UR連携プロジェクトの概要について

 九州女子大学とURは、梅ノ木団地(遠賀郡水巻町)のUR賃貸住宅を題材として、若者世代の「こういう暮らしをしたい」をかなえる住宅づくりをテーマとした連携ゼミを2年間かけて実施いたしました。九州女子大学にとっても、またURにとっても実りのある充実した連携ゼミとなりました。

<令和3年度> 住宅リノベーション案の提案

 令和3年10月、九州女子大学家政学部人間生活学科佐久間治教授が指導するゼミの3年生6名が梅ノ木団地のUR賃貸住宅を見学、対象となる住宅の間取りやイメージを確認しました。

住宅の確認を行う学生

 学生は2班に分かれ、住宅リノベーションの検討に入りました。住んでほしいターゲットを設定し、その人がどのような生活を送るのか、そのために必要なリノベーションプランはどのようなものかを考え、令和4年2月には班ごとにURに対して検討に基づく住宅リノベーション案のプレゼンテーションを実施しました。

 1班目の提案は「小さな空間に至福のひと時を」というコンセプトです。ダイニングキッチンと居室2部屋をつなげた広々とした空間の中に、小上がりを取り入れることで特別な場を演出しています。
 2班目の提案は「お仕事×推しごと」というコンセプトで、住宅一面に棚や作り付けのテーブル、ブックヌックを配置し、自分だけのくつろぎの時間を過ごせるような住宅です。

 いずれも趣味の時間を大切にし、好きなものに囲まれた生活を送ることができる住宅となっています。

プレゼンを行う学生(1)
プレゼンを行う学生(2)
<令和4年度> 完成した住宅の確認と感想

 URは学生が提案した住宅リノベーション案を基に、実際に各1戸ずつ住宅のリノベーションを行いました。
リノベーションが完了した令和4年12月には学生による完成住戸の確認が行われ、学生からは「提案したイメージどおりの住戸が完成した」といった声が聞かれるなど、学生が思い描いた生活を送っていただけるような住戸に仕上がりました。

完成した住宅(405号室)
「小さな空間に至福のひと時を」
完成した住宅(406号室)
「お仕事×推しごと」
【このプロジェクトに参加した学生の感想】

・実際に完成した住宅をみて、大きな達成感を得た
・コロナのためにリモート中心の授業だったところ、このプロジェクトに参加でき本当に良かった
・406号室で生活するなら備え付けの机やその横の棚ではテレワークを、部屋の反対側には趣味のものやくつろげるものをおいて生活してみたい
・このプロジェクトは就職活動での自己アピールに活用できた。とても役に立った

 ▼ 学生が班ごとに特におすすめしたいポイントをピックアップしたPRシートを作成しました。学生の一押しはPRシートを拡大してぜひご覧ください!

拡大レンズ
PRシート(405号室)
「小さな空間に至福のひと時を」
拡大レンズ
PRシート(406号室)
「お仕事×推しごと」

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