③高齢者も子育て世代も安心できるコミュニティ
地域医療福祉拠点化の取組みでは、団地内の屋外空間や賃貸施設、集会所等を活用し、多世代交流の機会の創出や生活支援サービス機能の導入を進めています。
行政との連携
「クルクル」というグリーンスローモビリティを導入し、週3回団地に隣接したショッピングセンターを中心に周辺を走行しています。
URの緑豊かな屋外環境に親しみを持ち団地の新たな魅力を発見してもらうことを目的として、小学生向けのガーデンツアーを実施しています。
団地内の集会所にて社会福祉協議会と連携したご高齢の方向けの健康教室を実施しています。
地域の図書館から本を寄贈され、集会所の一部に本を自由に読んだり借りることができるコミュニティ施設です。学習スペースやキッズスペースも併設されています。
大学との連携
世代間のコミュニティ維持・活性化を目的に、月一回集会所にて学生が野菜やパンを販売し、団地にお住まいの方々との交流を促しています。
学生がピザ窯で焼いたピザの提供、映画上映会の開催、防災フェスの企画、中学生の学習サポートなど地域交流を展開しています。
多世代交流拠点の「だんだんテラス」では、近隣農家から仕入れた野菜を販売する「朝市」や、ラジオ体操が行われ高齢者が中心に訪れます。
学生が講師となり、団地にお住まいの方向けに団地内集会所や大学内の調理実習室で食育講座や調理講座を実施しています。
民間事業者との連携
団地内にキッチンカーが回ってきます。普段の家庭では食べられないような食の楽しみを自宅のすぐそばで手軽に味わうことができます。
団地内に野菜をメインとした品を積んだ移動販売車が回ってきます。遠出することが難しい方も気軽に買い物ができます。
日本赤十字社と連携し、健康生活支援や物忘れ予防の講座など定期的に実施しています。また、都内の団地で献血会を実施しています。
地元農家の産直野菜を使った定食など食を通して人々が交流をし合える飲食店をURグループが運営しています。
3者で連携し、コミュニティスペース「中庭」を開設しました。グランドピアノがあり、シェアキッチンも整備されています。
転倒予防のための家具の配置の工夫や便利グッズの紹介、最新の医療機器や福祉器具などがわかるモデルルームを展示しています。
団地内にサイクルシェアサービスを導入しています。電動自転車や、サイクルシェアでは珍しい子ども用自転車などを配車している団地もございます。
団地の店舗を活用し、電子錠を採用したテレワークスペースを設置しました。Wi-Fi設置やコーヒーコーナーなどの環境が整っています。
地域団体との連携
防災に関する知識や被災したときの過ごし方・心構えを学べるイベントを団地内の屋外空間を利用して定期的に開催しています。
阪神電鉄の「赤胴車」を設置し、住民同士の交流や、幼児向けプログラムなどに活用できる地域のコミュニティスペースとして利用ができます。
一般社団法人SSKが立体迷路やベーゴマなど多彩な遊び道具を団地内通路に設置し、月に一回子育て世代が自由に楽しめる空間となっています。
「おおたラーメンこども食堂」では、さまざまな食品を詰め合わせたセットを一つ200円で提供しており、誰でも購入することができます。
団地や地域にお住まいの方が気軽に立ち寄れる「カフェ06」では、地域の店舗の商品を採用し、トーストやおにぎり、コーヒーを提供しています。
あらゆる世代の交流拠点として近隣大学の学生がデザインを手掛けたコミュニティスペースを整備しました。
お住まいの方との連携
同じ市内のUR団地にお住まいの方同士や地域の方々が交流して、団地内の花壇見学会やガーデニングを実施しています。
オープンキッチン完備の集会所にて子ども食堂「世界料理厨房」を開催しました。外国籍の方が多く住む団地ならではの取り組みです。
高齢者の方の健康増進等を目的として団地の豊かな屋外環境でのウオーキングイベントを定期的に開催しています。
年代や障害の有無、運動神経なども問わないフィンランド発祥のスポーツ・モルック。サークル活動として定期的に開催されています。