大島六丁目団地カフェ06(ゼロロク)3周年アニバーサリーイベント
都営新宿線「大島」駅徒歩2分、「UR大島六丁目団地」で、9月末にカフェ06推進委員会による「カフェ06(ゼロロク)」3周年アニバーサリーイベントが開催されました。
カフェ06(ゼロロク)3周年の感謝の気持ちを込めて、三陸復興マルシェや06(ゼロロク)マルシェ、ふるさとマルシェ、多文化交流コーナー、広場でのスポーツや体験コーナー、そしてミニステージでの演奏など、盛りだくさんとなった当日の様子をレポートします。


新宿や渋谷へも30分程度でアクセスでき、利便性抜群の江東区大島駅。駅を出るとすぐ前にある「大島六丁目団地」は、ファミリー層で賑わっていました。
今回のマルシェ会場では、イベントが始まる前から時折お客様が通りかかり、団地にお住まいの方や周辺の方々がイベントを楽しみにしている様子が伺えました。


カフェ06(ゼロロク)前ミニステージ
会場内、今回の主役である「カフェ06(ゼロロク)」前では、イベントオープニングに合わせて和太鼓演奏が始まります。元気に和太鼓を響かせる子どもたちによって会場も盛り上がり、今回のイベントがスタートしました。
ミニステージではその後も三味線や童謡、オカリナ演奏などが続き、常に会場を賑わせます。


マルシェコーナーでは名産品や多国籍料理も
会場内には様々なマルシェブースが出店。サンドイッチやインド料理、綿菓子などの食べ物から、体験コーナーやおもちゃすくいなどの遊べるコンテンツまで、様々なブースが並びます。
岩手県の名産品や焼き菓子が並ぶ三陸復興マルシェ
マルシェの一角、バラエティー豊かな商品ラインナップで盛り上がりを見せているのは、URふるさと応援プロジェクトによる「三陸復興マルシェ」。岩手県三陸エリアの名産品や、地域で大人気の洋菓子、チョコレートなどが並びます。
1807年創業、岩手の老舗「八木澤商店」から出品されていたのは、震災前のもろみが奇跡的に見つかり作りだされた「奇跡の醤」や、醤油が一般的になるより以前に使われていた調味料「煎酒」など。復興に向け農業を営む「満福農園」の、遠野産イエローアイコを使用した「トマトジュース」は、JR東日本の豪華列車「TRAIN SUITE四季島」にも採用される美味しさで、来場者も興味津々です。


2023年1月にオープンした、岩手県田野畑村で唯一の洋菓子店「パティスリーフィエルテ」の焼き菓子には、田野畑を代表する山路酪農牛乳や田野畑産の塩がふんだんに使われています。
その他、陸前高田市発の“美味しいと健康”を考えたチョコレートを販売する「カカオブローマ」のチョコレートや焼き菓子、日本一の白樺美林・平庭高原エリアで育った花々から採れる、岩手県産100%の貴重な非加熱はちみつである「清水商店」の「平庭高原はちみつ」などが販売され、バラエティー豊かな出店ブースとなりました。


子ども連れに大人気の綿菓子やおもちゃすくいコーナー
様々なマルシェが出店している中、子ども連れのお客様に人気なのが綿菓子やおもちゃすくいのコーナー。おやつ時には行列を作るほどの盛り上がりを見せました。


ボッチャやペイント、おもちゃの体験ができるコーナーも
パラリンピックの種目にもなっているボッチャを体験できる「レクリエーションボッチャ」や「コーヒー計測チャレンジ」、「フェイス&ボディペイント」、様々なおもちゃが体験できる「おもちゃ広場」等、購入するのみでなく、体験を通しても楽しめるイベントになっています。
球を投げて的に近づけるボッチャは、もともとは体を動かすことが難しい人のために考案されたスポーツのため、子どもからお年寄りまで幅広い方々が楽しめます。また「おもちゃ広場」では、普段触れることのないようなおもちゃに触れ、戸惑いながらも楽しそうに遊ぶ人々で賑わいました。


中央の広場や運動場ではスポーツやピクニック体験を楽しめる
中央の芝生広場には、レジャーシートを借りてピクニック気分を楽しめる「DANCHILL in 大島六丁目」コーナーも。シートを敷いてのんびり会話を楽しんだり、購入した商品を食べたりと、思い思いの時間を過ごします。
隣の運動場ではサッカーゴールポケット(3×3)をねらうシューティングゲーム「キックターゲット」が展開され、参加した人に粗品をプレゼントも。思い切り体を動かす子どもたちの姿で賑わいました。


地域の特性を活かした多文化交流
大島六丁目団地内や団地周辺には、インドを中心としたさまざま国籍をもつ方がお住まいで、今回のイベントにも外国出身の方が多く来場しました。
そんな地域の特性を活かし、イベント内では「みんなの多文化交流 in 大島」コーナーが展開されましたインドの食事やスナック、ペルーの飲み物や雑貨が販売され、料理や雑貨を通して多文化交流が進むきっかけとなったようです。


直営ブルワリーとカフェ06がコラボしたクラフトビール販売
今回の主役となるカフェ06では、ランチ時間には店内ランチ提供やドリンクのテイクアウト、カフェタイムではクラフトビールの販売も実施。
田島団地(さいたま市)で日本総合住生活(JS)が運営する施設「団地キッチン」で醸造されたのオリジナルクラフトビールに加え、今回は団地キッチンとカフェ06がコラボしたオリジナルクラフトビール「コーヒーミルクスタウト」が販売されました。


大満足のうちにイベントが終了
今回は多文化交流という特色のある珍しいイベントでしたが、さまざまな国籍の方も、子どもからお年寄り、ファミリーまで、幅広い層の人々が楽しめるイベントとなっていました。
今後も、まち、ひと、だんち をつなぎ、笑顔をつくる「URふるさと応援プロジェクト」は各地で開催される予定です。


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