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オータムフェスティバル

オータムフェスティバル

JR京葉線「新浦安」駅から海辺へのびる道。その途中に広がる「浦安マリナイースト21 望海の街」で、11月はじめの土曜日に「オータムフェスティバル」が開催されました。このイベントは、ボーネルンド監修でリニューアルした集会室のお披露目を記念して行われたもので、当日に地方特産品のマルシェや、ボーネルンド特設の遊び場なども開かれました。今回はその様子をレポートします。

会場となる「浦安マリナイースト21 望海の街」は、最寄りの「新浦安」駅海から1kmほどの場所に広がっており、海が近くパームツリーが並ぶ街並みはリゾート地のような景観です。

イベント開始前に到着すると、中央広場「コーラルシアター」や、リニューアルした集会室「のぞみのあそびば」では、準備が進められています。そして午前9時30分、いよいよ「オータムフェスティバル」スタートです。

開始直前の中央広場「コーラルシアター」
イベントが始まり多くの人で賑わう集会室前

地域と団地をつなぐマルシェ

朝ドラの街のご当地食が並ぶ

「地域と団地をつなぐマルシェ」と看板が立てられた通りには、様々な地方の特産品が集まっています。「おかえり館」のブースには、気仙沼市、久慈市、福島市の品が並んでおり、それぞれの市はNHK朝ドラの舞台となったことでも有名です。

「東北が地元だという方も懐かしいと足を止めてくれます」と話してくれたのは、ブース代表の関さん。人参とスルメイカを醤油で味付けした「いか人参」や、国産野菜のお漬物「福島りょうぜん漬」は、ご飯にとっても合うご当地食。その他にも、三陸産の鯖とウユニ塩でつくった「さばチップ」や、「かき醤油味付海苔」など、美味しそうな品がたくさんあります。

気仙沼市、久慈市、福島市の品が並ぶ「おかえり館」ブース
「いか人参」を持つブース代表・関さん

長野県上田市のブースには新鮮な青果が並ぶ

長野県上田市のブースには、白菜やリンゴなど新鮮な青果がズラリと並んでいます。「今日は農家6人で参加しています」と話してくれたのは、ブース代表の武舎さん。「ブロッコリーは、こんな感じで詰まったものが新鮮で、おいしいんですよ」との言葉通り、花蕾の部分がギュッと締まっています。

あまトロでお鍋にあう白菜や、種無しで皮ごと食べられるブドウなど、王道の青果だけでなく、普段あまり見かけないポップコーン専用のとうもろこしも販売。「手で実がポロポロと落ちるので、それをフライパンで加熱すれば完成です。実はポップコーンはヘルシーなので健康にもいいんですよ」と武舎さんが教えてくれました。

農家さん直売の青果は新鮮なものばかり
自慢の果物を持つブース代表・武舎さん

リンゴは子どもから大人まで大人気

こちらのブースで大人気だったのがリンゴです。秋映、シナノスイート、シナノゴールドの3種が並んでおり、試食で食べ比べしてみると、それぞれ違った味でまさに絶品。1玉250円ですが、3種が入って1パック600円とお買い得で、気に入った種類だけに詰め替えてもOKです。

さらにリンゴの無料配布も行っており、「リンゴもらったよ!」と子どもが笑顔で喜んでいます。リンゴジュースやはちみつぶどうジュースなども販売しており、ブース前は終日たくさんの人で賑わっていました。

リンゴはそれぞれ味が違う3種を販売
リンゴの無料配布に子どもも大喜び

三陸の今をお届けする復興マルシェ

岩手県三陸の特産品が並ぶのは、三陸復興マルシェのブース。創業215年の老舗「八木澤商店」が作る醤油「奇跡の醤」は、東日本大震災の後、奇跡的に残っていたもろみを使用した品だそう。一方、岩手県で古くから親しまれるくるみを使用した「南部せんべい」や「和ぐるみ」を作っているのは、被災者支援を目的として設立された団体「SAVE IWATE」。老舗から新しい団体までが、力を合わせて復興した様子を垣間見ることができます。

三陸といえば海の幸。「石川水産」の「生シラス」や、「丸徳」の「かまぼこセット」などは、その味が自宅で楽しめる冷凍食品です。他にも、JALファーストクラスの機内食に選定されたこともある「志たあめや」の「かりんとう」や、「丸友しまか」の「牡蠣の醤油煮」、「ロッツ」の「世界で初めて薬剤師が作るチョコレートなどが並んでおり、バリエーション豊かな商品に多くの来場者が足をとめています。

老舗から新しい顔となる商品も並ぶ三陸復興マルシェ
バリエーション豊かな商品に来場者も興味津々

広場は遊び場やキッチンカーなどで賑わう

マルシェの通りを進むと、中央広場「コーラルシアター」となっています。こちらではボーネルンドの遊び場「PLAYBUS」が開かれており、回転遊具・サイバーホイールは子どもに大人気です。それを囲むように「了徳寺大学の「出張体力測定会」や地域女性活躍支援Prism!(プリズム)の「キャンディーバッグ作り」のブース、キッチンカーも並んでいます。

そこから通りを少し進んだ広場「シアターゲート」でも、ボーネルンドの三輪車・ウィンザーで遊ぶことができ、多くの子どもが親御さんに見守らながれ楽しそうに運転しています。

回転遊具・サイバーホイールで楽しく遊ぶ子ども
様々なブースが並ぶ中央広場「コーラルシアター」

リニューアルされた集会室「のぞみのあそびば」

当日お披露目となった集会室「のぞみのあそびば」は、ボーネルンド監修となっており、子どもが楽しく遊べる工夫がいっぱいです。床はクッション性のあるマットなので転んでも安心。収納棚や壁には、ボーネルンドの遊び道具が充実しています。ウッドデッキがあるので、天気の良い日には外でも遊べ、当日は屋内外が多くの子育て家族で賑わっていました。

同じ建物内の洋室では、UR子育てサポーターによるワークショップ「蜜蝋ラップづくり」が開かれており、保育付きなので親御さんが安心して参加できます。

子連れファミリーで賑わう集会室「のぞみのあそびば」
UR子育てサポーターによるワークショップ「蜜蝋ラップづくり」

大型ブロック体験コーナーや紙芝居も

集会室の前では、ボーネルンドの大型ブロック体験コーナーが開かれ、子どもが青いブロックを思い思いの形にしています。多くの子どもが真剣な眼差しを向けるのは、浦安市認定街頭パフォーマーかみしばいさんルフランによる紙芝居。大人も見入ってしまうほどの演技で、見応えたっぷりでした。

ちなみに集会室の「のぞみのあそびば」という名前は、投票で決まったそう。お披露目された当日だけでなく、今後も様々なイベントやサロン、講座などが開かれる予定です。

集会室前は子育てファミリーで賑わっています
迫力満点の紙芝居に子どもも釘付け

大成功でイベントは終了

このように「オータムフェスティバル」は、子どもから大人までが楽しく過ごせる素敵なイベントとなっていました。

多くの人で賑わうマルシェの通り
ボーネルンドの三輪車・ウィンザーで遊ぶ子ども

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