街に、ルネッサンス UR都市機構

UR×北仲 i LAND PARK 2025

2025年5月17日(土)、18日(日)の二日間、みなとみらい線「馬車道」駅からすぐ、JR「桜木町」駅からも歩いて5分ほどの横浜北仲エリアのUR本社がある横浜アイランドタワー1階にて「UR×北仲 i LAND PARK 2025」が開催されました。
イベントでは、石川県輪島市の特産品販売・体験ブースや長野県小諸市の特産品販売・体験ブース、音楽演奏やお子様も大喜びの人工芝の広場が賑わいました。能登半島地震復興支援ブースでは、バラの展示や“のと鉄道”や“NOTO,NOT ALONE研究所”のグッズが販売され、人工芝の広場前では、様々なグルメが楽しめるキッチンカーやキタナカ能登エールの限定販売など楽しいコンテンツが盛沢山でした。今回は5月18日の様子をリポートします。

石川県輪島市 特産品販売・体験ブース

特産品の販売には、輪島市漆器商工課の古戸さんや山本さんなど行政の職員さんが北仲にかけつけていただきました。販売されたのは「いわしのいしる(200ml)」、「岩のり(乾燥)」、「岩のり(ビン)」、「あおさ」、「つるも」、「いわしの炙り焼き」、お酒のお供に最適な「焼き貝ひも」、「えいロール」、「ミニミニホタルイカの燻製」、「わかめの佃煮」、「輪島ふぐカレー」など。特に、絵柄がとても繊細で綺麗な「輪島塗箸」はその美しさに惹かれて購入される方が多数いらっしゃいました。「輪島市のふるさと納税に本日販売している商品以外にも輪島の特産品が多数あるので、お気に入りの特産品を探してみてください。」と山本さんはお話されていました。

輪島市は体験ブースも設けており、輪島塗のお箸にオリジナル沈金絵付体験が開催されました。輪島塗には沈金という加飾技術があります。まずは漆器の表面に刃物で模様を彫り、そこに漆を刷り込んで金箔や金粉を押し込んで定着させます。今回の沈金体験は“株式会社まちづくり輪島”の竹中さんのサポートの元で行われました。親子で夢中になってお箸に繊細な絵柄をつけて輪島塗の良さを実感されている様子が印象的でした。オリジナル沈金絵付体験は市内の輪島工房長屋でも行われているそうです。

長野県小諸市 特産品販売・体験ブース

小諸市からは、こもろ観光局の関さんなどがかけつけて、お米マイスターによるブレンドの「小諸ブランド米」、大西製粉の香り豊かな「信濃そば(半生)4食入り」やホットでもアイスでも美味しい「そば茶(2個×5袋)ティーパック」、ビタミンEが豊富な「菜の花油(270ml)」などの特産品の販売を行いました。この日は、少し蒸し暑く「りんごジュース(250ml/1000ml)」を購入して栄養と水分を補給する方が多くいらっしゃいました。
「東京から新幹線を使えば90分ほどで行けるので、情緒あふれる高原の城下町、緑豊かな自然やスキーなどを楽しみに小諸にぜひいらっしゃってください。」と関さんがお話されていました。

小諸からは観光局の方のみならず、“こもろ布引いちご園”の髙瀬さんなどがかけつけました。名産は「いちごパック(紅ほっぺ・章姫・紅白)」、急速冷凍した「フリーズドライ(いちご・りんご)」で、いちごやリンゴの本来の味が楽しめるそうです。大人気だったのは、いちごをそのまま凍らせてかき氷にした「ふわふわいちご」、なんと午後には完売していました!いちごパックを多くのお客さんが笑顔で購入されていました。

こちらは、環境に配慮したエシカルインクを取り扱う浅麓工業企業組合“Think Ethical Project”のブースです。当日は、剪定枝、たまねぎの皮、そばがら、ぶどうの搾りかす、コーヒーなどの天然由来の素材を使って生地を染めた「手ぬぐいタオル」や「トートバック」、「ポーチ」などの販売を行いました。独特の自然な味わいのトートバックなどを手にとったお客様は、その温かみのある色あいを目にして優しい表情に変化しているようでした。

他にもオリジナル巾着のプリント体験を行いました。手軽に行えるこの体験は、放置竹林などの竹を炭にして作ったインクで巾着にかわいい絵柄をプリントするものです。大人も子供も真剣にプリントを経験して、出来上がった巾着の可愛い絵柄に大いに満足している様子でした。

能登半島地震復興支援ブースや音楽演奏、クラフトビール販売、人工芝の広場、様々な催しで多くの皆さんが笑顔に

能登半島地震復興支援ブースでは、2024年4月に七尾~穴水間の全線で運行を再開してから1年以上、安全に運行を続けている「のと鉄道」のグッズ販売を実施。オリジナルアイテムを通じて“能登はひとりじゃない”というメッセージを発信する「NOT,NOT ALONE研究所」の取組みや能登半島災害義援金の募金箱の設置などが行われ盛況となりました。また、ブースの飾りつけには輪島市の大倉さんが運営するバラ園の花や写真が活用されました。大倉さんバラ園は震災からの復活を遂げており、多くの方が、その美しく艶やかなバラに魅了されていました。

「北仲地区から能登の復興を応援する」をコンセプトに、“能登産いしり”を原材料に加えたクラフトビール「キタナカ能登エール」を限定販売しました。当イベントとしては、昨年の「キタナカローズエール」に続き、2作目のオリジナルクラフトビールです。今回も日本総合住生活(株)の協力により、田島団地(さいたま市)の団地キッチンにて醸造。「和風テイストで苦みもあり美味しい」との声もあり、二日目の昼過ぎには完売しました。
能登エールが販売されているブースのお隣のエリアでは、多彩なキッチンカーが出店し、多くの方が美味しい料理に舌鼓を打っていました。

横浜アイランドタワー前のオープンスペースでは、UR職員有志のバンド「THE URBANDS(管楽器バンド)」と「SaxoUR(サックスバンド)」、「しゃちほこくらぶ」によるスタンダードナンバーや映画・アニメ音楽などの軽快で楽しい楽曲が披露されました。

人工芝広場とボードゲームコーナーでは、“東洋大学ボードゲーム地域交流団体ほどのわ“の皆さんと一緒にボードゲームや玩具で子供たちが生き生きと楽しそうに遊んでいました。

体育館床材を活用した工作ワークショップ(企画:Bank Park YOKOHAMA)では、工作体験を実施し真剣に椅子にビスを打つお子様や大人の姿がありました。活動内容がわかるパネル展示なども行われました。

URとしては、桜木町~馬車道近辺の地図のお気に入りの場所に旗を刺してもらう「みんなの北仲マップづくり」のコーナーやバラ、団地のどんぐりの苗木がもらえるアンケートコーナーを開設。多くの方にご参加をいただきました。ご来場ありがとうございます。

二日間に渡って開催された「UR×北仲 i LAND PARK 2025」は、北仲地区と輪島市そして小諸市、能登半島との絆が深まるきっかけとなるイベントになりました。そして皆さんの笑顔につつまれて今回のイベントは幕を閉じました。
今後もさまざまな場所で地域の魅力づくりや、まちとまち、ひととひとを繋ぐプロジェクトを企画してまいりますので、ご期待ください。

ギャラリー

横浜市交通局のレトロなバス「あかいくつ」
ビール冷えてます!
演奏の大トリは
「THE URBANDS(管楽器バンド)」と
「SaxoUR(サックスバンド)」のコラボ
芝生の上でゆったり時間
「みんなの北仲マップづくり」のコーナー
暖かい自然な色合いの
“Think Ethical Project”のバック
市役所前の色鮮やかなお花たち
輪島市ブース
まちとまち、ひととひとを繋ぐ
「URふるさと応援プロジェクト」
オリジナル巾着のプリント体験
小諸市ブース
アイランドタワー敷地内の低層の歴史的建築物、保存・復元された旧横浜銀行本店別館(元第一銀行横浜支店)

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