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団地キッチンマルシェ

JR武蔵野線「西浦和」駅から徒歩3分の場所にあるUR田島団地。団地の敷地の隣には、日本総合住生活株式会社が運営する<「団地キッチン」田島>があります。ここは、シェアキッチン・カフェ・ブルワリーが揃っており、だれもが料理を「作る・食べる・知る」を楽しめることをコンセプトにした施設で、毎月第4土曜日には『団地キッチンマルシェ』が開催されています。今回は2024年2月に行われた『団地キッチンマルシェ』の模様をレポートします。

東北3県の魅力がギュッと詰まった「東北復興マルシェ」

『東北復興マルシェ』とは「URふるさと応援プロジェクト」の一環としてURが震災復興で関わった岩手県・宮城県・福島県の特産品を販売するマルシェ。販売された商品は「マルナカ遠藤水産」のとろろ昆布や「富士國物産」の海苔やわかめを使った海産物、「満福農園」のトマトジュースやピクルス、「浜のあきんど」のなみえ焼そば、白樺を使った「清水商店」の商品、「木の屋石巻水産」の牛たん煮込みの缶詰など、普段なかなかお目にかかれない商品ばかり。

ほかにも「八木澤商店」の醤油や味噌、「有限会社マルキチ阿部商店」の「ほやたまご」、「三晃食品株式会社」のあなごの蒲焼、「マルナリ水産」のさんまの昆布巻き、「山徳平塚水産」三陸沖で水揚げした魚の煮付け、「志たあめや」の牛乳せんべいやかりんとう、「株式会社鮮冷」の帆立や牡蠣が入ったカレーをはじめとして、たくさんのグルメが並びます。

珍しいところでは、福島県双葉町に工場を構える「浅野撚糸」の吸水性に優れたタオル「ダキシメテフタバ」や、「三陸鉄道株式会社」からは列車型のペンケースや目覚まし時計も販売され、グルメだけにとどまらない豊富なラインナップに来場者の皆さんも笑顔で商品を選んでいました。

地元の採れたて野菜とイチゴも大好評

三陸復興マルシェのほかにも、団地キッチンの隣町にある「しびらきファーム いちご屋」が販売した「あまりん」や「かおりん」といったイチゴには開場直後から長蛇の列ができるほどの人気。個人で60種類ほどの作物を栽培・販売している近隣の農家「野本農園」は珍しい品種も含めて新鮮な野菜や果物を販売し、こちらも多くの来場者で賑わっていました。

団地キッチンを活用した催しも

団地キッチンの中ではカフェスペースでランチやドリンクを楽しむ方もおり、マルシェのイベントのひとつとしてシェアキッチン内で「団地と食」をテーマにしたトークイベントも開催され、参加者の皆さんが登壇者の話を興味深く聞く姿が印象的でした。

団地キッチンには会員向けシェアキッチンとブルワリーがあり、そこで作ったお惣菜やパン、イチゴ入りのクラフトビールなどを屋外マルシェで販売していました。こちらもリピーターの方も含めて人気で、どんどん売り切れになるほどでした。

ブルワリーの様子。キッチンも設備が揃っていて、利用者から非常に好評とのこと

イベントは大盛況!

毎月開催されているということもあり、回を追うごとに地域に定着してきているという『団地キッチンマルシェ』。今回も非常に多くの方で賑わい、大好評のうちに幕を閉じました。

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