街に、ルネッサンス UR都市機構

モアマルシェ(牧の原モア)

2024年12月15日(日)、北総線「印西牧の原」駅北口徒歩1分に立地する、(株)千葉ニュータウンセンターが運営する商業施設『牧の原モア』にて開催された「モアマルシェ」に、URふるさと応援プロジェクト『UR福島応援マルシェ』が出展しました。
雲一つない晴天の中、スイーツ、ハンドメイド雑貨などが大集合したマルシェには、美味しいものやクリスマスプレゼントを見つけに訪れた方、音楽祭やコラボレーションライブを楽しむ方など多くの来場者で賑わいました。本レポートでは、笑顔あふれる『UR福島応援マルシェ』の様子をお届けいたします。

▲陽の広場では、グラミー賞受賞サックス奏者佐藤洋祐と地元中学校吹音楽部のコラボレーションライブが開催されました。

▲イベントチラシ

福島県の浜通り地域から届いた温かいメッセージ

モアマルシェの一つの目玉となったのが、『UR福島応援マルシェ』です。「URふるさと応援プロジェクト」の一環(※)として出展した『UR福島応援マルシェ』は、UR都市機構が福島県浜通り地域の皆さんを応援する取り組みとして開催されました。
福島から届いたこだわりのコーヒーやお酒は、来場者から大きな注目を集めました。コーヒーを飲みながら、福島復興の話を聞く来場者の姿も。マルシェを通じて、福島と印西がつながり、浜通り地域を応援したいという温かい雰囲気が会場に広がっていました。
(※)「URふるさと応援プロジェクト」とは 、地方都市の皆さまと、団地やURがまちづくり支援を行う地区に暮らす皆さまをつなぐプロジェクトです。地方公共団体等の地域の関係者と連携しながら、地域経済の活性化とURが関わるまちや団地の魅力向上を目指し、URグループで活動しています。

双葉町からは地域と日常に開かれた焙煎所をオープンする焙煎士がコーヒーを提供

福島県双葉町でコーヒースタンド兼焙煎所「open roastery Alu.」を2025年2月にオープンする焙煎士Ryoさんが、焙煎したての後味がすっきりした軽やかな味わいの食事にも合うコーヒーを販売し、ひっきりなしにお客さんが訪れ、賑わっていました。

双葉町で開業予定の「open roastery Alu. 」では、焙煎風景をお店正面の大きな窓から見ることができます。小窓からは焙煎したての豆の様子や香り、味をその場で楽しむこともできるそうです。「焙煎という私にとっての日常を営むことで、コーヒー焙煎の風景を地域と日常に開いていきたいと考えています」とRyoさんはお話ししていました。

大熊町からは純米吟醸の日本酒と上品なノンアルコールの甘酒、キャラクターグッズが勢揃い

大熊町からは“おおくままちづくり公社”の島村さんより、「帰忘郷(日本酒・甘酒)」と大熊町のキャラクター「まあちゃん」のグッズ等を販売。
おおくままちづくり公社の事業の1つである「大熊町日本酒プロジェクト」から誕生した「帰忘郷」。「大熊町日本酒プロジェクト」とは、東日本大震災後、8年間大熊町役場と多くの町民の生活の場となった会津若松市とつながりを継続するために始まったプロジェクトです。イベントでは大熊町内の実証田で栽培された酒米「五百万石」を使い、会津若松市の酒蔵「髙橋庄作酒造店」の協力のもと醸された「会津娘 純米吟醸酒 帰忘郷」の販売のほか、「あまざけ」の試飲・販売が行われました。甘味料の入っていない素材の持つ素朴な甘みが好評で、多くの方が買い求めていました。
また、大熊町のマスコットキャラクター“まあちゃん・おおちゃん・くうちゃん”のグッズが数多く用意されました。
同じく双葉郡の双葉町に拠点を持つ“浅野撚糸株式会社”の商品「ダキシメテフタバ」にまあちゃんを刺繍したタオルハンカチなどの販売や、まあちゃんのアクリルスタンド・キーホルダーや巾着が入ったガチャも設置されました。

富岡町からは福島地域の花をお酒にしてお届け

富岡町の“Ichido株式会社”から代表の渡邉さんが、花酵母を醸して作られたクラフトカクテル「Enju TSUTSUJI」と「Enju SAKURA」を販売。花酵母とは、自然界に存在する花から分離した天然の清酒酵母で、様々な⾹味を醸し出す点に特徴があります。渡邉さんの実家で、自身が当主を務める大桑原つつじ園(須賀川市)のツツジ、富岡町夜ノ森のサクラから花酵母を採取し、それぞれリンゴとモモの果汁と掛け合わせた「Enju」は、まるで、満開の花畑で完熟の果実を頬張るような、贅沢な味わいの世界観です。

優しい口当たりのこのお酒は、飲んだ後もスッキリとしています。飲み終えたボトルは、花瓶としても使えるお洒落なデザイン。また、外箱もアクセサリーやお手紙などをしまう小物入れとしても利用できます。商品名の「Enju」には「槐」の花言葉「親睦・友情」、そして「And you」という意味が込められており、プレゼントにぴったりの商品になっています。
渡邉さんは富岡町、大熊町で地域の方々とともに花植え活動を展開し、地域のコミュニティづくりにも取り組んでいます。お酒の売り上げの一部は、こうした花植え活動に充てられているそうです。

賑わう「浜通りクイズコーナー」

浜通り地域に関するクイズに答えて、正解すると福島県浜通り地域の産品や駄菓子などの景品が貰えるクイズコーナーを開催。お子様連れなど多くの方が参加して盛り上がっていました。クイズを通じて、福島浜通り地域の理解が深まったようでした。

浜通り地域の自治体を紹介するコーナー

浪江町の紹介ポスター掲示や、「旅色FOCAL」浪江町特集号が配布されました。足を止めて見入る方もおり、浜通り地域の今の様子に興味を持ったようでした。

ハンドメイド雑貨、パン、タイ料理、焼き菓子など多くの商品が集まったモアマルシェ

その他のマルシェでは、米粉で作ったシフォンケーキの「くもの上はいつも晴れ」、八千代産コシヒカリを使った焼き菓子の「米と米粉の八十八研究所」、毎日食べたくなるスコーンが人気の「おかしな焼菓子屋こばこば」、香取市のカフェが作って焼きたてカヌレの「カヌレのBANANAS」、小麦本来の風味や味わいが十分に感じられるこだわりパンの「古民家ベーカリー麦匠」、成田山表参道にある「タイ料理 バーン・プータイ」、わんちゃん用の洋服や小物の「Dog wear Ring」、プリザやドライフラワーを使ったアレンジメントの「嬬恋工房 Miu」、バルーン各種とパーティグッズの「バルニーズ・バルーン」、成田市にて補完療法のバーバラブレナン式ヒーリングの「Healing Room 道」、印西市の節句人形専門店「藤沢人形工房」など盛りだくさん!多くの来場者が思い思いの商品を選んだり、美味しいお菓子やお弁当などに舌鼓を打っていました。

音楽のハーモニーが奏でる、心温まるひととき

陽の広場では、グラミー賞受賞サックス奏者佐藤洋祐を中心としたジャズバンドと印西市立滝野中学校音楽部コラボレーションライブが2ステージ開催され、マルシェの雰囲気をさらに盛り上げていました。ジャズやポップスなど様々なジャンルの音楽が会場に響き渡り、来場者は美味しいコーヒーなどを楽しみながら、心地よい音楽に耳を傾けていました。

▲水の広場では、「印西まちなか音楽祭」が繰り広げられ「カラフルスタイル」、「キムミム」の歌や「ドラムピース」による来場者が参加できるドラム演奏、「印西少年少女合唱団」による合唱が披露され多くの方々が足を止めて聞き入っていました。

地域住民が一体となって楽しむ、活気あふれるモアマルシェ

さまざまの商品が集まったマルシェ、心地よい音楽、そして福島からの温かいメッセージ。モアマルシェは、五感で楽しめる、心温まるイベントでした。地域住民が一体となって楽しんだ「モアマルシェ」は活況のうちに終了し、『UR福島応援マルシェ』も多くの方々のご来場をいただき、福島浜通り地域の魅力を堪能していただきました。ご来場いただいた皆様ありがとうございました。
今後も「URふるさと応援プロジェクト」として、地域の魅力づくりや、まちとまち、ひととひとを繋ぐ取り組みを行っていきます。今後もさまざまな場所でプロジェクトを企画してまいりますので、ご期待ください。

フォトギャラリー

北総線印西牧の原駅

北総線印西牧の原駅

印西牧の原駅前ロータリー

淹れたてコーヒーをどうぞ

牧の原モア、陽の広場天窓

MAKINOHARA TABLE

雲一つない快晴!

HOT甘酒あります!

メリークリスマス

北総線の線路沿いに並ぶソーラーパネル

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