街に、ルネッサンス UR都市機構

BATON PARK2024- KAWABATA-RYOKUDO -

2024年10月19日、東京メトロ「大手町」駅からすぐの大手町川端緑道で開催された「BATON PARK2024」(開催期間10/14~26)に”URふるさと応援プロジェクト”による「UR東北復興マルシェ」が出店しました。「BATON PARK」とは神田と大手町を繋ぐ川端緑道を素敵な未来の街を創るために“過ごし方”を試行錯誤するチャレンジ空間です。未来の川端緑道にフィットした過ごし方を見つけ出す社会実験の様子とフェスをテーマとした“ショップゾーン”に出店した『UR東北復興マルシェ』の様子をレポートいたします。

大手町川端緑道を行き交う人々に東北地場特産品産の魅力を発信

URふるさと応援プロジェクト”の一環として出店した『UR東北復興マルシェ』では、URが行う東日本大震災の復興まちづくり支援事業でつながりのある岩手県・宮城県・福島県の地場の特産品が集められ、魅力ある商品がずらりと並びました。
当日は好天に恵まれ、緑道を散歩がてらに訪れたファミリーや近くのホテルに滞在された外国人観光客など、多様なお客様が来場され、各県の特産品に初めて目にする方も多く、商品を手に取りスタッフの商品説明に耳を傾ける光景がみられました。

岩手・宮城・福島3県の魅力が詰まった商品がずらり

岩手県・福島県と宮城県の2つのテント屋台が設けられ、それぞれに、地場で獲れた新鮮素材を独自の工夫で加工した商品や新たな製法で生み出された商品・製品など魅力的な商品がずらりと並びました。

<岩手県ブース>
岩手県釜石市からは、「藤勇醸造株式会社」の本醸造醤油を使用したスープに縮れ麺の「釜石らーめん」、釜石地酒の大吟醸酒粕を使用しサーモンを丁寧に焼き上げた「トラウトサーモン 大吟醸粕漬焼き」が販売されました。
久慈市からは「平庭高原」の白樺樹液を使った「飲む白樺樹液」と「白樺ドロップス」、岩手県産100%純粋はちみつの「平庭高原はちみつ3種セット」が販売されました。

宮古市からは、「三陸鉄道株式会社」の飲料水と加工食品、オリジナルグッズが販売されました。石灰岩層で自然濾過された「三鉄龍泉洞の水」、三陸の魚介類のだしが詰まった「海だけの炊き込みごはんの素」、岩手県産骨付鶏手羽が丸ごと入った「三鉄チキンカレー」、岩手県産の海藻と削りぶしを使用した「とろろ昆布のお吸い物」などなど。オリジナルグッズは、36-100形車両が入った「さんてつミニハンカチ」、開業40周年記念の「三陸鉄道開業40周年記念バッジ」、リアス線オリジナルの「列車型目覚まし時計」、36-700形車両の「列車型ペンケース」など魅力満載です。

<福島県ブース>
福島県喜多方市からは、「山中煎餅本店」の国産コシヒカリ米100%使用の「コシヒカリたまりせんべい」と「コシヒカリ会津山塩せんべい」、ラーメンスープと粗挽き胡椒で味付けした「喜多方ラーメンせんべい」、喜多方伝統の厚焼き「喜多方たまりせんべい」、ひと口サイズの「こたまりせんべい」などが並びました。
同じ喜多方市「APJ株式会社」からは、大粒の会津産100%手剥きピーナッツをカリッと揚げて、スパイスを絡めた「アイヅピーナつまみ」が3種の味で用意されました。

大熊町からは「おおくままちづくり公社」の大熊町産酒米五百万石を使った上品な甘酒「帰忘郷あまざけ」、大熊町マスコットキャラクターのシルエットがかわいい「まあちゃんマフラータオル」やキャラクターが刺繍された「タオルハンカチ」、キャラクターの「アクリルスタンド」が並びました。

双葉町からは「浅野撚糸株式会社」の心豊かになる(抱きしめられている)ような思いが込められ、日本の繊維技術を結集したタオル「ダキシメテフタバ」のエニータイム・フェイスタオル・赤べこなでしこの各サイズが販売されました。

<宮城県ブース>
宮城県は女川町の「株式会社鮮冷」から、地場の魚介を活かしたカレー「タイ風グリーン鯖カレー」などの4種、食べるラー油の「ごろっと旨辣 焼鯖」、貝ひもを有効活用した「ホタテ貝ひものガリバタ醤油」が販売されました。
石巻市「富士國物産株式会社」では、厳選された三陸産の肉厚なわかめ「金華カットわかめ」と焼きばらのりととろろ昆布がブレンドされた「焼のりとろろ」が販売されました。
塩竈市「間宮商店」は、ごろっとサイズの干物が入った「うみ茶漬け 金目鯛」「うみ茶漬け銀鮭」「うみ茶漬けカマス」の3種を用意しました。

石巻市の「株式会社木の屋石巻水産」では、熟成した厚切り牛たんの「牛たん粗挽きスパイスカレー煮込み」と「牛たんデミグラスソース煮込み」、鯨肉すじを大和煮にした「鯨のすじ煮」、玉こんを金華さばダシで煮込んだ「いか入り玉こん」が販売されました。
同じ石巻市「マルナカ遠藤水産」は、わかめや昆布の根元を使った「十三浜昆布入りわかめスープ」を販売。
塩竈市の「燻製工房おが太郎」は、燻製したナッツを塩竈の藻塩のみで味つけした「ウイスキーオーク燻製ミックスナッツ」「サクラチップ燻製ミックスナッツ」を販売しました。
同じ塩竃市の「武田の笹かまぼこ」では、業界初の「canささ 笹かまアヒージョ」や「canささ 牛タンアヒージョ」をご用意。
気仙沼市からは「三陸フィッシュペースト株式会社」が、コンニャク由来「たらきち」と独自製法で長期保存が可能な「旅するかまぼこ」5種を販売しました。

来場者の皆さんと「まち」を考えるワークショップ

『UR東北復興マルシェ』と隣り合わせに設けられたURのブースでは、「URまちづくりワークショップ」が開催されました。
来場者に会場である大手町周辺での「あなたの推しのスポットを教えてください」と「大手町にあったらいいなぁ大募集!」を付箋に書いていただき、マップのパネルに貼りこんでいただきました。
「推しのスポット」では、おススメの飲食店やプレイスポットなど、「大手町にあったらいいなぁ」では、Wifiスポット、ボルダリングの施設、3×3のバスケットコート、常設的なテラスBARが欲しいなどのご意見が寄せられました。
今後も、このようなワークショップや様々な活動を通し、いただいたご意見を反映・参考にしながら、よい“まち”づくりができるよう取り組んでまいります。

5つのゾーンで楽しむ空間が用意されたBATON PARK

会場は、「エントランスゾーン」、「ショップゾーン」、「賑わいゾーン」、「リビングゾーン」、「プレイ/イベントゾーン」と5つのゾーンに分かれ、それぞれの楽しみ方ができる空間が用意されました。その5つのゾーンをご紹介します。

<エントランスゾーン>
エントランスゾーンには、会場全体図のマップサイン、BATON PARKのビッグサインと芝広場が会場入り口に設けられていました。

<ショップゾーン>
地域産品を扱うアンテナショップやベーカリー、神田の老舗店舗等の計22 店舗が日替わりで出張出店。その1店舗として『UR東北復興マルシェ』も出店しました。

<賑わいゾーン>
テーブル・チェアや水辺の見えるカンター席、テントやタープ、ストリート本棚などが設置されたほか、キッチンカーも登場し、休憩スペースや屋外ワークスペースとして活用されました。

<リビングゾーン>
芝生の上でくつろいだり、卓球やボードゲームなどファミリーで楽しめるスペースが用意されました。また、ステージでは音楽ライブが開催され、ライブ以外の時間帯は「フリーピアノ」として利用されました。

<プレイ/イベントゾーン>
木製玩具や木製の遊具、段ボール工作キャタピラ、そして、クルマが滑り台になったりと遊び心満載で芝生の上で思い切り遊べる空間が用意されました。小さなお子さんも思い切り楽しんでいました。

フォトギャラリー

会場入り口BATON PARKビッグサイン

インフォメーションカウンター

ショップゾーンの遊び場

ストリートライブラリー

べびーかすてらのキッチンカー

リビングゾーン

リビングゾーンでボードゲームも

「藍の会」ショップブース

「ふくい食の國291」ショップブース

「アナザー・ジャパン」ショップブース

「UR東北復興マルシェ」ショップブース

リビングゾーンに設置されたハンモック

ステージのフリーピアノで演奏

プレイ/イベントゾーンの移動式遊び場

ハーブ摘み取り体験

賑わいゾーンのソトオフィス

ソトオフィスの水辺カウンター

ソトオフィスのテント&テーブル

親子で段ボール工作キャタピラにトライ

遊び場のクルマが滑り台に

トランポリンやハンモックで自由に遊ぶ

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