街に、ルネッサンス UR都市機構

プレイス・ゲームガイドの公開

2021年07月21日

プレイス・ゲームガイドの公開画像

 
独立行政法人都市再生機構(以下、UR都市機構)は、一般社団法人ソトノバと共同研究を行い、プレイスメイキングのプロセスの1つである対象とする公共空間を統一的な視点から評価し、課題を特定する「プレイス・ゲーム」のガイドブック「プレイス・ゲーム|プレイスメイキング・ガイド」を作成、公開しました。
今後とも、実際の取り組みを通じて得られた成果や課題を踏まえて内容を更新し、UR都市機構のプレイスメイキングやまちづくり等に活用していく予定です。

「プレイス・ゲーム」について

先進的にプレイスメイキングに取り組むアメリカのNPO団体のPPS(Project for Public Spaces)が提唱するプレイスメイキングでは、公共空間活用の方向性を検討するため、複数の関係者とともにその場の評価と課題の抽出を行うことができるツール「プレイス・ゲーム」を取り入れていります。「プレイス・ゲーム」は、誰でも簡単に行うことができるワークショップとなっており、快適さとイメージ、アクセスと接続、社会性、利用と行動快適さ、アクセスの利便性、地域経済の創出、コミュニティ活動等といったの4つの観点から既存の公共空間を評価し、課題を特定します。

「プレイス・ゲーム プレイスメイキング・ガイド」について

この「プレイス・ゲーム」はアメリカで開発されたため、日本での適用には文化の違いなどを考慮する必要がありました。
そこで、今般の共同研究では、「プレイス・ゲーム」を実践するためのマニュアルをまとめた上で、日本に適用させたガイドブックを作成しました。この「プレイス・ゲーム|プレイスメイキング・ガイド」は、専門家でなくても簡単に始められるツールになっているため、プレイスメイキングの早い段階から一般の方に参加していただき、公共空間の評価や課題について議論し共通認識を持つことが可能です。「プレイス・ゲーム」によって得た共通認識をもとに、より一層ユーザー目線での居心地の良い居場所づくりを検討できます。

記者発表内容

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