街に、ルネッサンス UR都市機構

宮城・福島震災復興支援本部から(2018年01月)

2018/1/28

双葉町中野地区で工事に着手しました

1月28日(日)、双葉町中野地区一団地の復興再生拠点市街地形成施設事業の起工式が行われました。当事業は、施行面積49.6ha、事業完了を平成32年度に予定しています。

<鍬入れを行う関係者>
鍬入れを行う伊澤双葉町長(右から5人目)、UR中島理事長(左から5人目)、吉野復興大臣(右から4人目)
<地区の現況>

式典で伊澤史朗双葉町長は「中野地区復興産業拠点は、福島第一原子力発電所の最寄りの産業団地となるものですので、町の復興の原動力となることはもちろん、福島県、ひいてはわが国の原発事故からの復興のため、安全・安心な廃炉の推進等にぜひ役立てていきたいと考えている。双葉町の復興はまさにここからがスタート。双葉町の本格復興に向けてはまだまだ多くの時間と、関係者の皆様のご理解とご協力が必要不可欠」とあいさつされました。

<あいさつする伊澤双葉町長>

中島正弘UR理事長は「東日本大震災の発災以来、URの最優先事業として震災復興事業に取り組んできた。原子力災害からの復興に向け、これからも、復興やまちづくりで培ったノウハウを総動員し、全力で取り組んでいきたい。」と述べました。

<あいさつするUR中島理事長>

来賓祝辞で吉野正芳復興大臣は「双葉町では、復興に向けた第一歩が中野地区で始まることに大変嬉しく思っている。昨年9月に特定復興再生拠点の第1号として双葉町の計画認定を行った。双葉町では働く拠点と住む拠点がこれから動き出すが、まだ第一歩に過ぎない。双葉町の復興が目に見える形となるよう、私も皆さまと一緒に全力で取り組むことを約束する。」とあいさつされました。

<あいさつする吉野復興大臣>

URは、双葉町と復興拠点整備推進に向けた覚書を平成28年9月に交換し、復興まちづくりの事業化に向けた技術支援を開始しました。当地区においては、昨年3月に都市計画決定、7月に事業認可告示を経て、10月に同町からURが一団地事業を受託しました。

中野地区復興産業拠点は、双葉町の復興の先駆けとして「新たな産業・雇用の場」を整備し、復興する姿を広く発信することで町への人の流れを創出する役割を担います。アーカイブ拠点施設及び産業交流センターの立地がすでに決まっており、今春には廃炉関連企業等の誘致が始まる予定です。

<伊澤双葉町長(左)、UR中島理事長(右)>

URは双葉町の復興促進に向け、全力で取り組んでまいります。

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