街に、ルネッサンス UR都市機構

宮城・福島震災復興支援本部から(2017年04月)

2017/4/11

女川町新庁舎の建設工事が始まりました。

4月11日(火)、URが発注及び事務的支援を実施してきた女川町新庁舎建設の起工式が執り行われました。

<女川町中心部地区(平成29年4月撮影)>

被災前の町役場は、昭和47年11月に整備され、40年近く行政拠点として使用されてきましたが、東日本大震災で庁舎3階の天井付近まで津波が押し寄せたことで全壊。そのため、現在は旧女川第二小学校遊具跡地の3階建てプレハブ仮設庁舎で業務をしています。

新庁舎は、津波等の被害を受けた役場庁舎、生涯学習センター、保健センター及び子育て支援センターを安全な高台へ移転・集約した複合施設となります。
地上3階、地下1階の延床面積8,390.85m²の施設で、完成予定は平成30年9月。
JR女川駅や駅前商店街のある低地と高台の住宅地を、機能的・景観的に「つなぐ」役割をします。

<外観イメージ(敷地北東側から)>(女川町提供)
<敷地面積21,270.41m²の建設地>

式典で須田義明(よしあき)女川町長は「行政の中心的役割を担っていく施設。住民のさまざまな拠点として、約1年半掛けて整備を進める。この土地のために移転のご協力をいただいた方もいる。スタートに立てた喜び以上に、責任に対し意を決して臨んでいかなければならないという覚悟の、両方の感情を抱いている。」とあいさつされました。

<あいさつされる須田女川町長>
<玉串奉奠するUR佐分本部長>

URは、引き続き、一日も早い女川町の復興に全力で取り組んで参ります。

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