復興支援だより 宮城・福島震災復興支援本部から

東日本大震災の復興支援について現地の姿をお伝えします。

2017年03月

2017/3/14

かどのわき復興まちびらきイベントが開催されます。

宮城県石巻市とURとの協力協定のもと、復興土地区画整理事業として整備している新門脇地区において、地区内で整備する復興公営住宅(151戸)が昨年12月に完成し、宅地や道路についてもほぼ完成いたしました。
それを祝して、3月19日(日)、石巻市とかどのわき町内会が主催して、「かどのわき復興まちびらきイベント」が開催されます。
 当日は、大型テント内でステージ・出店を行うので、寒さも心配なく楽しんでいただけます。是非、復興に向けて大きく変貌した新門脇地区を見に来てください。

2017/3/03

南三陸町志津川地区で「さんさん商店街」がオープンしました!

3月3日(金)、南三陸町志津川地区でさんさん商店街がオープンしました。日用雑貨から生鮮食品、お土産などを扱う小売店舗から、理髪店や整骨院などのサービス業の店舗まで、合計28店舗が軒を並べています。

テープカットの様子

<テープカットの様子>

さんさん商店街は、東日本大震災による被災で営業が困難となった町内の店舗が集まり、仮設店舗で営業し、まちの復興の象徴となっていましたが、約10Mかさ上げした地に新たに常設の商店街としてオープンしました。 商店街の設計は、新国立競技場の設計に取り組まれている隈研吾建築都市設計事務所が手がけていて、南三陸町らしい温かみのある場所となるように設計されているとのことです。

「さんさんの日」にオープンした南三陸志津川さんさん商店街

<「さんさんの日」にオープンした南三陸志津川さんさん商店街>

式典では、主催者代表あいさつとしてさんさん商店街の三浦商店会長が「関係者の皆さまには感謝に堪えない。さんさん商店街は、地元の皆様に足を運んでもらい、楽しんでもらえるまちを目指す。町の森・里・海、そして人、これらの発信拠点となる。創造的復興を目指し、時代を背負う覚悟で元気に邁進していきたい」と関係者へのお礼の言葉とこれからの決意を述べられました。
佐藤仁(じん)南三陸町長は「さんさん商店街を早期まちびらきエリアとして整備し、関係各社には無理難題を言ったこともあったかもしれない。心から感謝申し上げる。また、商店街の店主にも弛まぬ努力に敬意を表する」とあいさつされました。

あいさつされる佐藤町長

<あいさつされる佐藤町長>

建築家の隈研吾氏は「最初に仮設商店街に訪れた時、人間の香りのする良いところだな、仮設でこんなにいい雰囲気なので、本設ではもっとヒューマンで海が近く感じられるものにしようと取り組んだ。例えば、店内外の人がうまく混ざるように商店に縁側を付属させたこと、南三陸の海をいっぱいに感じられるように建物を配置した点が特徴だと思う。また、地元の木材である南三陸杉をふんだんに使っているので木の香りのする温かさを感じてもらえたらうれしい。さんさん商店街はまちの皆さまの思いが結実して完成したものだと思っている」と祝辞を述べられました。

商店街の中央にある多目的スペース「さんさんコート」で建築家の隈研吾氏

<商店街の中央にある多目的スペース「さんさんコート」で建築家の隈研吾氏>

八幡川右側はさんさん商店街などなりわいの中心となるエリア、川の左側は防災対策庁舎を含む震災復興祈念公園として整備されます。

<八幡川右側はさんさん商店街などなりわいの中心となるエリア、川の左側は防災対策庁舎を含む震災復興祈念公園として整備されます。>

志津川地区は、町の基本方針のもと、安全な住まいの復興を最優先に整備してきましたが、昨年12月までに高台の住宅地が全て完成し、また、本年3月20日には最後となる災害公営住宅が完成しました。 一方、なりわいの復興に向けても、拠点となる商業・産業・観光などの用地の早期引渡しを進めており、この「南三陸志津川さんさん商店街」は、街に人が集まり、にぎわいとなりわいが戻る大きなきっかけになりました。
URは、これからも南三陸町の一日も早い復興にむけて全力で取り組んでまいります。