復興支援だより 宮城・福島震災復興支援本部から

東日本大震災の復興支援について現地の姿をお伝えします。

2016年10月

2016/10/23

石巻市駅北通り一丁目地区災害公営住宅で防災訓練を実施

10月23日(日)、URが整備をして昨年10月に入居が始まった石巻市駅前北通り復興住宅にて、団地会による防災訓練が行われました。

イベントの様子

<イベントの様子>

この取り組みは、団地にお住いの皆さまに防災意識の向上と団地内に設置された防災設備を認識・確認してもらうことを目的に、同日に行われた石巻市総合防災訓練に時期を合わせて団地内の広場にて実施されました。当日は、当団地が市の防災訓練で町内会の避難場所になっていたこともあり、町内会の方も参加して約30名が芋煮を囲みながら、団地内に設置されたかまどベンチや防災トイレの組み立てと、非常時の活用について学びました。
URはかまどベンチの火おこしや防災トイレの組み立てのデモンストレーションを協力しました。

防災トイレの組み立ての実践は特に参加者の興味を引きました

<防災トイレの組み立ての実践は特に参加者の興味を引きました>

石巻市内でコミュニティーカーシェアリングの普及に取り組む日本カーシェアリング協会も参加され、電気自動車(EV)を利用して淹れるコーヒーが振舞われました。

電気自動車(EV)は非常時の電源になります

<電気自動車(EV)は非常時の電源になります>

芋煮の準備・配膳をする参加者

<芋煮の準備・配膳をする参加者>

事前準備に始まり当日の芋煮の調理から配膳まで、団地にお住まいの方を中心に行われました。今回の取り組みでは、非常時の対応について話し合う機会となったほか、団地にお住まいの方と地域の方との交流の場にもなりました。

参加者からは、「団地内に知り合いが少なかったが、今回参加したことで知り合いが増えてとても嬉しかった。今後もこのようなイベントがあると良い」「災害が起きたときには自分たちで防災トイレなどを組み立てなくてはいけないので、組み立て方を実際に見ることができて良かった」などの感想がありました。
また、前団地会長からは開会のあいさつで、「集会所でお茶会などの交流会を開催しているが、入居者だけでは準備が大変と感じることもあった。今回はURに手伝っていただいたことで、沢山の人に集まってもらえるイベントを開催でき、とても感謝している」との言葉をいただきました。







2016/10/02

いわき市薄磯地区で住民向け現地見学会を開催

10月2日(日)、URが復興支援を進めるいわき市の薄磯地区において、地元の薄磯区主催により現地見学会が開催されました。

見学会会場となった薄磯地区高台エリア

<見学会会場となった薄磯地区高台エリア>

この現地見学会は、高台エリアの造成工事がすすむなか、完成宅地の引渡しを受ける前に「新たな住宅の建築計画の参考にしたい」「高台からの眺望等を事前に確認したい」との住民の方々の声を受け、地元の薄磯区が主催したものです。当日は約80名の方が参加され、いわき市、UR、豊間・薄磯震災復興JVが工事の進捗状況や今後の進め方を説明し、造成が進んでいる高台エリアを参加者の方に見ていただきました。

工事担当者から工事の進捗状況などの説明を聞かれる参加者のみなさん

<工事担当者から工事の進捗状況などの説明を聞かれる参加者のみなさん>

宅地の整備状況など熱心に聞かれている参加者のみなさん

<宅地の整備状況など熱心に聞かれている参加者のみなさん>

それぞれ自宅の再建を予定している区画の工事の進み具合などを確かめていました

<それぞれ自宅の再建を予定している区画の工事の進み具合などを確かめていました>

造成が進む高台エリア

<造成が進む高台エリア>

この高台エリアからは、海水浴場で賑わった薄磯の海を見ることができます

<この高台エリアからは、海水浴場で賑わった薄磯の海を見ることができます>

高台エリアから臨む造成中の薄磯地区と塩屋埼灯台

<高台エリアから臨む造成中の薄磯地区と塩屋埼灯台>

参加者の方は、「新しい宅地を見ることができてよかった」「早く家を建てたい」、また、薄磯区の鈴木区長さんは、「1日でも早く家を建ててもらって、もとの町に戻したい」と復興に向けた思いを話されていました。

URは、被災された皆様からの期待を励みに、今後もいわき市の復興に向け尽力いたします。