街に、ルネッサンス UR都市機構

宮城・福島震災復興支援本部から(2019年2月)

東日本大震災の復興支援について現地の姿をお伝えします。

2019/2/26

南三陸町志津川地区に平均津波高さを記す標柱を設置しました

平成31年2月26日(火)、URが南三陸町から受託し整備を行っている志津川地区において、南三陸町、飛島・大豊・三井共同建設コンサルタント南三陸町震災復興事業共同企業体、UR都市機構が東日本大震災時の志津川地区の平均津波高16.5mを記した標柱を設置しました。設置作業には志津川地区まちづくり協議会メンバーである町民の方々8名が参加しました。

<設置された標柱>

この標柱は志津川地区の復興事業に伴う高台造成工事によって発生した杉材を活用していますが、東日本大震災の津波被害の記憶の語り継ぎを行う取組み『津波高標示プロジェクト』として平成26年度に企画されました。
志津川地区で行われる復興土地区画整理事業では当時の地盤から約10mの嵩上げ行ったことで『津波に強いまちづくり』が行われました。その一方、地形変化に伴う『記憶の風化』を防ぐことがハード整備と同じく重要になります。本プロジェクトでは、あえて木製の標柱とし、木材が朽ちた際に地元の皆さまがその標柱を更新するたびにこの地を襲った津波の記憶を何世代にも渡って語り継いでいくよう願いが込められています。
今回設置した4本の標柱はいずれも人目に付きやすく、高台へ逃げる動線上に配置してあります。このうち1本((1)上の山緑地公園入口)については志津川地区まちづくり協議会メンバーと協働して設置しました。

<標柱設置箇所 (1)上の山緑地公園入口 (2)新松原公園避難階段 (3)地区外町道 (4)高台避難道路>

標柱設置の際、南三陸町復興推進課長の『津波が押し寄せた記憶を伝えることで未来の方々の命を守る取組に繋がる』との挨拶の後、協議会メンバーの皆さまが杉材に平均津波高16.5m等を示すパネルの下穴空け・ビス留め・本締めなど一連の作業を行いました。

<メンバーが交代でパネルを取り付ける様子>
<完成した標柱を見る協議会メンバー>
<参加者の集合写真>

志津川地区では平成28年度に高台住宅用地が完成し、低地部の復興土地区画整理事業では平成31年3月に換地処分を迎えることができました。商業施設や業務施設の再建は徐々に進んでいます。

<志津川中心市街地の航空写真>

URは引き続き平成32年度の南三陸町の復興事業完了に向けて全力で取り組んでまいります。

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