復興支援だより 宮城・福島震災復興支援本部から

東日本大震災の復興支援について現地の姿をお伝えします。

2015年11月

2015/11/25

東矢本駅北地区災害公営住宅(市営あおい住宅)第Ⅱ期で入居開始

11月25日(水)、東松島市の市営あおい住宅(第Ⅱ期)で入居が始まりました。当住宅は、被災地区からの移転先としてURが東松島市から受託して整備した区画整理事業地区である東矢本駅北地区(あおい地区)内にあり、第Ⅰ期47戸に続く、5階建て2棟からなる77戸の集合住宅です。

この市営あおい住宅(第Ⅱ期)は、あおい地区内で唯一の中層住宅であり、地区のランドマークとなる当住宅の外壁は、2階以上には空に映えるホワイトを使用し、1階部分には周辺の住宅と統一感をだすためにブラウンを用いています。また、敷地内には入居者や地域住民の交流となる広場やベンチ、北棟には集会所を設けています。災害時への備えも施されていて、停電時には共用廊下の照明や、集会所等に電力を供給できるように各棟の屋上に太陽光パネルを設置しています。

写真:あおい地区の計画概要。赤線で囲まれた部分が今回竣工した第Ⅱ期

<あおい地区の計画概要。赤線で囲まれた部分が今回竣工した第Ⅱ期>

写真:市営あおい住宅(第Ⅱ期)の外観

<市営あおい住宅(第Ⅱ期)の外観>

写真:あおい地区内の自立再建地区。既に完成した住宅も多く、新しい生活が着々と始まっています

<あおい地区内の自立再建地区。既に完成した住宅も多く、新しい生活が着々と始まっています>

写真:あおい二丁目公園(中央手前)の隣(奥側の赤丸部分)には第Ⅲ期の災害公営住宅の整備も進んでいます

<あおい二丁目公園(中央手前)の隣(奥側の赤丸部分)には第Ⅲ期の災害公営住宅の整備も進んでいます>

当日は東松島市主催で鍵引渡し式が行われました。
東松島市の阿部秀保(ひでお)市長は「あおい地区は利便性の高い環境が備わっている。今年5月末に全線開業した仙石線の東矢本駅の側に位置し、通勤通学が便利なことに加え、公共施設やスーパーにもアクセスが良い。今後は、被災直後から日本国内に限らず世界からも支援をいただいて今日を迎えられたことを忘れず、支援者に頑張っているなと感じてもらえるまちづくりを進めていきたい」とあおい地区の魅力とこれからのまちづくりへの抱負を述べられました。

写真:あいさつされる阿部市長

<あいさつされる阿部市長>

続いてUR宮城・福島震災復興支援本部の稲垣満宏(みつひろ)本部長は「入居者の皆さまには大変お待たせをした。また、工事にあたっては、工事関係者をはじめあおい地区と周辺地域の住民の皆さまには多大なるご協力いただいたことに、この場を借りて改めて感謝を申し上げたい。整備を進めている第Ⅲ期、第Ⅳ期の災害公営住宅についても、一日でも早くご入居いただけるように、引き続き全力で取り組んでいきたい」と感謝の意と引き続き整備を進めるにあたっての決意を述べました。

写真:あいさつするUR稲垣本部長

<あいさつするUR稲垣本部長>

その後、入居者代表から「4年8ヶ月避難生活が続いていたが、今日という日を待ちわびていた。感謝の気持ちしかない。これから入居者や周辺住民の皆さまと明るく仲よく新たな生活を始めたい」と入居にあたっての喜びの声を聞くことができました。

写真:入居者代表(真ん中)へ鍵の引渡しが行われました

<入居者代表(真ん中)へ鍵の引渡しが行われました>

写真:集会所前でのテープカット

<集会所前でのテープカット>

URは引き続き、第Ⅲ期と第Ⅳ期の災害公営住宅の竣工に向け、取り組んで参ります。