
INTERVIEWインタビュー
どこにいてもURでは、
チームで仕事ができる。
技術系総合職・建築 N.N2016年入社(中途)/ 神奈川県出身
2020年10月取材
「独立行政法人」という堅いイメージが、面接で180度変わった。
地元が横浜ということもあり、小さい頃から、まちづくりに興味がありました。父は職種こそ違えども、沿線開発の仕事をしており、そのような環境も興味を持った理由だと思います。大学時代には建築の仕事をしたいと考えてはいましたが、自分自身、どんな仕事をしたいのか方向性が定まっておらず、まずは建築を知るために現場に一番近いところで働こうと思ったので地方の建設会社に就職しました。そんな私からすれば、UR は「独立行政法人」という名のとおり、いわゆる「お役所」と言われるような堅いイメージの会社でした。
しかし、面接時にその印象が180度変わりました。面接官の方がとてもチャレンジ精神にあふれた方だったからです。入社後、その方と何度かお会いしたことがありますが、やはり魅力的な人でした。私は前職時代に現場で職人として10年、そして営業で1年と経験してきましたが、そのことについて「他の人にはない経験こそ生かしてほしい」と声を掛けてもらえた時、URで頑張ろうという気持ちになりました。
正直、最初に震災復興事業への異動の知らせがあった時は、家族と離れて単身での異動ということもあり迷いもありました。しかし、尊敬する上司に「何もかも初めてだらけの現場だから経験になる。行っておいて損はない」と言われて、決心がつきました。この異動により新しい出会いがありましたし、原発被災地の現状を肌で感じることができました。今ここでしかできない貴重な経験を、今後自分の糧として活かすことができるようにしたいと思っています。

建築は建てて終わりではない。
現在は建築の計画部門で、原発被災自治体の復興支援業務に参加しています。具体的には、建築の技術者が少ない被災自治体において、大熊町が検討しているまちの姿を形にしていく仕事です。実際に施工するというよりは、大熊町と施工業者との協議のサポートやそれに伴う計画を支援する立場で仕事をしています。復興という意味では目に見える物を整備することも必要な要素だと思いますが、その整備した建築物がどのように使われていくのか、その先にどのようにつなげていくのかを考えながら発注者支援というハードの側面から支援をしています。
どんな仕事においても様々な葛藤が起こることがありますが、自分自身が仕事をする上で大切にしていることは、自分の考えや意見に筋を通すことを心がけています。自分の発言には、絶対に筋道を立てて話したいと考えています。なぜなら、そうすることで芯がブレなくなるからです。自分に嘘をついた仕事はしたくありませんし、言われたからやる、みたいなことだけはしたくありません。常に芯があれば、何か指示があった際にも、自分の考えを軸にした行動を取ることができます。
また、それでも迷う時がありますが、支えてくれる人が多いのも、また、URという組織の魅力的なところだと思っています。自分のことを気にかけてくれる人がいるというだけで、日々の仕事を頑張り、踏ん張れるものです。自分自身、職場の人たちにとって、そういう同僚であり続けられるようにと考えています。

仕事のオン・オフがはっきりしているので、仕事に全力で取り組める。
転職してよかったと実感する瞬間が、ほかにもあります。それは、家族との時間が確実に増えたことです。休日は余程のことがない限り電話が鳴ることもないので、しっかりと休息が取れます。ありのままに言えば、すごく風通しの良い組織だな、と感じました。仕事のオン・オフがはっきりしているため、プライベートも仕事もとても充実しています。
URの業務範囲はとても広く、団地再生、震災復興や都市再生など社会的意義のある仕事も多く経験できます。自分一人でできることは限られていますので、組織という大きなチームで目的達成に向け邁進し、その中で自分に何ができるかを考えながら仕事をしていきたいです。今は復興というフィールドで、大熊町の思いをどのようにしたら実現できるか、そしてそのためにURに何を求めているのか、そして自分には何ができるかを常に考えながら仕事をできればと思っています。

1日のタイムスケジュール例
- 09:15出勤、メールチェック、資料作成
- 11:00課内にて資料確認
- 12:00昼食
- 13:00資料修正
- 16:00相手方(町)との情報共有
- 17:40退勤
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