技術系総合職・土木(設計)A.T|人を知る|中途採用サイト|UR都市機構

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INTERVIEWインタビュー

土木がつくるのは、
地域が元気になるスタートライン。

技術系総合職・土木(設計)A.T2009年入社(新卒)/ 神奈川県出身

2020年10月取材

賃貸住宅

暮らしの場が、いつしか仕事の場に。

私にとって、URの団地は中学校まで住んでいた場所。団地の思い出は楽しいものばかりで、地元の駅も商店街も活気がありました。一方で、少し離れた地域に行くと、高齢化が進み、大学生になる頃には元気のない商店街もあって「そういう街をもっと活性化させるにはどうすればいいのだろう」と考えていました。

そんな時、URが団地だけでなく街づくりも手掛けていると知り、「少しでも地域活性化に貢献したい」と入社を決意したのです。

入社後は希望が叶い、都市再生本部に配属され基盤計画や設計業務を2年ほど経験。その後、賃貸住宅事業に転身し、東京・神奈川エリアの団地再生事業や保全維持業務、本社で各支社の管理業務などのサポート業務に携わり、現在まで土木担当としてキャリアを積んできました。

高度経済成長期に続々と建てられたURの賃貸物件は今、転換期を迎えています。全国で今の時代にフィットした総合改修・建替・保全が計画されていて、土木担当はそうしたあらゆるプロジェクトのスタートを手がける存在。私たちの仕事が、地域が元気になるための第一歩とも言えます。経験を重ねてそのやりがいに目覚めてからは、団地再生の仕事がより一層楽しくなっています。

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土木から次の工程へ、確実にバトンを渡せるように。

土木の仕事は決して派手ではありません。人の目には映らない宅地造成や道路、排水などの基盤整備がメインですから、まさに「縁の下の力持ち」というポジションです。一方であらゆる建替・保全プロジェクトに関わるため、活躍の機会が豊富なのも特徴のひとつ。私自身、現在は洋光台北団地の建替事業をはじめ、既存団地の一部土地売却や地主の方への返却に向けた整地計画、商業施設や高齢者施設の誘致を目指すプロジェクトなど、複数の案件を担当しています。

どの案件でも計画担当と密に連携し、まずは企画段階で設計・工事に要する予算総額の算出。そして計画担当が算出した収益計画と照らし合わせて実現性を検討していきます。計画担当からゴーサインが出た後は、測量~設計~工事と全てのフェーズに関わっていくわけですが、インフラ整備を担う私たちの基本姿勢は「安全第一」。後に続く建築計画にスムーズにバトンを渡せるような設計を行い、確実に、速やかに仕事を進めていきます。

安全性やスピード感を高めるために、私が大切にしているのが「人」に向き合うこと。社内では建築・造園・設備担当とこまめにやりとりを重ね、社外では設計コンサルタントや建設会社と綿密に調整を行います。業務では社内外の多くの人と調整を行うため、些細なことでも相談しあえる関係をつくることを心がけています。その結果、真新しい道路が完成した時や、見上げるような建物をきれいに解体して、目の前の広い敷地に次は何ができるかを想像した時は、充実感が大きいですね。

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風通しのいい環境で、自分らしい活躍を。

日々、各方面とコミュニケーションを取っていて感じるのは、「URって本当に風通しが良いな」ということ。思い返せば新人時代も、右も左もわからない私の質問を上司が一つ一つ答えてくれて、「一緒に現場を見に行こう」と時間を割いてくれたり、他部署の上司も相談事があると自分の作業を止めて耳を傾けてくれたりと、面倒見のいい方ばかりでした。

そうした良い文化を自分も受け継いでいこうと、入社3年目からは後輩指導にも注力。教育係を担った新人が成長して、いい評価を受けていると自分のことのように嬉しくなりますし、自分も更に頑張ろうとモチベーションも高まります。

今後の目標は、土木業務で現場の役に立つだけでなく、若手の技術力向上や働きやすい環境づくりなど、社内でも「縁の下の力持ち」として活躍の場を広げていければと思っています。後輩指導以外にも、新しい団地像に求められる新しい管理方法を模索するなど、これまでのキャリアを活かして社内のアップデートにも貢献していければ嬉しいですね。

こうした自分らしい活躍の仕方を見つけられるのも、URの自慢できる点。上司も部下の意見を尊重してくれますし、今後入社される方には、これまでの経験と自分なりのアイデアを活かしながら、ぜひ大きなプロジェクトで活躍していただきたいですね。

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1日のタイムスケジュール例

  • 09:15出勤、メール確認等
  • 10:30土木設計コンサル打ち合わせ
  • 12:00昼休憩
  • 13:00工程打ち合わせ資料作成
  • 14:00外出
  • 15:00現場変更設計・工程打ち合わせ
  • 17:40退勤

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